Pythonについて詳しく解説します
Pythonを学びたいと思っているのだけど、独学でも勉強って出来ますか?
…と気になっている方に向けて、この記事を書きました。
ということでこんにちは、2020年からPythonプログラミングを独力で初めて、様々な自動化ツールを作っている20代怠け者(@20sInvest)です!
Pythonやプログラミングスキルは、現在を生きていく中で少しずつ「必須スキル」となってきました。
こうしたスキルを学ぶにはプログラミングスクールが良いよ…とされてますが、独学じゃダメなんでしょうか?
この記事では、独学でPythonプログラミングを学ぶことは可能かどうか、そして、そのメリット・デメリットについてまとめました。
ぼくは実際、Pythonをほぼ独学で勉強してきたので、このメリット・デメリットをまさしく体感して知り尽くしています。
ぜひ、参考にしてみてください。
目次
【事実】Pythonは独学で学ぶことは可能
事実からいうと、Pythonの独学勉強は可能です。
その根拠としては3つ。
- Pythonは人気言語であり、情報が豊富である
- いろいろな用途のライブラリがたくさん用意されており、簡単にやりたいことが実現できる
- 実際に、怠け者でも独力で多くのことができるようになったから
2020年現在、Pythonはもっとも人気な言語の1つです。
新しく勉強するうえで、利用者の多い・よく使われている言語を選ぶというのはとても合理的です。
というのも、情報が豊富で、色々な用途のライブラリやスクリプトが用意されているため、独力でインターネットで調べながらやっても、やりたいことが実現しやすいためです。
マイナー言語の場合、インターネット上でシェアされている情報量が少なくなるため、どうしても独学で学ぶ難易度が上がってきます。
怠け者が1年でできるようになったことリスト
実際、ぼくが独力で出来るようになったことを、ザーッと箇条書きしてみました。
- 新着YouTube動画を自動で告知ツイート
- GAFAMの株価をつぶやくBotの製作
- SQLite3を使ってデータをDBに保存
- AWSでRDSをつくる
- よく使う機能を関数化して他のツールに転用
- Amazonから対象の商品をランダムに検索してツイート
- Twitterで自動フォロー
- フォロー数、フォロワー数を集計
- AmazonAPIで商品検索
- サイトマップからブログの記事一覧を取得
- Chromeを操作して自動でSBI証券にログオン→資産情報を取得
- 株価を自動的に取得
- Excelの数値を自動的に更新
- SearchConsoleをプログラムから操作
- ツイッターBotの作成
- YouTubeAPIを使って動画を検索
- Webサーバの立上げ
- AWSでクラウド上にサーバを立上げ
- クラウド上のサーバでプログラムを自動実行
【追加 #プログラミング で出来るようになったこと】
・新着YouTube動画を自動で告知ツイート
・GAFAMの株価をつぶやくBotの製作
・SQLite3を使ってデータをDBに保存
・AWSでRDSをつくる
・よく使う機能を関数化して他のツールに転用Python始めたのが今年の元旦なので、独力でも1年でここまできた! https://t.co/rZFd1BbFrj
— 20代怠け者@米国株本・出版します!2021年1月 (@20sInvest) November 19, 2020
情報収集やDBの操作、そして集めた情報を収集してツイッターBotにして公開する、などなど…。
実に「1年間・スクールなし・解説書なし」でここまで出来るようになりました。
上記に箇条書きにした処理は、ほとんどがインターネット上の記事だけで学んだ内容です。
ネットの調べ物だけでこれだけの操作ができるようになるということ自体、Pythonが独力でも勉強可能という証拠だと思います。
ぼくは元々Macを使っていますが、実はMacにはPythonがはじめからインストールされています。
そのため、勉強を始めようと思えば、これまた比較的簡単に環境をつくることもできるわけですね。
(ただし、Pythonのバージョンが古いので、最新版のインストールを推奨します。)
Windowsの場合はPythonの新規インストールが必要ですが、こちらもそれほど難しいことはありません。
Pythonは、パソコンさえあれば誰でも独学スタート可能です。
【メリット】Pythonを独力で学ぶ利点
さて、Pythonを独学する場合のメリットはこちら。
- お金がかからない
- 独学でもそれなりのものが簡単につくれる
やはりいちばんのメリットは、お金をかけずに勉強できるという点です。
プログラミングスクールに通う方が、必要な知識を体型的に習得できるので効果はバツグン! なのですが、それ相応の対価が必要になります。
- 4週間プラン:149,000円
