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詳しく解説します

  • 最近、人気アカウントのリプライ欄に謎の外人のリプライが多くなった
  • 一体何の目的でやっているのか、わかりやすく教えてほしい
  • こうした「インプ稼ぎ外人」アカウントが増えた原因は?
  • このようなスパムアカウントは今後対応されるのでしょうか

この記事では、以上の疑問にお答えします。

 

最近、Twitter(現行・X)で人気アカウントのリプライ欄を見ると、意味のない単語や絵文字だけをリプライしていきている怪しい外国人のアカウントを見かけることが非常に多くなりました。

こういうやつらです。

 

なぜこうした謎の外人が大量発生しているのか?

正直いって、正体不明で気持ち悪いですよね。

こうした謎のアカウントは通称「インプ稼ぎ外人」と呼ばれています。

(インプレゾンビ、と呼ばれることも)

この記事では、そうしたインプ稼ぎ外人が急増している理由について解説します。

 

 
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この記事のポイント!

  • Twitterで500万インプレッションを稼ぐことで稼げる収益化プログラムが開始
  • そのため、日本語の人気アカウントにリプライを飛ばすことでインプレッションを稼ぐアカウントが急増した
  • 現在のTwitterの最優先目的が利益拡大のため、こうしたスパムが対応される可能性は低い
  • インプ稼ぎリプライを非表示にするツールが登場しているので、これを導入するのも1つの手

謎の短文リプライ外人は「インプレッション数を増やす」ことを目的にしている

さて、こうした謎のアカウントは「インプ稼ぎ外人」と呼ばれています。

インプとは「インプレッション数」のことを示す言葉で、要するに「Twitter上でインプレッション数を稼ぐために書き込んでくる外人のアカウント」のことを指しています。

 

インプレッション数とは

Twitter上でツイートが表示された回数のこと。

1回、誰かのタイムラインにツイートが表示されると、1インプレッションとしてカウントされる。

 

インプ稼ぎ外人の特徴として「人気アカウントにリプライする形で大量に現れる」「意味のない文字列や絵文字を投稿する」というものがあります。

まさに以下のようなものがインプ稼ぎ外人の典型例です。

 

  更に最近は、ただの絵文字や外国語だけでなく、他の日本語のリプライをコピーして日本語アカウントのフリをして大量にリプライを飛ばしてくるアカウントも発生しています。

一見すると普通のリプライのように見えても、あくまでもスパム行為ですので、余計に悪質になってきていますね。


 

原因は「インプレッション数を稼ぐと稼げる」ようになったTwitterの問題

なぜこのようなアカウントが大量発生するようになったのか?

それは、イーロン・マスク買収後のTwitterが発表した、Twitter収益化プログラムが原因です。

 

2023年8月から、Twitterでは有料プランの契約ユーザに対して、インプレッション数に応じて収益を還元するプログラムを開始しました。

Twitterのつぶやきから収益を得るための収益化条件は以下のとおりです。

 

Twitterの収益化条件

  • 有料プラン(Twitter Blue/X Premium)に加入する
  • 過去3ヶ月のインプレッション数が500万以上
  • フォロワー数が500人以上

 

これにより「Twitterでインプレッション数を稼げれば、内容関係なく稼げる」という図式が生まれました。

そこから派生して、このようなインプ稼ぎ外人が爆誕したのです。

 

例えばYahoo!ニュースのツイートに連投でリプライされていた以下のツイートは、他のツイート同様、明らかに全く意味のないリプライを連投しているものですが、この一連のツイートだけで9216インプレッションを稼いでいます。

単純にこれを500回以上続ければ、収益化のラインである500万インプレッションに到達するので、こうしたスパム行為を続けるだけで収益化基準に到達し、Twitterからお金をもらえる、という流れです。

おそらくこうしたインプ稼ぎ外人の大半はすでにツールを使って自動的にリプライを送っており、完全自動でスパムツイートを送ることでインプレッションと収益を稼ぐという場になってしまっていると考えられます。

日本語アカウントは狙われやすい

また、日本語のアカウントはインプレッション数が多いという側面も、スパムアカウントが大量に増えている要因の1つです。

日本人のTwitterユーザは利用者数が全世界2位と、数多くのユーザ数を誇ります。

1位はアメリカ、2位が日本、3位がインドです。

  データ引用元はこちら

 

この利用率はかなり特殊で、他のSNSとは比較にならないくらい、Twitterは日本語ユーザ率が多いSNSなのです。

アクティブユーザも多いため、フォロワー数の多い日本語アカウントは自然とインプレッション数が多くなります。

そのため、インプレッション数を稼ぐための対象として、日本語アカウントは格好の獲物になっているというわけですね。

インプ稼ぎ外人からすれば、インプレッション数が稼げさえすればそのコメントを見た読者がどう感じようと関係ないわけですから、そのリプライを見る側の日本人のことなどどうでもよいのです。

 

  現在、こうした手口ですが、どうやら西アフリカのナイジェリアで大量に流行しているようです。

スパムリプライを飛ばしてくるアカウントの国籍を確認すると、非常に高確率で「Nigeria」と登録されている場合が多く、インプ稼ぎ外人のほぼ8割がナイジェリア人というのが現状です。

