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VPNについて詳しく解説します

NordVPNに危険性はある?運営会社や安全性、評判などをセキュリティ方向から徹底レビュー

  • NordVPNのサービスが気になっているのだけど、危険性などありますか?
  • NordVPNの運営会社がどの国のもので、信頼できるかなどを教えて下さい
  • その他にも、安全性や評判を聞きたい!

この記事では、以上の疑問にお答えします。

 

NordVPNは世界的に人気なVPNサービスとして、日本国内でも多くの利用者がいます。

とはいえ、あまりにも多く名前を聞きすぎるので、「本当に安全なサービスなのか?危険性はないのか?」など、疑問視する方も少なくないかもしれません。

 

昨今のサイバー攻撃などの状況を見ても、プライベートや仕事でのインターネット利用も、セキュリティが問題ないかどうか、重視すべき時代がやってきています

この記事では、NordVPNの危険性・安全性について、NordVPNセキュリティ方向から徹底的にレビューしています。

また、日本国内の法律的な観点からも、NordVPNの利用に危険性などがあるかどうか、についても解説しています。

契約プランや使い勝手などは今回、あえて情報を省いて掲載していますので、NordVPNの安全性についてしっかりと確認したいという方は、ぜひ参考になさってください。

それでは、行きましょう。

 

この記事はこんな人が書いています
  • 前職はインフラエンジニアのWebライター
  • プライベート・仕事の両方で毎日VPNを利用
  • VPN利用歴4年 (メイン使用はNordVPN)
  • 国内外でVPNを活用しながらSEOコンサルやライティングを行う

 

この記事のポイント!

  • 北欧基準の高いセキュリティとプライバシー保護重視の姿勢がある
  • 検閲が強化される国からは撤退するなど、セキュリティを犠牲にしない姿勢も好感
  • 定期的に第三者の監査を実施しており、ノーログポリシーが公的にも証明されている
  • セキュリティ系の主要メディアからも高評価で、安全なVPN最大手と評判も高い

【結論】NordVPNは世界的にみてもっとも安全なVPNサービスの1つ

NordVPN

結論からいうと、NordVPNはもっとも安全なVPNサービスです。

NordVPNの公式サイトはこちら

 

その理由は以下の通り。

  • 運営会社が欧州の民主主義国家であること
  • 本社が、データ保持法がないパナマに置いていること
  • ユーザのログを保存しないノーログポリシーであること
  • 軍事レベルの暗号化技術「AES 256bit」を利用していること
  • 難読化サーバOnion Over VPNなど、非常に高セキュリティな接続方法が利用可能であること
  • 自動キルスイッチなどの設定も利用可能であること
  • 世界中のサーバに接続可能で、どこでも安全な通信が可能なこと
  • 定期的に第三者機関による監査を受けていること

 

NordVPNの運営会社の詳細については後ほど詳しくご紹介しますが、会社のポリシーとしても、技術的なレベルとしても、世界的に見てもっとも安全なVPNサービスと言って間違いありません。

NordVPNに危険性はないのか

日本国内の利用も合法で、危険性はない

日本国内でのNordVPNの利用は全く問題ありません。

セキュリティ的にも、法的にもNordVPNに危険性はないため、安心して利用可能です。

 

日本では憲法で「通信の秘密を保護する」と記されており、NordVPNのようなプライバシー保護のためにVPNサービスのような通信のセキュリティを高めて通信をすることは、法的に全く問題がないのです。

そのため、NordVPNを使うことは、日本国内では完全に合法です。

「通信の秘密を保護する」法律の条文

第21条

集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

憲法第21条の原文はこちら

 

また、「電気通信事業法」という法律で、企業が扱う通信の秘密を保護することも規定されています。

これは日本国内にVPNサーバを設置するNordVPNも対象となり、この法律に従う必要があるため、憲法だけでなく、法律上も安全に利用することが可能です。

NordVPNは合法か?

