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Twitterについて詳しく解説します

Twitter APIを使って、複数のTwitterアカウントを操作することは可能でしょうか?

…という疑問について、この記事ではお答えします。

 

ということでこんにちは、20代怠け者(@20sInvest)です。

ぼくはTwitterでBotをつくるために、Twitter APIを取得しています。

Twitter APIを使う上で1つ疑問に思ったのは、「複数アカウントでこのTwitter APIを利用可能なのか?」という点です。

2020年3月現在、Twitter APIの取得には英語での申請が必要となっており、意外と面倒になっています。

 

  複数のTwitterアカウントでそれぞれBotをつくろうとしたら、もしかして毎回APIを申請・取得しないといけないのでは…!?

という疑問が湧き上がってきますが、心配はご無用です。

一度、Twitter APIを取得すれば、複数のTwitterアカウントで繰り返し利用可能です。

 

この件をGoogleで検索してみると、「複数アカウントで利用するのは不可能です」という間違った書き方をしているサイト(回答)もあったので、混乱を解消するために、備忘録として記事にまとめることにしました。

それではどうぞ。

 
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【前提】Twitter APIとは何か・何が出来るのか

Twitter APIとは
プログラムを使ってTwitterにアクセスし、ツイートやタイムラインの取得、リツイート、いいねなどの操作をプログラム経由で行うためのAPIサービスです。

こうしたAPIを使うことで、自動的にTwitterにツイートするなどのBotをつくることなどが可能です。

 

これはぼくの一例ですが、Twitter APIを使って米国株の「セクターETF」という金融商品の価格を毎日、一定の時間につぶやくBotを制作、公開しています。

言語はPython3です。

 

現時点では他のBotも製作中・テスト中ですが、一度取得したTwitter APIを複数アカウントで利用することが可能だということは実際に確認済みです。

【結論】TwitterAPIは一度の取得だけでOK

ということで繰り返しになりますが、Twitter APIは一度の取得だけでOK、繰り返し利用可能です。

 

まず前提として、Twitter APIを利用するためには、以下の4つのキーが必要になります。

  • Consumer Key
  • Consumer Secret
  • Access Token
  • Access Secret

 

上記のキーを取得するためには、「Twitter Developer」というサイトで「Twitter APIを使いたいのでキーをください」という申請をする必要があります。

Twitter APIの申請はこちらから

 

この申請方法については、他に詳しく解説しているサイトが沢山あるので、この記事では割愛したいと思います。

実はこのAPIの取得がなかなか面倒で、英語で利用目的などを書いて申請しないといけなかったりします。

これをTwitterアカウントごとに毎回繰り返さないといけない…ということだとゾッとしますが、一度きりの取得だけでOKなのでご安心を。

【解説】TwitterAPIの仕組み

さて、さきほどの4つのキーですが、それぞれ役割が違います。

  • Consumer Key:1ユーザにつき1つ (使いまわしOK)
  • Consumer Secret:1ユーザにつき1つ (使いまわしOK)
  • Access Token:アカウントごとに存在する (複数入手できる)
  • Access Secret:アカウントごとに存在する (複数入手できる)

 

つまり「Consumer Key」「Consumer Secret」は一度取得すればOK。

複数アカウントでTwitter Botなどを運用しようと思った場合、それぞれのアカウントの「Access Token」「Access Secret」を入手すればOK、ということですね。

 

ただし、それぞれのキーは紐付いているため、登録時とは違うConsumerキーを使ってAccessキーを設定しても、利用できません。

AさんのConsumerキー用に生成されたAccessキーはAさん専用であり、Bさんが勝手にこのAccessキーを利用しようとしても使うことができません。

(ただし、AさんのConsumerキー2つが漏れてしまうと、Bさんが勝手に利用可能になるため、注意が必要。)

 

図解にまとめると、こうです。

 
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【方法】それぞれのキーの入手方法

 
上の図解にも記載しましたが、入手方法がそれぞれ異なります。

  • Consumer Key:「Twitter Developer」から申請する
  • Consumer Secret:「Twitter Developer」から申請する
  • Access Token:Oauthのプログラムを使って生成する
  • Access Secret:Oauthのプログラムを使って生成する

 

Consumerの2つのキーは上にも書いたようにTwitter Developerから申請して入手することになります。

Accessの2つのキーですが、どうやらWeb画面からの入手はできないようで、利用する予定のプログラム言語を使って、自力で生成する必要があります。

その方法について解説しようとすると長くなるので、これはまた後日、別記事にてもう少し詳しく解説しようかと思います。

(Accessキー生成用のスクリプトは、各言語で一般公開されてます。 現時点では、RubyとPythonで生成するためのスクリプトがあることは確認しました。)

 

ひとまず、Twitter APIは一度取得すれば使いまわし可能だ!ということがおわかりいただけだかと思います。

以上、ご参考までに!

それでは!