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Twitterについて詳しく解説します

ツイートを見たくもないアカウントをブロックしようと思っているんだけど…。

…という方、ちょっと待った!

Twitterは仕組み上、ブロックすることは危険な上に無意味で、むしろ逆効果になるので注意が必要です。

 

ということでこんにちは、20代怠け者(@20sInvest)です!

先日、上記のアカウントとはまた別の個人的な趣味のアカウントで、あるユーザーからブロックされました。

まあそれ自体は、相手の事情などもあるので「仕方ないこと」なので、気にはしていないのですが…。

仕組み上、ツイッターのブロックって、身を守るという点では割と無意味なんですよね。

今回は「ツイッターでのブロック行為」のデメリットと、代わりにミュート機能を使うべき理由についてまとめました。

 

この記事で伝えたいのは、

ブロック行為ってぶっちゃけ無意味なので、ブロックするぐらいならミュートを使った方が安全だよ。

ということです。

【図解】ブロックとミュートの違い

まず、ブロックとミュートの違いについてまとめてみました。 こちらをどうぞ。

自分の
タイムライン
への表示
対象アカウント
からの
プロフィールの
閲覧
いいね、
RT、
DMなど
ブロック/
ミュートした事の
相手への通知
通常時表示されるできる通知ありなし
ブロック時表示されないできない(ブロック)不可いずれ気づかれる
ミュート時表示されないできる通知あり気づかれない

 

ブロックされると、そのアカウントのツイート内容やプロフィールは一切表示できなくなります。

そして、そのツイートに対してのいいねやRT、DMなどを送ることができなくなります。

実際にブロックされて、プロフィールを表示しようとするとこのような感じで表示されます。

ブロックされています

○○さんのフォローやツイートの表示はできません。

 

ブロックされていることは、こうしてアカウントのプロフィールを開こうとした時に始めて気づくわけですね。

「ブロックされました」という通知はされませんが、プロフィールを開く時点で気づくため、遅かれ早かれ、相手にはブロックしたことが伝わります。

【危険】ブロックは相手に対して「否定」する行為になる

まず1つ言えることは、ブロックするという行為は明確に相手に対して「否定」をする行為です。

つまりは、敵対行為でもあるということ。

 

気づかないうちにブロックしていた、なんてことはありえないので、「ブロックされている=何かしらの理由で相手が自発的にブロックした」ということになります。

遅かれ早かれ、相手には「自分が否定された」ということが伝わるわけですね。

「相手にツイートを見せない」という目的のためにブロックは使えない

そもそもブロックをする理由はなんでしょう?

考えられるものとしては3つ。

  1. 相手のことが嫌いで、否定の意志を見せるためにブロックする
  2. 相手に自分のツイートを見せたくないのでブロックする
  3. 相手のツイートを見たくもないので、ブロックする

 

①はまあ、別に推奨はしませんが意図はわかります。

②の「相手に自分のツイートを見せたくないのでブロックする」というのは、要注意です。

というのも、相手をブロックしてもツイートを見る方法はいくらでもあるからです。

 

みなさんご存知の通り、ツイッターは複数のアカウントを自由に作ることができます。

いわゆる複垢、サブアカウントというやつですね。

ということは、仮にブロックされたとしてもサブアカウントを作ってしまえば、そのサブアカウントはブロックされていないので、相手のツイートを普通に見ることができるわけです。

 

つまり「ある相手に対して絶対にツイートを見せたくない!」という目的のためには、ブロック機能は何の意味もないということです。

意味がないばかりか、相手に対しての「否定」の意志が明確に伝わりますので、それに気づいてしまった相手からは当然よい思いはされません。

場合によっては反感を買い、逆に相手から敵対視されることにもなります。

ブロックした相手とは、今後何があってもその関係が復活することはないと考えたほうがいいでしょう。

 

相手からすると(一応は)「何もしてないのにブロックされた」ということになるわけですから、そのブロックされたという事実を晒しツイートのように公表してくる…なんて可能性もありえます。

酷いケースでは、ブロックされたことを逆恨みして殺傷事件に発展した、というケースまであります。

ブロックすることで、無駄なトラブルに発展する可能性があるということですね。

無意味な敵意を向ける行為にはメリットは無い。

…というのが、ぼくの考え方です。

 