一部の国ではNordVPNが利用できない国もある

日本国内での利用はまったく問題ありませんが、言論統制などの規制が厳しい国によっては、NordVPNが違法とされ、利用できない場合もあります。

例えばロシアでは、近年非常に言論統制や通信の自由が制限されており、ロシア国内からはNordVPNにそもそも接続できないようにブロックされてしまっています。

ロシア国内からはNordVPNが利用できない

 

 

VPN利用を違法・制限している国としては、以下が挙げられます。

  • 中国
  • ロシア
  • ベラルーシ
  • 北朝鮮
  • イラン
  • イラク
  • トルクメニスタン
  • エジプト
  • オマーン
  • トルコ
  • UAE
  • シリア

VPN利用が違法・もしくは規制されている国

 

このような国では、NordVPNの利用にも危険性が伴うと言えますが、逆に言えば、VPN利用を違法・制限していない国であれば、NordVPNは安全に問題なく使えるということでもありますね。

NordVPNとは

NordVPNの公式サイト

ここからは、NordVPNの安全性についてより詳しく解説していきますね。

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【解説】NordVPNの運営会社

NordVPNは、運用企業について、以下の通り記載しています。

  • 企業名:Nord Security (ノルドセキュリティ)
  • 現在の本社:パナマ🇵🇦
  • CEOの出身地:リトアニア🇱🇹
  • サービス開始:2012年
  • 開始時のサーバ設置国:ドイツ🇩🇪
  • サービス開始時のユーザ数:1000人 (2013年)
  • 現在のユーザ数:1400万人 (2022年時点)

 

NordVPNは、北欧出身のCEOが2012年に立ち上げた欧州向けのVPNサーバサービスが元となっています。

Nord、という単語も、もともとは北欧の民族を示す「ノルド」から来ていることからも、北欧系のサービスであるということがうかがえます。

CEOのトム・オクマンの出身地であるリトアニアはバルト三国と呼ばれる小国の1つです。

このリトアニアは人口280万人ほどの小国ながらもIT先進国として有名で、NordVPNのようなインターネットサービスや企業が数多く生まれています。

 

NordVPNも以前はロシア国内でもサービスを提供していましたが、2019年4月にロシア国内での検閲への協力を要請され、検閲を拒否し、ロシア国内でのサーバを停止したという背景もあります。

これらのことから見ても、ユーザのセキュリティやプライバシーを重視する姿勢があることがわかります。

検閲や情報流出などの危険性は、非常に低いサービスであると考えて良いでしょう。

NordVPNのロシア撤退についての公式見解はこちら(英語)

 

NordVPNの本社は中米のパナマに設置されていますが、これも「ノーログポリシーを実現するために、データ保持法が制定されていないパナマに本社機能を設置している」という理由によるものです。

このパナマの法律を利用して、世界各国のメジャーなVPNサービスは、パナマに本社機能を置いていることが多いです。

【解説②】NordVPNの安全性

NordVPNには、通信の安全性を確保するために以下のような機能を提供しています。

項目名 詳細
暗号化技術 軍事レベルのセキュリティであるAES 256ビット暗号化をVPN通信に採用
ノーログポリシー ログを一切保持しないポリシーがあり、ユーザーの閲覧履歴などを一切記録しない
独立監査 デロイトなどの独立した第三者による定期的な監査を受け、ノーログポリシーの実施が確認されている
難読化サーバ VPNトラフィックを通常のインターネットトラフィックと区別がつかないようにする特殊なサーバを利用可能
Onion Over VPN Torネットワークを介してインターネット接続を行うことができ、匿名性とセキュリティをさらに高めることが可能
ダブルVPN トラフィックを2つのVPNサーバーを通じてルーティングすることで、追加の安全層を提供しまする機能
自動キルスイッチ VPN接続が不意に切断された場合に、インターネット接続を自動的に遮断する機能
広範囲のサーバーネットワーク 60カ国以上に5000以上のサーバーを持っており、多くのエリアで安全な接続が可能
サイバーセキュリティ機能 マルウェア保護、広告ブロッカー、不審なWebサイトからの保護を含む統合セキュリティ機能を提供

