Excelについて詳しく解説します
- Excelで「増加率・変化率」を計算する方法を知りたい!
- 実際の計算式をわかりやすく教えてほしい
- 「前月比」との違いも知りたい
この記事では、以上の疑問にお答えします。
ということで、こんにちは!
Excelで数値やデータを分析する際に、増加率や変化率を求めたい場面が時折あります。
今回は、この増加率と変化率をExcelで計算する、簡単な方法についてまとめました。
スクリーンショットを見ながら順を追って、わかりやすくご説明しますね。
ちなみに、Excelにて増加率・変化率を計算する関数はありません。
そのため、計算式を使ってこの割合を割り出していくことになります。
ということで、早速みていきましょう!
基本的に、これらの計算方法はすべて同じです!
- 減少率
- 増減率
- 伸び率
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この記事のポイント!
- 「(変化後の数値 / 変化前の数値) - 1」で計算できる
- 単純に割って出てくる割合は増加率・変化率ではなく「前月比」なので注意!
- 「前月比」から1をマイナスすると「増加率・変化率」になる
【Excel計算式】増加率・変化率を計算する方法
早速ですが、増加率・変化率を計算する計算式はこちらです。
実際に、Excel表で見てみましょう。
こんな感じの、シンプルな表を用意しました。
1月の数値から2月の数値とで数値が20増えていますので、増加率・変化率は20%です。
これをExcelの計算式で計算する場合は…このようになります。
ただ単純に増加率・変化率を計算したい場合は、こちらの計算式をコピペするだけでOKです!
覚えておくのは「変化後÷変化前」で割り算するよ、という順序の部分です。
【解説】増加率・変化率のもう少し詳しい計算方法
もう少し詳しく、Excel上でのこの計算式について解説していきますね。
特にフォーマットなどを変更せず、単純に「変化後÷変化前」で計算してみると、こうなります。
これではただの数値なので、セルをパーセント表記に変えてあげる必要がありますね。
パーセント表記に変更すると、このように「120%」と表示されます。
これが日ごとの数値の比較なら「前日比」で、年ごとの数値の比較なら「前年比」です。
「前月比で数値が120%になりました!」
…という言い方ですね。
「前月比」と「増加率・変化率」は混同しやすいので、注意が必要です。
あくまで増加率・変化率を求めたいという場合は、この計算結果から「1」をマイナスしてあげます。
パーセント表記の状態で「1」をマイナスするということは、100%減らすよ、ということを意味します。
つまり「前月比で表示されている割合を増加率・変化率に変えますよ」という計算をするわけですね。
この計算式が、上で例に出した以下の通りの計算式です。
これによって「20%」という増加率・変化率が計算できました!
まとめ
以上、Excelで増加率・変化率を計算する方法まとめ、でした、
この記事のポイント!
- 「(変化後の数値 / 変化前の数値) - 1」で計算できる
- 単純に割って出てくる割合は増加率・変化率ではなく「前月比」なので注意!
- 「前月比」から1をマイナスすると「増加率・変化率」になる
以上、Excelで増加率・変化率を計算する方法でした。
すでにお話したとおり、「前月比」と「増加率・変化率」は別物ですので気をつけましょう!
この2つを混同して考えてしまうと、数値の報告の際に混乱のもとになってしまいますからね…。
ということで、ご参考までに!
それでは!