Webサイトについて詳しく解説します
Tipstourでは割とKindleの話題について取り上げているのだけど、僕は実はKindle FireやKindle PaperwhiteのようなKindle端末って持ってないんですよ。
過去に一度買おうかどうか検討したのだけど、iPhoneで読めてしまうので実際のところあまり必要無いなということになって、買わなかったのである。
しかしKindle端末は持っていないけど、Kindle電子書籍はかなりの頻度で利用しています。
そう、意外と知られていないのだけどKindle電子書籍ってKindle端末以外でも読めるんです。
大前提:KindleはスマホでもPCでもMacでも読める
さて、大前提。 Kindleは2015年2月現在で下記のプラットフォームに対応しています。
- Windows PC
- Mac
- Webブラウザ (何故か活字和書は読めない)
- iOS
- Android
WinPC版、Mac版はつい最近正式に対応したばかりで、これにより、更にマルチプラットフォームに対応したといえるでしょう。
Kindle For Macが日本アカウントにようやく対応! 和書が読めるようになって、これはありがたい… | Tipstour
待ってた。 「Kindle For PC」で和書がようやくPC上で読めるようになったよ | Tipstour
Webベースの「Kindle Cloud Reader」は活字の和書が読めず、漫画か活字英書のみ閲覧可能というふしぎ仕様になってますが、その他フォーマットは基本的に全書籍が読める状態です。
WindowsとMac、そしてiPhone/iPadのiOS。 そしてAndroidに対応しているので、ざっくり言ってしまえば「どんな端末でもKindle利用可能」と言ってしまって良いレベルでしょう。
一般的なWebサービスと同様、マルチプラットフォームに対応しました。
認知度低すぎ
つまりKindle端末がなくても、Kindle電子書籍は利用可能ということなのだけど、その事実についての認知度がとても低いな! というのをよく感じます。
「えっ、KindleってKindle端末以外でも読めるの?」という話は、僕が日常的に会話しているなかでも結構話にあがったりするのですよね。
僕がよくKindleの話題をTipstourで紹介しているので「Kindle端末は持っているのかと思ってた!」とすら言われたりもしました。 びっくりするほど認知度が低いんですよね。
確かに、テレビCMなどではKindle端末のCMはよく打っているのだけど、Kindleがマルチプラットフォームであることはあまり積極的に、いやほとんど謳っていないのですよね。 自分から気になって自発的に調べてみないと、マルチプラットフォーム対応だということに気づかない。
(実際のところ、Kindle電子書籍がマルチプラットフォームではないKindle端末オンリーのサービスだった場合、僕はKindle電子書籍を使っていなかったと思う。 専用端末によるユーザの囲い込みは、よっぽど魅力がないと成功しない…。)
戦略的に宣伝していないのか
この認知度の低さの事実を、Amazonのような大企業が知らないわけもないでしょう。
そうなると、やはり戦略的に「Kindle端末以外でも読めること」を宣伝していないと考えるのが普通かもしれない。
やはりAmazonとしてはKindle端末を売りたいというのが当然念頭にあるわけで、そのためには「Kindle端末以外でも読めること」の事実を大々的に広めることはある意味でAmazonのジレンマと言えるのかもしれない。
Kindle利用者宛にメールで新プラットフォームへの対応の告知なんかはしていたりするのだけど、まだまだ大々的にというレベルではないのですよね。
マルチプラットフォームのクラウドサービスなんてこのご時世、当たり前のことになりつつあるわけなので、Kindleももうちょっとマルチプラットフォームの有利性をアピールした方がいいんじゃないかなあ。
Kindle端末のシェア増大には寄与しないかもしれないけど、少なくとも国内での「電子書籍のシェア」を拡大させるという点では利点があると思うのだけど。
まとめ:Amazonが宣伝しないなら僕がしよう
宣伝するかどうかはAmazonの方針次第なので僕がどうこう口をはさむような内容じゃないのだけど、この便利さを広めないのは機械損失なんじゃないのかなと思ったりするのだけどなあ。
サービス内容的には今のところ大きな不満はないし、WinPCでもMacでも利用できるようになってさらに便利になったことは間違いないので、この利点は僕が代わりにTipstourや口コミで宣伝しておきたいですね。
まあ、僕が宣伝して回ったところでその効果はたかが知れているのは間違いないのだけど、クラウドサービス型の電子書籍の便利さはすでに身に沁みて体感しているわけなので、この便利さをもっとみんなも味わってほしいものだと思ってますよ。
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