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Excel for Mac 2016を使っています。

前にも書いたとおり、2016版になってからかなりMac版Excelの使い勝手が良くなりました。 お仕事として、実用に耐えるレベルです。

MacのOffice使いに朗報 Excel 2016のプレビュー版がWindowsと同じ使用感になっていて超使いやすくなってるよ ショートカットキーもWin版に統一! | Tipstour

 

しかし、先日のアップデートから、Excelファイルを開くたびにこんなメッセージが表示されるようになってしまいました。

  「(ファイル名)の一部の内容に問題が見つかりました。」
「可能な限り内容を回復しますか? ブックの発行元が信頼できる場合は「はい」をクリックしてください。」

01 Cap 2018 05 21 9 58 54

 

これらのメッセージは、毎回ファイルを開くたびに表示されてきます。

「はい」をクリックするとファイルは開くものの、続いてエラーメッセージが。

  読み取れなかった内容を修復または削除することにより、ファイルを開くことができました。

02 Cap 2018 05 24 16 36 02

 

「表示」または「削除」をクリックすると、さらにはこんなメッセージが。 なんじゃこりゃ。

  XMLファイル結果の修復先(ファイル名)には、データビュー(XSLT)がないため、開くことが出来ません。

Unspecified error
場所: 行:2、 列:79

Cap 2018 05 24 16 36 25

 

これらのメッセージは、同じファイルを開き直しても出てくるようになってしまいました。

うーん、非常にうっとうしいエラーですね…。

対応方法を調べてみました。 この原因と、暫定的な解決方法についてまとめます。

 
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この記事のポイント!

  • 「一部の内容に問題が見つかりました」エラーがファイルを開く度に表示される
  • Excel for Macの最新バージョンでは問題は解決されていない!
  • 旧バージョン(15.41)に戻して使うしか、現状では解決策がない
  • 現行Excelをアンインストール→15.41をインストールで一旦現象は起きなくなった

この現象はExcel for Mac 2016の「既知のエラー」とのこと

さて、この現象、マイクロソフトのフォーラムにて質問がされていました。

office for Macでエクセルを開くと、「修復」のメッセージ - マイクロソフト コミュニティ

 

暫定対応策

上記のフォーラムの内容をまとめると、こうなります。

2018年5月時点では、この問題は解決されていません。

Excel for Macのバージョンを「16→15」にダウングレードする必要があります。

 

2018年5月時点でのExcel for Macの最新バージョンは16.13.1です。

頻繁にアップデートされている印象がありますが、それでも今回のファイルオープンエラーについては、問題が解消されていないというのが実際のところです。

そのため、問題を回避するには前バージョンである15.41まで、ダウングレードする必要あり、とのことです。

暫定対応策のおおまかな手順

大まかな手順は以下の通り。

暫定対応策をやってみた:Excel(16.13.1)のアンインストール

ということで、実際に手順に沿って暫定対応策を実施してみました。

まずは、現在インストールしているExcelをアンインストールしちゃいます。

Macの場合、アプリのアンインストールは非常に簡単で、Finder画面からExcelのアプリファイルを削除するだけです。

 

まずはFinderから「Macintosh HD」へ。

Cap 2018 05 24 16 46 00

 

つづいて「アプリケーション」のフォルダを開きます。

Cap 2018 05 24 16 46 07

 

インストールされているアプリケーションのファイルが一番で表示されるので、ここで「Microsoft Excel.app」を探して、そのままFinder上で削除します。

ちなみにアプリのアンインストール時には、Macの管理パスワードを要求されます。

Cap 2018 05 24 16 46 17

Cap 2018 05 24 16 46 44

暫定対応策をやってみた:Excel(15.41)のインストール

続いて、Excelの旧バージョン、15.41をダウンロードしましょう。

下記リンクをクリックすると、インストーラーがダウンロードされます。 700MB近くあるのでご注意くださいませ。

Excel for Macのバージョン15.41をダウンロード

 

インストール自体は通常の手順なので、説明は省きますね。

Cap 2018 05 24 16 49 46

暫定対応策後:エラーは出なくなった!

さて、15.41のインストールが完了したら、さっそく実行してみましょう。

初起動時にこのようなエラーメッセージが表示されて再起動されますが、マイクロソフトによるとこれは既知のエラーメッセージとのことで、気にせず再起動でOKです。

Cap 2018 05 24 16 51 17

Cap 2018 05 24 16 51 30

 

Excelのバージョンを確認してみたところ、ちゃんとバージョン15.41になっていました。

Cap 2018 05 24 16 51 46

【Excel】現在つかっているバージョンを確認する方法【2016 Win/Mac版両方】 | Tipstour

この状態で、以前エラーが表示されていたファイルを開いてみると…こんなメッセージが。

Cap 2018 05 24 16 52 05

 

このまま「開いて修復」を選択すると、問題なく開くことができました。

その後、同じファイルを開き直してもエラーメッセージは表示されなくなったので、バージョン16で開いてしまったファイルで、一度だけ表示されるメッセージだと思って良さそうです。

 

ちなみに、当然ながら15.41は最新バージョンではないため、Excelを開き直すたびにこのようなアップデートを促すメッセージが表示されてしまいます。

…ちょっとうっとうしいですが、こればかりは仕方ないかもしれませんね。 ×ボタンで毎回閉じる必要がありそうです。

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この記事で解決しなかった疑問は疑問はAIに聞いてみよう
質問内容を入力すると、皆さんの疑問にAIがお答えします。

※当機能は現在ベータ版です。 予告なく公開終了する場合があります。

まとめ

  • 「一部の内容に問題が見つかりました」エラーがファイルを開く度に表示される
  • Excel for Macの最新バージョンでは問題は解決されていない!
  • 旧バージョン(15.41)に戻して使うしか、現状では解決策がない
  • 現行Excelをアンインストール→15.41をインストールで一旦現象は起きなくなった

 

この問題、はやく解決してくれるといいのですが。

余談ですが、Mac版Excelでは改善希望のフィードバックをアプリ上から送れるようになってます。

ここから、この問題についての改善希望を多くの人が送信してくれれば、解決への優先度が上がるかもしれません。

ぼくも送ってみました! ぜひ、やってみてくださいませ。

Cap 2018 05 25 14 16 51

 

それでは!