- 8週間プラン:199,000円
- 12週間プラン:249,000円
- 16週間プラン:299,000円
最短プランでも15万円相当の費用がかかります。
もちろん、これでエンジニアになれば当然費用を回収出来るようにはなるのでしょうが、それにしてはやはり高額な価格設定であることは間違いないです。
独学の場合、これらの費用はかかりませんので、やはり独学のメリットは、無料で出来ることにあります。
また、Pythonは追加機能のパッケージとして、「ライブラリ」が豊富に揃っています。
有名どころのライブラリであればインターネット上に利用方法が日本語・英語含めてたくさんシェアされていますので、独学でこれらライブラリを使う方法も、簡単に調べることが出来ます。
もちろん、サンプルコードも多くシェアされているので、それらをコピペして改造していけば、ある程度やりたいことは簡単に実現できます。
ということは、Pythonそのものの知識があまりなくても、調べればやりたいことを実現可能というわけですね。
この辺りは、プログラマ人口の多いPythonならではのメリットでしょうか。
「利用者が多い=ライブラリも多い&情報量も多い=独学で勉強しやすい」
という図式です。
ちなみに当ブログ「Tipstour」でもPythonに関する情報やスクリプトのサンプルコードなど、定期的にシェアをしています。
【デメリット】Pythonを独力で学ぶ時の不便な点
逆に、独学でPythonを学ぶ場合のデメリットとしては、こんなところが挙げられます。
- 習得に時間がかかる
- 検索で解決できない問題に当たった時に、行き詰まる
- プログラミングの基本に関する知識がある程度ないと、行き詰まる
これらはプログラミングスクールを受けることで得られるメリットの、そのまま逆と言ってもいいでしょう。
カリキュラムを組んでプロが教えるスクールと比べると、習得速度はやはり格段に落ちます。
独力で勉強する場合、どれぐらい自分が集中できるかにもよるでしょうが、スクールと比べると学習効率は悪くなります。
また、一番のデメリットが、「詰まった時に相談する相手がいない」という点。
プログラミングスクールの場合、「メンター」と呼ばれる教師が詰まった部分やわからない部分に関して相談してくれるので、すんなりと解決出来る場合があります。
独学の場合、そうした壁を自力で乗り越えないといけません。
そうした状況に直面すると、かなり苦労すること間違いなし、です。
プログラミング系の記事のある意味で「良くない部分」なのですが、「基礎知識がわかっている前提で話し始めるので、初心者が読むと何を言っているかわからない」ものが多いです。
実際、こうした情報を共有している人は、初心者向けではなく、あくまで自分の備忘録・メモとしてだったり、同じレベルのエンジニアに向けている事が多いからですね。
独力で、インターネットで調べながら解決策を探していく場合、こうした記事や情報を上手いこと読み解いていく必要があるので、そこもまた大変なポイントです。
個人的な感覚からすると、Python自体は未習得でもなんとかいけますが、プログラミングの基本的なところはある程度把握した状態でないと、いきなり独学で始めるのは難しいと思います。
一般的なプログラミング知識…
例えば変数や関数、配列、IF文やFOR文といった処理、そして使っているパソコン(WindowsもしくはMac)のコンソールでの操作方法など、これらの知識は必須です。
もし、プログラミングの基礎知識もまったくわからない状態で独力で始めるのであれば、最低限、この本を読み始めることからオススメします。
「スラスラ読めるPythonふりがなプログラミング」は、Python自体と、プログラミングの基礎の基礎からわかりやすく解説することを目的とした本です。
はじめにこの本を読み始めて、そこから独力でインターネットで調べ物をしながら勉強していく…というのがベストです。
まとめ
以上、独学でPythonプログラミングを学ぶことは可能かどうか、そして、そのメリット・デメリットのまとめでした。
- Python独学は比較的簡単
- 独学のメリットは、やはり無料で学べること
- 独学のデメリットは、行き詰まった際の相談相手がいないという点
- プログラミング自体が始めてなら、まずは入門書を読もう
数あるプログラミング言語の中でも、Pythonは間違いなく独学しやすい言語です。
プログラミングで「やりたいこと」があって、それを実現したいのでプログラミングを勉強する…という人は、まずは独学スタートで良いと思います!
逆に、「スキル向上のためにPythonを学びたい」という目的の場合は独学では進めづらいので、やはりTech Academyなどのプログラミングスクールを利用するのが良いでしょう。
世の中で必要とされる知識をまんべんなく得るためには、やはりスクールで学ぶのが一番ですね。
以上、ご参考までに!
それでは!