旅行について詳しく解説します
はいこんにちわ!
以前2018年3月にカンボジアを訪れた際に、配車アプリ「Uber」が首都プノンペンとシェムリアップで使えるのかどうか、トライして記事にまとめました。
【カンボジア】シェムリアップとプノンペンでUberが使えるかどうかを確認してみた(2018年3月) | Tipstour
しかしその1ヶ月後、Uberが東南アジアの事業を別の配車アプリ「Grab」に事業を売却することを決定。
2018年6月時点で、Uberはカンボジアでは使用不可となっています。
せっかく記事にした直後だったのに「そんな…」という気分でしたが、残念がってばかりいてもしかたないので、今回は新たにそのGrabを使ってみました。
Grabを使った場合の相場観や感想などをまとめましたので、興味があればどうぞ。
やはり、配車アプリは本当に便利です。
目次
- 2018年6月時点で、Uberはカンボジアを含む東南アジアでは使えなくなった
- Grabは東南アジア各都市で使用可能
- カンボジア・プノンペン市内の移動ならだいたい1〜2ドルが相場
Grabのダウンロード
Grabはシンガポール発の配車アプリ。
iPhone、Android、両方で利用可能です。 ダウンロードは下記ボタンからどうぞ。
Grabの簡単な使い方
Grabの基本は、他の配車アプリとほぼ同じです。
こちらがメイン画面。
現在地(配車を依頼する場所)と目的地を入力すると、目的地までの運賃が自動的に計算されて画面下部に表示される、という仕組み。
Grabでは自動車(JustGrab)、トゥクトゥク(Grab TukTuk)、バイク(GrabBike)の3種類が選択できます。
バイク→トゥクトゥク→自動車の順に価格が高くなりますが、安全度はもちろん価格が高い方が安全です。
トゥクトゥクはまだワゴン内に座る形なので割と安全ですが、バイクは正直危ないのでオススメしません。
新興国、特にカンボジアはまだまだ交通ルールも未発展(首都の大都市部でさえ信号もなく、警察が手動で交通整理をしているような段階)です。
トゥクトゥクと対して値段も変わらないので、なるべくならバイクは避けて、せめてトゥクトゥクで移動するべきだと思います。
大きな荷物がある時や、人数が3人以上の時などは、より安全で座席も多い、自動車を選ぶのが良いですね。
Grabのプノンペンでの相場
さて、Grabを使ってプノンペン市内を移動する場合のだいたいの相場はこんな感じです。 (2018年6月時点、日本円換算)
距離・区間 | 車の 価格帯 | トゥクトゥクの 価格帯 |
---|---|---|
空港→市内 | 700〜900円 | 500〜600円 |
プノンペン市内 | 300〜400円 | 100~200円 |
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トゥクトゥクでの市内移動の相場は1~2ドル(しっかり価格交渉をした場合)という感じなので、それほど実際の相場と異なる感じでもなさそうです。
手数料を高く取られているという感覚もあまりないですね。
価格交渉の手間という部分が省略可できている分、むしろ野良トゥクトゥクを捕まえるよりもよほど便利だと思います。
ちなみに、Uberで空港→市内へ移動した場合もだいたい7〜10ドルほどでした。
相場としてはだいたい同じぐらいですね。
Grabを使ってみた感想
ということで以下、改めてプノンペンにてGrabを使ってみた感想です。
価格交渉の面倒さから解放される!