恐らく、ナイジェリア国内でこうした日本語アカウントに対してのスパムリプライでの収益化情報が広く出回っているのでしょう。

こうしたスパムを自動的に大量に送るツールなども、国内で流通しているのだと思われます。

【解決策】個人で出来る対処方法

さて、こうした問題ですが、現在、個人で出来る対処方法があります。

PC・Google Chromeユーザのみ利用可能な方法ですが、Chrome拡張機能を使って、認証済みアカウントのリプライのみを非表示にするというツールが公開されています。

この拡張機能を使うと、以下のように、「認証済みマーク」が付いているリプライがすべて自動的に非表示にされ、インプ稼ぎ外人を一掃することが可能です。

(すべての認証マーク付きリプライが非表示になっていることがわかると思います。)

 

その手順を別記事にまとめましたので、こちらもあわせてご覧ください。

【今後】こうしたスパムは対応されるのか?

こうしたインプ稼ぎ外人は、今後もずっと存在し続けるのでしょうか、それとも、運営側が対応していなくなるのでしょか?

 

筆者の意見としては「いずれは対応されると思うが、トップがイーロン・マスクなのでどうなるかはわからん」というのが正直なところです。

イーロン・マスクがTwitterを買収して以降、大きな変更を続けており、ユーザの利便性よりも利益の拡大に大きく舵を切っています。

その変更の一環がこのインプレッション数による収益化プログラムというわけですが、それにより新たなスパムアカウントが深刻化しています。

このまま放置するようであれば、更に多くのスパムアカウントが増加し、ニュースツイートのリプライ欄はもはや機能しなくなるでしょう。

 

こうしたインプ稼ぎ外人への不満は同Twitter上で多くみるようになりましたが、現時点では対応する素振りはありません。

そもそもTwitterは(買収以前から)利用者のフィードバックをほとんど聞かないSNSです。

通常のSNSやサービスであれば、意見を投稿するフィードバックのフォームが存在しますが、Twitterにはもともと、フィードバックフォームが存在しません。

(問い合わせのページはありますが、フォーラムをたらい回しにされ、実際に問い合わせを送るフォームは現在、存在しません。)

つまり、ユーザの意見を聞くという姿勢がもともと無いSNSなのですね。

 

対応されないであろうと考えるもう1つの理由が、「インプ稼ぎ外人は有料プランに加入しており、Twitter自体も利益になるため対応する理由がない」という点です。

現在、Twitterは利益の確保のために大規模な変更を加えており、有料プランのユーザを増やすことを目的としています。

そうなると、たとえスパムアカウントであっても、月額課金してくれるインプ稼ぎ外人は、運営側にとっては良顧客ということになります。

文句を言う100人の無料ユーザよりも、1人の有料ユーザ(スパムアカウント)の方を優先したいと思っても、不思議ではありません。

現在のTwitter(もとい、X)は収益化確保が最優先で、ユーザの利便性は二の次なのです。

 

一般的なSNSやサービスであれば長期的な目線で考えたら本来、金稼ぎのスパムアカウントが増加することは望ましいことではないハズです。

そう考えた場合に運営が取れる対策としては、いくつか考えられます。

  • 大量にリプライしているアカウントの収益化を拒否
  • 一定数ブロックされたアカウントの収益化を拒否
  • そもそも、リプライのインプレッションをカウントしない

単純にスパム行為に近いような行動をしているアカウントはシステム側で簡単に確認できるはずなので、これを違反行為として、収益化を拒否(否認)させるようなルールにすればいいのです。

そうすれば、インプ稼ぎ外人はたちまち消滅して、リプライ欄は平和になるでしょう。

(もちろん、日本語で意味の通るリプライを投稿してインプレッションを稼ごうとするアカウントは残るでしょうが、それはまだまだ健全なレベルです)

 

しかしイーロン・マスク買収後のTwitterはもう、一般的なサービスの倫理観からはかなりかけ離れたサービスになっていると、1ユーザとして日々利用する上でも感じています。

なので、対策は可能だが、本当に運営がやるかどうかは、もはやわからない、というのがぼくの考えですね。

 
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まとめ

以上、急増したインプ稼ぎ外人が発生した原因、でした。

 

この記事のポイント!

  • Twitterで500万インプレッションを稼ぐことで稼げる収益化プログラムが開始
  • そのため、日本語の人気アカウントにリプライを飛ばすことでインプレッションを稼ぐアカウントが急増した
  • 現在のTwitterの最優先目的が利益拡大のため、こうしたスパムが対応される可能性は低い
  • インプ稼ぎリプライを非表示にするツールが登場しているので、これを導入するのも1つの手

 

こうした手法を推奨するものではありませんが、このようなルールである以上、インプ稼ぎ外人が増えるのは仕方ないものであると思います。

本来はシステム側が対応して、グレーに近い方法はルールとシステムで対応していくべきものだと思います。

ただ、実際の現在の運営方針を見ると、期待できないというのもまた現実ですね…。

こうした状況が続けば、SNSとして単純につまらなくなっていくだけだと思います。

 

以上、ご参考までに。

それでは!