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Excelについて詳しく解説します

【Excel】日付に曜日を入れる方法をわかりやすく解説

  • Excelの日付セルの中に曜日を入れる方法を教えて欲しい!
  • いくつかフォーマットの例文・サンプルをみせてください

この記事では、以上の疑問にお答えします。

 

Excelで日付を管理する際、曜日を一緒に表示させるとスケジュールの確認やデータ管理が格段に便利になります。

曜日が表示されることで、特定の曜日のデータを簡単に見つけたり、週単位での分析がしやすくなります。

本記事では、Excelのセルに日付と曜日を表示する方法を、具体的な表示形式とともに詳しく解説します。

 

  当記事の内容は、Microsoft 365のExcel最新版(2405 17628.20144)にて動作を確認しています。

 

この記事のポイント!

  • 「セルの書式設定」→「ユーザー定義」から日付フォーマットが指定可能
  • (aaa)で (月) (土) と表示される
  • (ddd)で (Mon) (Sat) と英語表記になる

セルの書式設定で曜日を表示する方法

まずは、セルの書式を変更する画面を開きましょう。

日付を入力したセルを選択します。

右クリックして「セルの書式設定」を選択します。

 

これで、書式設定ウィンドウが開きます。

日付と曜日を表示するフォーマットの選び方

右側の「分類」から「ユーザー定義」カテゴリーを選び、種類に必要なフォーマットを入力します。

以下にいくつかの具体例を示します。

日付と曜日のフォーマット例
  • yyyy/mm/dd (aaa):年月日と曜日の略称
  • yyyy/mm/dd (dddd):年月日と曜日の完全名称
  • mmmm ddd:月と曜日の略称
  • mmmm dddd:月と曜日の完全名称

 

このようにフォーマットを設定することで、日付に曜日を追加表示することができます。

以下、実際の実例をまとめていきます

【表示形式①】yyyy/mm/dd (aaa)

この形式では、曜日が3文字の省略形で表示されます。

例えば、「2024/06/01 (土)」のように表示されます。

この形式は、スペースを節約したいときに便利です。

特に、データが多い表やグラフに適した形です。

【表示形式②】yyyy/mm/dd (dddd)

この形式では、曜日が完全な名前で表示されます。

例えば、「2024/06/01 (Saturday)」のように表示されます。

この形式は、曜日をより明確に表示したい場合に適しています。会議やイベントの日程管理に便利です。

【表示形式③】月 (月) Mon

この形式では、月と曜日が省略形で表示されます。

例えば「Jun (月) Mon」のように表示されます。

この形式は、カレンダーのように月と曜日を見せたいときに有効です。

月ごとのトレンドやパターンを視覚的に把握するのに役立ちます。

【表示形式④】その他の表示形式

例えば、yyyy年mm月dd日 (aaa) のように、異なる言語やフォーマットで表示することができます。

日本語で日付を表示しながら、曜日を英語で表示するなど、さまざまなカスタマイズが可能です。

これにより、国際的なプロジェクトや多文化チームでのコミュニケーションがスムーズになります。

書式設定のコピーペースト方法

書式設定のコピーペースト方法を覚えておけば、これらのフォーマットを毎回入力しなくても、既存のセルからコピーしてくることで対応可能なので便利です。

書式設定のコピー方法

書式を設定したセルを選択します。

右クリックして「コピー」を選びます。

もしくは、Ctrl + C を押します。

書式設定のペースト方法

書式を適用したいセルを選択します。

右クリックして「形式を選択して貼り付け」を選び、「書式」を選択して「OK」をクリックします。

もしくは、Ctrl + Alt + V を押して「書式」を選びます。

この方法を使うことで、書式設定を一貫して複数のセルに適用することができます。

これにより、データの視認性が向上し、作業効率がアップします。

関数を使った曜日の表示

TEXT関数を使用することで、セルに入力された日付に対して、カスタムフォーマットで曜日を表示することができます。

例1: =TEXT(A1, "yyyy/mm/dd (aaa)")

この関数を使用することで、日付を年/月/日 (略称)の形式で表示できます。

例えば、セルA1に2024/06/01と入力されている場合は以下のように表示されます。

=TEXT(A1, "yyyy/mm/dd (aaa)")は2024/06/01 (Sat)

この形式は、簡潔で分かりやすい表示を提供します。

例2: =TEXT(A1, "yyyy/mm/dd (dddd)")

この関数を使用することで、日付を年/月/日 (曜日の完全名称)の形式で表示できます。

例えば、セルA1に2024/06/01と入力されている場合、

=TEXT(A1, "yyyy/mm/dd (dddd)")

上記のフォーマットだと「2024/06/01 (Saturday)」と表示されます。

この形式は、曜日を完全に表示することで、情報をより明確に伝えます。

例3: =TEXT(A1, "mmmm ddd")

この関数を使用することで、月と曜日を省略形で表示することができます。

例えば、セルA1に2024/06/01と入力されている場合、

=TEXT(A1, "mmmm ddd")

このフォートマットだと「June Sat」と表示されます。

この形式は、月ごとのトレンドやパターンを視覚的に把握するのに役立ちます。

例4: GoogleスプレッドシートでのTEXT関数

Googleスプレッドシートでは、Excelと少し異なる形式を使用します。

=TEXT(A1, "yyyy-mm-dd (ddd)")

例えば上記のように、Googleスプレッドシートではハイフンを使った形式をサポートしています。

日本語での表示も可能です。

 

Googleスプレッドシートでは例えば、

=TEXT(A1, "yyyy年mm月dd日 (ddd)")

とすることで、日本語の年月日表示に曜日を追加することもできます。

これにより、スプレッドシートを使用する多文化チームでの作業がより効率的になりますね。

まとめ

本記事では、Excelで日付に曜日を表示する方法を具体例とともに解説しました。

 

この記事のポイント!

  • 「セルの書式設定」→「ユーザー定義」から日付フォーマットが指定可能
  • (aaa)で (月) (土) と表示される
  • (ddd)で (Mon) (Sat) と英語表記になる

 

セルの書式設定を利用する方法と、TEXT関数を使う方法の両方を紹介し、日付と曜日を一緒に表示できるようにしました。

スケジュール管理やデータ分析がより簡単になりますので、ぜひこれらの方法を活用してみてください。

 

また、GoogleスプレッドシートでのTEXT関数の使い方にも触れました。

これにより、Excelだけでなく、他のスプレッドシートツールでも同様の設定を行うことができます。

 

以上、ご参考までに。

それでは!