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Twitterについて詳しく解説します

Twitter APIで複数アカウントを操作するのは規約上OKなのか、確認したい!

…という疑問について、この記事ではお答えします!

 

先日、こんな記事を書きました。

こちらの記事では、Twitter APIは一度申請・取得すれば、そこで入手できるConsumerキーを繰り返し使うことが可能・複数アカウントで使うことが可能だ、という話をまとめています。

そこでもう1つ、小さな疑問が湧いてきます。

 

技術上は複数アカウントで利用することが可能でも、Twitter APIで複数アカウントを運用すること自体が規約に反することにはならないか?

という疑問です。

 

これについて、Twitterが公式ブログにて参考になる情報をまとめていましたので、紹介します。

結論としては「一般的な利用なら問題なし」です。

詳しく見ていきましょう。

【ブログ】「Twitter APIについての制限」の記事

さて、Twitter APIを使っての複数アカウントの制御について、Twitter公式の開発者ブログにて、このような記事が公開されてます。(日本語)

Twitter公式 開発者ブログ

 

この記事は2018年2月時点での内容です。

ここに掲載されている内容で、重要となるのは以下の部分。

複数アカウントに同一もしくは実質的に同じコンテンツを一斉にツイートしないでください(利用者の方にも許可をしないでください)。

例えば、ご自分のサービスが利用者の方に複数アカウントからツイートさせる許可を与えることはできません。

複数アカウントで、同時に「いいね」、リツイートやフォローをしないでください(利用者の方にも許可をしないでください)。

例えば、ご自分のサービスが利用者の方に複数アカウントを使わせて特定のアカウントをフォローさせることはできません。

予約投稿を利用した場合も含め、ご自分のアプリによる、(ご自分が開発したか、直接管理しているアカウントかどうかに関わらず)他の多くのアカウントからの自動的手段による同一あるいは同じ内容のコンテンツのツイート、もしくは「いいね」やリツイートは禁止しています。

例えば、(トレンドに表示されることを目的の場合など)複数アカウントから特定のハッシュタグを含んだツイートを同じタイミングで一斉に行うことを禁止しています。

 

同一の外部の情報(アラートやRSSフィードなど)を自動化によりツイートすることは認められていますが、ご自分が管理できる一つのアカウントのみで実行できます。

唯一の例外として、天候、災害や公共サービス(地震や津波警報など)など、多くの利用者の皆さんにとって興味のあるトピックを、複数アカウントから配信もしくは共有することは可能です。

 

これらをまとめると、

  • 複数アカウントで一斉に同じ内容をツイートする行為は禁止
  • 複数アカウントで同時にいいね・リツイート・フォローする行為は禁止
  • 予約投稿でも、複数アカウントで同時に同じ内容をツイートするなどの行為は禁止

ということになります。

 

これらはスパムを禁止し、Twitterを快適に利用しやすくするための制限なので、至極まともな制限です。

近頃、このような感じで全く同じ文面のツイートを大量の複数アカウントがするといったスパムがありますが、これはまさしくこのブログで指摘されているような行為ですね。

こうしたスパム行為を行っていると、規約違反とみなされてTwitter APIの利用停止をされることになると思われます。

(ちなみにこのスクリーンショットのツイートは、一定間隔でランダムに発信されているようで、この時差が「一斉に同じ内容」という行為にあたるのかは不明です。 まあ、ブラックに近いグレーだと思いますが)

 

逆に言えば、これらのスパム行為を行わない限りは規約上問題ないということになります。

例えば、1つのTwitter APIで複数アカウントを運営し、それぞれ違う内容のコンテンツ・操作を行うのであれば、これらの内容に接触することもありませんから、問題にはなりません。

あくまで、一般的な利用の範囲で複数アカウントを運用するならOK、とおぼえておけば良いと思います!

 

以上、ご参考までに。

それでは!