独立した第三者の監査も受けている

NordVPNは、積極的に第三者の監査によるノーログポリシーの証明、安全性の証明を行っていることも、注目したいポイントです。 

2023年11月には、セキュリティ監査の大手である「Deloitte Audit Lithuania」(デロイト・リトアニア)に、ノーログポリシーの監査を実施依頼しています。

NordVPNは独立した第三者の監査も受けている

 

そこでは、以下の内容を監査しています。

  • サーバインフラ、構成、技術ログなどの調査
  • 難読化サーバ、ダブルVPN、Onion Over VPNの動作
  • 2023年11月30日から12月7日の期間中のログやデータの評価
  • 国際保証業務基準3000(改訂版)[ISAE 3000(改訂版)]に従って監査を実施

 

こうした定期的な監査により、NordVPNはより高い安全性を証明するとともに、常にセキュリティについて高い水準を維持した安全なサービスを提供する姿勢を示しているわけですね。

これらの監査の詳細については、以下の公式ページにも記載されているので、御覧ください。

NordVPNの監査についてはこちら(英語)

NordVPNの安全性

【解説③】NordVPNの評判

NordVPNの評判について、海外の著名なセキュリティ系メディアのレビューから、NordVPNの安全性の評価について調べてみましたので、こちらもご覧ください。

いずれもかなり高評価がされており、様々なセキュリティ機能が特に注目されています。

 

TechRadar
NordVPNは非常に高速なNordLynxプロトコル、優れた地理的ブロッキング解除能力、監査済みのノーログポリシーを特徴とし、魅力的なサービスです。

また、アプリの改善や追加言語のサポートが評価されています。

TechRadar

 

BleepingComputer
NordVPNは使いやすさとセキュリティ機能で非常に高い評価を受けています。

特に、そのキルスイッチ機能はデバイスごとに異なる設定が可能で、不意の接続断時に個人情報の露呈を防ぐ重要な機能としてがこのサイトでは注目されています。

また、Split Tunneling 機能を提供し、特定のアプリケーションだけをVPN経由で実行できる柔軟性も提供されているのが高評価の理由です。

BleepingComputer

 

Security.org

NordVPNはそのダウンロード速度の改善についても評価されており、特に独自規格のNordLynxプロトコルは、Wireguardプロトコルよりも高速で通信が可能ということで、このサイトでは高く評価しています。

また、DNSリークテストに合格しており、ユーザーのDNS情報が漏洩することなく、安全なブラウジングが保証される点にも注目しています。

Security.org

まとめ

以上、NordVPNに危険性はないのかどうか・運営会社や安全性、評判などの情報まとめ、でした。

 

この記事のポイント!

  • 北欧基準の高いセキュリティとプライバシー保護重視の姿勢がある
  • 検閲が強化される国からは撤退するなど、セキュリティを犠牲にしない姿勢も好感
  • 定期的に第三者の監査を実施しており、ノーログポリシーが公的にも証明されている
  • セキュリティ系の主要メディアからも高評価で、安全なVPN最大手と評判も高い

 

NordVPNは、ぼく自身も長らく利用しており、サービス内容もセキュリティ上も、非常に満足しています。

外での作業や出張などが多いビジネスパーソンやフリーランサーは、やはりPCにVPNサービスを1つでもインストールしておき、安全性の高いインターネット通信が出来る環境を用意しておくべきだと思います。

このサイバー攻撃が多発する現在において、VPNサービスの利用はビジネスマナーと言えるかもしれませんね。

 

NordVPNは、30日まで無料で体験&返金対応が可能です。

ぜひ、この機会に一度、トライしてみてくださいね。

NordVPNの公式サイトはこちら

 

以上、ご参考までに。

それでは!

 

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