Windows系のサーバなどで常時稼働しているものなどで、システム情報の稼働時間を確認したい場合がたまにありますが、確認方法がふたつあります。
その方法について、ご紹介しますね。
目次
方法1:イベントログから稼働時間を確認する
Windows系サーバの場合、イベントビューアに残されるイベントログに毎日昼の12時、Windowsの稼働時間をログに残されるようになっています。
Windowsログ→システム
イベントログの内容はこんな感じです
ソース | EventLog |
イベントID | 6013 |
本文 | システムの稼働時間は **** 秒です。 |
上記のログを確認することで、稼働時間が確認出来ます。
が、正午時点のログしか表示されないこと、クライアント系のWindowsだと出力されないことを考えると、もうひとつの手段で稼働時間を確認してしまう方が手っ取り早いと思われます。
方法2:コマンドから稼働時間を確認する
コマンドプロンプトにて、システム情報を確認する、下記のコマンドを実行します。
OSやハードウェア、適用されているホットフィックスなどの情報を取り込み、情報が一覧表示されます。
(パッチなどが沢山適用されているサーバの場合、一覧が出てくるまでちょっと時間がかかるかもしれません。)
こうして一覧表示される情報の中の『システム起動時間』から、稼働時間のトータルが確認出来ます。
Windows XPや2003 Serverの場合、起動から現在まで経過した時間で表示されます。
逆にWindows7や2008 Serverの場合、最後に起動した日時が表示されるようになっているようです。
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systeminfoコマンドで確認出来る他の情報
このコマンドですが、思った以上に便利な情報がいっきに出力されます。
下記、出力される情報一覧です。
- ホスト名
- OS 名
- OS バージョン
- OS 製造元
- OS 構成
- OS ビルドの種類
- 登録されている所有者
- 登録されている組織
- プロダクト ID
- 最初のインストール日付
- システム起動時間
- システム製造元
- システム モデル
- システムの種類
- プロセッサ
- BIOS バージョン
- Windows ディレクトリ
- システム ディレクトリ
- 起動デバイス
- システム ロケール
- 入力ロケール
- タイム ゾーン
- 物理メモリの合計
- 利用できる物理メモリ
- 仮想メモリ: 最大サイズ
- 仮想メモリ: 利用可能
- 仮想メモリ: 使用中
- ページ ファイルの場所
- ドメイン
- ログオン サーバー
- ホットフィックス (適用されているホットフィックスを全て表示)
- ネットワークカード (インストールされているNICをすべて表示)
BIOSのバージョンなどは、再起動してBIOSを起動しなくてもここから確認出来るので、停止出来ないシステムでの調査だと、重用しそうですね。
以上、ご参考までに!
それでは!
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