  本当にツイートを見せたくない相手がいるなら、非公開ツイート、通称鍵アカウントにするのが最適です。

これなら、許可した人にしかツイートが見れなくなるので、それ以外の人に見せないようにできます。

【非表示】相手を見たくないだけならミュートで十分

先ほどの理由③「相手のツイートを見たくもないので、ブロックする」というのも要注意です。

というのも、それだけならブロックではなくミュートで十分だからです。

 

もう一度、ブロックとミュートの動作の違いをまとめた図を見てみましょう。

自分の
タイムライン
への表示
対象アカウント
からの
プロフィールの
閲覧
いいね、
RT、
DMなど
ブロック/
ミュートした事の
相手への通知
通常時表示されるできる通知ありなし
ブロック時表示されないできない(ブロック)不可いずれ気づかれる
ミュート時表示されないできる通知あり気づかれない

 

相手のアカウントをミュートすると、自分のタイムラインにはツイートが表示されなくなります。

いいねやRTなどの通知は通常通り来ますが、自分のタイムラインには表示されなくなるので、相手を見たくないだけならミュートで十分です。

 

また、ミュートは相手への通知もなく、ミュートしていることは一切バレません。

以前はミュートしていることがわかる機能があったのですが、2020年現在は廃止されており、機能としてミュートしていることが通知されることはなくなっています。

(それこそ、自分からミュートしましたとバラさない限りは。)

 

このミュート機能、相互フォローの間や知り合い同士でも使えるので、便利です。

「知り合い同士だけど、この人のツイートは見たくないな…」なんていう微妙な状況でも、気兼ねなく表示・非表示を切り替えられます。

ツイッターでは、まず積極的にミュートして見たい情報・見たくない情報を切り替えていくのがベストな使い方です。

 

【例外】相手が攻撃してくるならブロックOK

ただし!

ブロックを使うべき場面も、それはそれで確かに存在します。

それは、相手側から攻撃してくる場面、つまり敵対行為を向けられているパターンです。

  • 一方的なクソリプ
  • つきまとい、粘着行為
  • いやがらせ行為
  • 無根拠な通報

など、相手側から「敵意」を持って行動してくる場合は、ブロックを推奨します。

 

自分から相手に敵意を向けるのは無意味ですが、敵意から身を守るのは正当な行為です。

こうしたシチュエーションにはならない事がベストですが、どうしても一方的にいやがらせ行為などをされる場合はブロックすることをオススメします。

この場合でも、サブアカウントを使われると更にクソリプを送られてくる可能性もあるので、その場合は最終的には鍵アカウントに設定することを考えましょう。

 

【関連記事】
【Twitter】クソリプ防止機能を有効にする方法【実際に相手にはどう表示されるか・まとめ】 | Tipstour

 

  もし、ツイッターなどでの嫌がらせ・つきまとい行為に現在進行系で被害にあっていて困っている…

という方で、こうしたブロック・鍵アカウント化でも対応しきれない場合は、司法書士の相談所などに相談しましょう。

最終手段ではありますが、ツイッターなどのSNSでのトラブル対策について、個人・法人問わず対応可能か相談に応じてくれますよ。

平栁司法書士事務所|無料相談 - 誹謗中傷・風評被害・対策

【まとめ】

以上、ブロックよりもミュートを優先的に使っていくべき理由についてでした。

 

  • 相手にツイートを見せないという目的には、ブロックは役に立たない
  • ブロックすることで、相手への明確な「否定」となる
  • わざわざ、無意味に否定の意志をおくる必要はない
  • 相手のツイートを見たくないだけなら、ミュートで十分
  • どうしても防御したい場合は鍵アカウント設定にする

 

しかしまあ、人と人とのつながりってのはめんどくさいものですね!

ツイッターは他のSNSと比べて、そのつながり度合いが薄いのがある種メリットでもありますが、それでも知り合い同士でつながっていると、リアルの付き合いの延長みたいになってきてしまいます。

 

ぼく自身は、タイムラインに載せたくない・目にしたくないと思ったツイートやアカウントをミュートしたり、場合によってはリムーブしたり、ということにそれほど抵抗はないのですが、

やはり「受け取り方は人それぞれ」なので、なるべくならば角の立たない方法、ミュート機能を活用するようにしています。

 

以上、ご参考までに。

それでは!