はいどうも、こんにちわ。 今回は僕も仕事上でよく使ってた、Excelの小技を紹介しておきますね。
特定の行や列の中に、空白のセルが含まれている場合。 この時に、空白セルだけ削除したいよ、という場面がときどきありますよね。
そうした際に、わざわざ手動でひとつずつ削除している人はたぶんいないはず。 有効な方法があります。
…いや、そういう人いないよね? もし今も手動でひとつずつ削除している…という人が居たら、この方法を活用してくださいな。
データ列
ところどころ、空白セルが間に入ってます。 今回は、この空白セルの行を一発削除しちゃいましょう。
フィルター機能を使う
利用するのはフィルター機能。 結論からいうと、フィルター機能で空白セルだけ表示して一括削除するというのが今回の方法です。
まずはフィルター機能を有効化しよう。 該当する列を選択した状態で、「並び替えとフィルター」から「フィルター」でONします。
ここで注意しておかないといけないのは、フィルターの対象となるセルが空白セルで区切られてしまう場合があるので、列ごとフィルターするなら列ごと選択したうえで、フィルター機能をONにします。
フィルター機能を使うショートカットキー
余談ですが、こんなショートカットキーもあります。 これも覚えておくと面倒なマウス操作を省けて便利です。
Excel「フィルター」のプルダウンボタンを表示させるショートカットキー | Tipstour
空白セルのみフィルター
フィルターボタンをクリックすると、フィルター設定のメニューが出てきます。
この真ん中のチェックボタンのリストを下に移動すると、「空白セル」というチェックボタンが出てくるので、ここにだけ、チェックを入れます。
チェックボタン一覧の一番上の「すべて選択」というチェックボタンを外すと、選択中の他のセルもすべてチェックが外れるので、「すべて選択」のチェックを外して「空白セル」をチェック入れるとスムーズですよ。
空白セルを削除
空白セルのみを表示すると、こんな感じで何もないセルのみが一覧表示される状態になっているはず。
あとは、この空白セル・もしくは空白行をすべて選択して、右クリックから「行の削除」を行ってあげればOK。 これで空白セルが一括削除されます。
※当機能は現在ベータ版です。 予告なく公開終了する場合があります。
削除後
削除後もフィルター設定は元のままなので、何も表示されない状態になっているはず。 フィルターボタンから設定を元に戻そう。
そうして空白セルを一括削除できました。 めでたしめでたしです。
このテクニック、結構使用頻度が多い便利な小技です。 色んなデータを扱う際にやっぱり重用します。 ぜひどうぞ。
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