Windowsについて詳しく解説します
WindowsPCやサーバのOSのbit数を調べるときに覚えておくとちょっとばかし捗るかもしれません。
わざわざコンピュータのプロパティまでいかなくても、もっと素早くCPUのbit数を調べる方法がありますよ。
setコマンドを使う
操作は、コマンドプロンプトでsetコマンドを実行するのみです。
この操作はWindowsに設定されている環境変数を一覧表示するものです。 環境変数というのは複数プログラムで共通で使われる、ファイルパスや設定情報などの値を格納している領域のことです。
まあ、詳しくはWikipediaへ。 (ぶん投げ)
そして、その環境変数の一覧の中にはCPUのbit数が含まれるのですね。 これを目視チェックすることでbit数を判断できます。
32bitの場合
CPUが32bitの場合は下記の文字列が出力されます。
PROCESSOR_ARCHITECTURE=x86
64bitの場合
次に64bitの場合。 下記のふたつのどちらかが出力されます。 どちらも64bitですが、CPUのメーカーによって表示が異なるみたいですね。
PROCESSOR_ARCHITECTURE=AMD64
もしくは
PROCESSOR_ARCHITECTURE=IA64
おまけ:Powershellで環境変数を確認する場合
Powershellでも環境変数は取得可能です。 下記のコマンドを使います。
Get-ChildItem env:
Powershellの方が整列されて表示されるので、こっちの方が実は見やすいかもしれない。