今年は2016年です。 2016年という表示だけをしたいのであれば手打ちでも、日付表示設定で年号だけ表示するようにしても対応可能ですよね。
が、数値として「2016」という値を自動的に出せたほうが都合が良い時があります。 まあ例えば「今年から○年前は何年か」とか「○○社が創業してから何年か」というようなデータの場合とか。
こういう場合、実際に年をまたぐと結果が崩れてくるので、自動的に2016という数値も2017に変わってくれるとありがたい…という場合がありますよね。
そこで、今年の西暦を数値として表示する関数についてです。
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Year関数を使う
そんなわけで、今回はYear関数を使って下記のような式をセルに入力してみます。
=YEAR(TODAY())
実際に入れてみると、こんな感じで表示されます。
Year関数にはシリアル値、つまり日付の入力が必要です。 この日付の入力部分を手動で入力せずに、今日の日付を取得するToday関数を入力して自動化したというのがこの式ですね。
日付データではなく数値データ
こうして自動的に表示した西暦は数値化されてます。
なので、こんな風にセルフォーマットを円表示にすることも可能だったりします。
いや、意味ないけどね。 数値として表示されていますよ、という証拠です。
来年や去年の西暦を計算する
この方法がわかれば、来年や去年といった西暦を自動表示することも簡単です。
たとえば来年、去年、5年前…というような西暦を表示してみた場合の計算式がこちら。
数値データなので、ただ単に数値をプラス1とかマイナス1するだけで求められます。 簡単。
日付フォーマットの状態で何日後、何年後…というような計算しようとすると、これが意外と大変なんですよね。
シンプルに年数だけでざっくり計算してよいのであれば、この方法の方がわかりやすいのでぼくは好きです。
それでは!
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