やはり、このメリットは大きいです。
こうした配車アプリの一番のメリットは、ドライバーとの価格交渉なく乗車・降車できるという点にあります。
運賃は全て配車アプリのシステム上で自動的に決められるので、それ以上安くもならなければ高くなることもありません。
観光客に向けてナメた価格を提示してくるということもありません。
そこを考えると、東南アジアを旅行する上では必須なアプリです。
配車アプリが流行るちょっと前ぐらいからぼくは旅行してましたが、やっぱり少しの移動でも価格交渉をしないといけないのはちょっとしたストレスでした。
価格交渉をするからには、ある程度の相場を調べておかないといけないし、それなりの交渉力も必要です。
国によっては、金額を合意したのに降りる時になってふっかけてくるタクシーが居たりするところもあります。 (体験済み)
こうした配車アプリが広く使われるようになってからは、もう正直手放させないぐらいの存在になってますね。
プノンペン市内ならすぐさま配車・乗り込める
プノンペン市内では、Grab車、Grabトゥクトゥク両方とも至るところに居ます。
町中を普通に歩いていてもトゥクトゥクには大量に出くわすので、プノンペン市内で使う分には待ち時間も少なくサクサクと配車できる感じですね。
ただ、交通量の多い大通りなど、アクセスするのに時間がかかったり、わかりづらい場所に配車したりする場合は、配車までに時間がかかると思います。
なので、場合によっては目に留まったトゥクトゥクに値段交渉(プノンペン市内なら1〜2ドルくらい)して乗り込んでしまったほうが早いかもしれません。
カンボジアでも現地通貨で表示されて微妙にわかりづらい
ひとつ、Uberと違って気になったポイントが、カンボジアでは現地通貨のリエルで料金が表示されるというところ。
というのも、カンボジアでは広くUSドルが使われていて、食べ物を買うにもホテルに泊まるにも、支払いの殆どをドルで完結できます。
1ドルいくらというのは日本人にも感覚的にわかりやすいのでドル表記にしていてくれるといいのだけど、Grabだとカンボジアリエルでの表記になってしまうのですね。
ここが微妙に面倒で、感覚的にわかりづらいのがちょっとしたデメリットかもしれない。
ちなみに4000リエル=1ドルです。
料金が12000KHRと表示されていたら、4000で割ってだいたい3ドルぐらい、と計算できます。
まあ、慣れればパッと見でだいたいの金額を把握できるようになりますが、ちょっとめんどくさいかな、という感じです。
(設定で変えられそうなものだけど、いろいろ探しても見つからなかった。)
他の配車アプリもあるが、現金払いしないといけなかったりするのでGrabでよし
ちなみに、カンボジアには他にもいくつかの配車アプリがあります。
- iTumo
- CamGo
- Exnet Taxi
- PassApp
などなど…。
配車アプリの多様性で考えると、実は日本よりもよっぽど普及が進んでいるんじゃないかと思えるカンボジア。
日本ではタクシー業界がまだまだ強くて運賃もバカ高く、白タクは違法という環境なので、正直なところ配車アプリに関してはかなり後進国じゃないかと、ぼくは思ってたりする。
…さて、話がズレましたが。
カンボジアでは配車アプリがいくつもありますが、すべてがすべてクレジットカードの支払に対応しているわけではありません。
配車はできるけど、結局支払いは降車時にキャッシュで行わないといけない、なんて若干めんどくさい仕組みのアプリもあったりします。
まだまだ低所得者が多いカンボジアでは、そうしたクレジット自動引き落としよりも現金払いを求める現地ドライバーも多いようで、こうした「現金払いシステム」と「自動引き落としシステム」の2種類のアプリがある、という背景のようですね。
まあ、そんなわけで「自動引き落としシステム」であるGrabは、使い勝手が良いです。
料金も特別高いということもないので、まずはGrabを使ってみて、問題なければそのまま使い続ける、という感じが良いのではないでしょうか。
まとめ
- 2018年6月時点で、Uberはカンボジアを含む東南アジアでは使えなくなった
- Grabは東南アジア各都市で使用可能
- カンボジア・プノンペン市内の移動ならだいたい1〜2ドルが相場
以上、カンボジアでGrabを使ってみた相場観と感想でした。
冒頭でも書いてますが、やはり東南アジアを旅行・滞在するうえで配車アプリはもう欠かせない存在です。
絶対、使ったほうがいいですよ。
それでは!
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