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Excelについて詳しく解説します

【Excel】複数シート・複数ファイルを切り替えるショートカットキー【Win/Mac】

この記事では、Excelでの同一ファイル内のシートを切り替えるショートカットと、Excelでファイルを複数開いている時に、それぞれのファイルを切り替えるためのショートカットの2種類を解説します。

 

  当記事の内容は、Microsoft 365のExcel最新版(2405 17628.20110)にて、ショートカット操作を確認しています。

 

同一ファイル内のシートの切り替え

上記画像のように、Excelの同一ファイル内にシートが複数ある場合、マウスクリックでの切り替え以外に、ショートカットを使って切り替えることも可能です。

それぞれ「前のシートに移動」と「次のシートに移動」の2つのショートカットがあります。

前のシートに移動

シート2からシート1といったように、前のシートに移動をする場合は、Ctrl + Page Upで行います。

Macの場合は、option + ←のショートカットで同様の動作をします。

 

前のシートに移動するショートカットキー
  • Windows: Ctrl + Page Up
  • Mac: option + ←

次のシートに移動

シート1からシート2といったように、次のシートに移動をする場合は、Ctrl + Page Downで行います。

Macの場合は、option + →のショートカットで同様の動作をします。

 

次のシートに移動するショートカットキー
  • Windows: Ctrl + Page Down
  • Mac: option + →

コンパクトなキーボードでの場合

ノートパソコン本体に備わっているキーボードなど、コンパクトなテンキーレスタイプの場合、Page UpやPage Downというキーが存在していないものも多くあります。

現に、私が普段使っているロジクールのK380というキーボードにも上記二つのキーは存在していません。

 

このようなキーボードの場合、fnキーと同時に上下の矢印キーを押すことで、Page UpとPage Downの動作をするように設定されています。

今回のようなExcelのシート移動であれば、前のシートに移動がCtrl + Fn + ↑、次のシートに移動がCtrl + Fn + ↓で同様の動作になります。

ただし、キーボードの割り当ては各メーカーによって独自の配置になっているケースもあるので、上記のショートカットで動作しない場合はメーカーのホームページなどで確認をしてください。

 

コンパクトなキーボードでのショートカットキー
  • 前のシートに移動: Ctrl + Fn + ↑
  • 次のシートに移動: Ctrl + Fn + ↓

F6キーを使ってシートを移動させる

もう一つの方法として、ファンクションキーのF6キーを使ってシートを移動させる方法があります。

F6を押すと、シートのタブにフォーカスが向くので、この状態で左右の矢印キー「←」「→」を入力して目的のシートにフォーカスを当てた後、Enterを押すことで移動します。

F6キーを使ってシートを移動させる
  • ① F6キーを押す
  • ② 「←」「→」で移動したいシートを選択
  • ③ Enterキーを押す

 

この方法だと、一つのショートカットで行う手順よりも押すキーの回数は合計3回以上と増えてしまいますが、左右の矢印キーを活用するので、より直感的な動作で覚えやすいのが利点です。

それぞれ、皆さん自身が使いやすい方法を使うのがBESTだと思います。

複数ファイルの切り替え

上記で説明したシートの切り替えほど使用頻度は高くないかもしれませんが、Excelでファイルを複数開いている場合、ショートカットキーでそれぞれのファイルを切り替えることも可能です。

次のファイルに切り替え

次のファイルに切り替えるにはCtrl + Tabで切り替えを行います。

Macの場合はControl + Tabで同様の動作をします。

 

次のファイルに切り替えるショートカットキー
  • Windows: Ctrl + Tab
  • Mac: control + tab

前のファイルに切り替え

前のファイルに切り替えるにはCtrl + Shift + Tabで切り替えを行います。

Macの場合はControl + Shift + Tabで同様の動作をします。

 

前のファイルに切り替えるショートカットキー
  • Windows: Ctrl + Shift + Tab
  • Mac: Control + Shift + Tab

Altキーを使ってファイルを切り替える

上記でのCtrl + Tabでの切り替えの他に、Alt + Tabでのショートカットキーでも切り替えることが可能です。

Altキーを使ったショートカットキーの場合、上記画像のように、切り替え先のサジェストが表示されるため、より視覚的にわかりやすい切替方法となっています。

どちらのショートカットキーを使うかは好みの問題ですが、筆者としてはこのAltキーを使ったショートカットキーの方がわかりやすくかつ、押しやすい配置となっているので、こちらをおすすめしています。

それぞれ、次のファイルに切り替えるのがAlt + Tab、前のファイルに切り替えるのがAlt +Shift + Tabとなっています。

 

Altキーを使ってファイルを切り替えるショートカットキー
  • 次のファイルに切り替え: Alt + Tab
  • 前のファイルに切り替え: Alt + Shift + Tab

ショートカットキーの早見表

今回この記事で紹介したショートカットキーを以下の表にまとめています。

作業効率アップに役立てて下さい。

操作 ショートカットキー
前のシートに移動 Ctrl + Page Up
次のシートに移動 Ctrl + Page Down
F6キーでの移動 F6を押した後左右の矢印で選択し、Enterで決定
前のファイルに切り替え Ctrl + Tab
Alt + Tab
次のファイルに切り替え Ctrl + Shift + Tab
Alt + Shift + Tab