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AWSのEC2インスタンスがシャットダウン・ブートした時間をログから確認したい!

…という方のために、この記事に手順をまとめました。

 

ということで、こんにちは!

先日利用していたEC2で、インスタンスが突然再起動、もしくはシャットダウンしてしまう状況があり、原因を調査中です。

まずはなぜ終了したのかを、いつ終了したのかの時刻をログから確認しないことには始まらないので、AWS・EC2インスタンス(サーバ)の終了・起動時間を確認するコマンドを備忘録としてまとめておきます。

 

この手順を実行した環境は以下の通りです。

  • Cloud9で作成したEC2 (Amazon Linux2)
  • インスタンスタイプはt2.small
  • SSH接続でログを確認
  • アカウントはec2-user

 
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【方法】インスタンスの終了・起動のログを確認するコマンド

ということで、実行するのは以下のコマンドです。 コピペでOK。

sudo cat /var/log/messages | grep rsyslogd

 

実行すると、このようなログが表示されます。

【確認】起動・終了した時間を確認する

これは、サーバのログから、grepで「rsyslogd」に関することを抜き出して表示する、というコマンドです。

この内容を見ると、いつシャットダウンしたか、いつブートしたかなどが把握できます。

インスタンスが終了(シャットダウン)したログ

以下の文字列が入っているログが、終了時刻です。

exiting on signal 15.

インスタンスが起動(ブート)したログ

インスタンス起動した場合は、以下の文字列がログの中に入っています。

start

 

上記を踏まえてログを見てみると、直近では1月11日の22:18:16に「exiting on signal 15.」でシャットダウン、

その後、22:18:57に「start」で起動していることがわかります。

 

  ちなみに「exiting on signal 15.」というコマンドは「誰かがシャットダウンのコマンドを実行した」ということを示すログです。

このログだけでは通常の方法でシャットダウンされたということを示しているわけですね。

ただ、意図してシャットダウンしていないのにsignal 15が表示されているという場合は…何らかのプログラムやスクリプトが悪さをして、勝手にシャットダウンコマンドを実行してしまっている、というようにも考えられます。

意図したものかそうでないかの確認は、必要ですね。 

 
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まとめ

以上、AWS・EC2インスタンスの終了・起動のログを確認するコマンドでした。

 

ぼくの環境で起きている、インスタンスでスクリプトを実行中に勝手にシャットダウンされてしまう現象については…今の所調査中です。

インスタンスによってはまれに初期の不具合で、そうした不安定な動きをするものがあるらしいということで、そうした側面からも、調査してみようとしている所です。

 

以上、ご参考までに!

それでは!