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YouTubeについて詳しく解説します

YouTubeアナリティクスの「ブラウジング機能」とは何なのか教えて下さい!

どうすれば、「ブラウジング機能」からの動画視聴回数を増やすことが出来ますか!?

…という方のために、この記事を書きました。

 

YouTubeでは、自分のチャンネルの動画にどのような種類のアクセスがあったのか、アナリティクス画面から確認することが可能です。

(「トラフィックソースの種類」の画面より)

 

もちろんチャンネルによってトラフィックソースの比率が異なってきますが、ほとんどの場合、この「ブラウジング機能」というトラフィックソースが最も多くなってきます。

ブラウジング機能…あまり馴染みのない名称ですよね。

一体どういったアクセス経路なのか、ブラウジング機能について知っておくべき情報をまとめました。

また、このブラウジング機能からのアクセスを増やすための方法についても、この記事でまとめています。

ご参考までに、それではどうぞ!

【解説】ブラウジング機能とは

さて、ブラウジング機能とは、一言でいうと「YouTubeのオススメ動画」です。

YouTubeのシステムでは、これまでに視聴した動画や検索キーワードから、アルゴリズムが自動的に判断してYouTubeホーム画面やサイドバーにオススメの動画を掲載するようになっています。

「ブラウジング機能」とは、これらのオススメ動画をクリックして、皆さんのチャンネルの動画にアクセスした場合のトラフィック、ということになりますね。

 

ブラウジング機能として計測されるトラフィックには、このようなものが挙げられます。

  • YouTubeトップ画面のオススメ動画からのアクセス
  • 登録したチャンネルの動画一覧からのアクセス
  • 「後で見る」からのアクセス
  • 「再生履歴」からのアクセス

ただし、ブラウジング機能のアクセスの9割は「YouTubeトップ画面のオススメ動画からのアクセス」です。

再生履歴などからのアクセスもブラウジング機能として計測されますが、実情はトップページからのアクセスであると考えてOKです。

【事実】ブラウジング機能のオススメ動画は人によって異なる

皆さんあまり意識したことがないかもしれませんが、YouTubeトップ画面などは視聴者個人の興味のあるカテゴリ・テーマの動画が表示されるようになっています。

オススメされる動画は、視聴者ユーザごとに異なるということです。

 

例えば、こちらは全くログインしていない状態のトップ画面ですが、ここにはユーザの興味などは反映されておらず、その時の人気動画が表示されています。

 

こちらは、ぼくのアカウントでのトップ画面。

ぼくはYouTubeでは音楽ばかり聞いているので、「こいつはこのジャンルの音楽が好きなんだな」→「じゃあそれに関連するオススメ動画を表示してやろう」という動きをして、このようなおすすめ動画になっています。

これらの動画をクリックして視聴すると、それがトラフィックソース「ブラウジング機能」として計測されます。

 

このように、ユーザによって表示されるオススメ動画は全く異なります。

視聴した動画単体だけではなく、どのチャンネルの動画をどれぐらい見たかなどの、細かい情報も反映されたうえで、YouTubeはオススメ動画を決定します。

【重要】アクセス数を増やすには、「ブラウジング機能」が最重要

YouTubeの視聴の大半は、こうしたブラウジング機能からのアクセスです。

YouTube検索からのアクセスも確かにありますが、大半はこうしたオススメ動画としてYouTubeにピックアップしてもらうことで視聴されるものだということですね。

 

つまりは、ブラウジング機能からのアクセスを増やすことが、動画の視聴回数を大きく伸ばす方法だということです。

このブラウジング機能からのアクセスを意識しているかどうかで、チャンネルと動画の伸びは大きく変わってきます。

【実例】なまけものチャンネルでのプチバズ

参考として、ぼくのYouTubeチャンネル「なまけものチャンネル」で先日起こった、ブラウジング機能でのプチバズの事例をお見せしますね。

3月20日に投稿した動画がプチバズを起こして、この日の再生回数が一気に跳ね上がりました。

前日までの再生数と比べると、明らかにこの動画が突出して再生され、チャンネル全体の再生数を一気に押し上げていることがわかります。

 

このプチバズを起こした動画のトラフィックソースの種類を見てみると一目瞭然です。

ブラウジング機能が再生の8割を占めています。

これはつまり、ブラウジング機能でこの動画が大きくピックアップされたからこそプチバズが起き、そしてアクセス数が一気に増えたという証拠です。

 

  ちなみに、その動画はこちらです。

米国株の投資に関する動画ですが、興味があれば見てみてください。


【改善】ブラウジング機能からのアクセスを増やす方法

どうしたらブラウジング機能からのアクセスを増やすことが出来るのか? 

YouTubeは具体的な方法、アルゴリズムについては情報を公開していませんが、公式の解説動画などで時折「このようにしたほうがいい」というアドバイスを公開しています。

まずはこちらの動画と再生リストをみてください。

 

これらの動画によると、

【リスト】ブラウジング機能に動画が載るための施策
  • 毎日、もしくは一定間隔で動画を定期的に公開する
  • 動画の説明欄に、その動画の内容を詳しく記載する
  • ユーザの興味を引く的確な動画タイトルを付ける
  • ユーザの興味を引く的確なサムネイルにする
  • 再生時間を長くする
  • 高評価数やコメント数を多くする

こうした施策が有効です。

 

これらを言い換えると結局の所「視聴者に気に入られる動画をつくろう」ということになりますね。

視聴者の反応が、かなり大きくブラウジング機能に影響します。

視聴時間(視聴者維持率)を長く、高評価数やコメント数が多い動画をYouTubeアルゴリズムでは「視聴者に気に入られている動画」として評価しているため、これらを増やすことを目標に動画を作っていくのが良いでしょう。

 

具体的には、

  • 動画のタイトル・サムネイルと中身を一致させる (再生直後の離脱を避ける)
  • 動画の冒頭で、どんな動画かわかるように作る
  • 動画の中で、「気に入ったら高評価を押してください」と促す
  • 動画の中で、コメントを促す
  • 動画の中で、関連する動画へ誘導する

こうしたことを心がけて動画を作っていく…ということですね。

動画の中での高評価・コメントを促すことはやりすぎでは逆効果になりますが、動画の最後などに小さく添えるのであればそれほど悪い印象を与えずに、視聴者に行動を促すことが出来ます。

あくまで自然な形で、視聴者に行動を促すようにしましょう。

 

数字が良い動画=視聴者が気に入ってくれている動画

ということですので、手始めに色々なテーマ・ジャンルの動画をアップしつつ、アナリティクスで反応を見て、それらの動画に近いものを中心的にアップしていく。

そうしてPDCA的に回していくうちに、ブラウジング機能によるプチバズが起きる可能性が高まる、ということです。

実際、今回プチバズした動画も、いくつか複数テーマでアップしていたうち、比較的反応の良いテーマで動画をアップしていったところ、ブラウジング機能でピックアップされて再生回数が大きく伸びました。

 

以上、ご参考までに!

それでは!

 

【関連動画】YouTubeチャンネルを収益化するための全方法を、こちらにまとめています