テレワークについて詳しく解説します
昨今の世界事情の影響で、これまで対面で行っていた会議やイベントをインターネット上でする機会が増えています。
テレワーク(リモートワーク)で働くようになった人も世界中で増えています。
Web会議用のツールとして「Zoom」は最も利用されていますが、セキュリティ上の問題が多く指摘されています。
Zoomは簡単に接続できるため便利ですが、接続が遅いため画面が固まってしまい、再度ログインが必要であったなどの報告がされており、代わりとなる無料のWeb会議ツールを探している方もいると思います。
Web会議ツールを選ぶ際には「導入・使いやすさ」「最大の参加者人数」「会議中のファイルや画面共有などの付加機能」の3つの点について考慮する必要があります。
この記事では、複雑なインストール作業が必要ない、3つのZoom以外の使いやすい無料Web会議ツールを紹介します。
①少人数で頻繁に行うWeb会議に最適なWhereby(ウェアバイ)
「Whereby」は、Videonor社が提供しているWeb会議ツールです。
以前は「appear.in」というサービス名で知られていました。
他のWeb会議ツールにない、Wherebyの一番のメリットは、一度会議のURLを発行すると同じURLを何度も繰り返し利用できることです。
会議の主催者の手間が省けます。その他のメリットとして、画面共有やチャットが簡単にできることや、無料版でも通話と映像のクオリティが高いことがあげられます。
ただし、無料版の場合は、録画機能が制限されていたり、参加者人数は最大4名までとなっているので、少人数で頻繁に行う会議に適しています。
また、Wherebyのツール全般は日本語対応がされておらず、英語になっているので登録に際にためらう方もいるかもしれません。
②参加に手間がかからないSkype Meet Now
「Skype Meet Now」は2020年4月からサービス開始されたMicrosoft社の傘下であるSkypeが提供するWeb会議ツールです。
「Skype Meet Now」の一番のメリットは、手間がかからず参加できるため、参加する人のITスキルを心配することがないことです。
その他のメリットとしては、最大25名参加できることや、Web会議の主催者(ホスト)とゲストの両方がアカウント登録が不要なこと、画面共有では背景をぼかす機能と録画機能(30日間限定)を備えていることなどがあります。
ただし、スマホやタブレットで参加する場合は、Skypeアプリのダウンロードが必要である点や、利用できるブラウザが「Microsoft Edge」または「Google Chrome」に限られていること点に気を付ける必要があります。
③多機能を備えたCisco Webex Meeting
「Cisco Webex Meeting」は、Cisco Systems社がリリースしているWeb会議ツールです。
「Webex」の略で知られています。
Cisco Webex Meetingの一番のメリットは、無料版でも有料版とあまり差がないほどの多機能を備えていることです。
機能には、ファイル共有、画面共有、投票機能、録画機能が含まれるので、会議に必要な機能が一通りそろっています。また、無料版では、最大50人参加できます。
まとめ
複雑なインストール作業が必要ない、3つのZoom以外の使いやすい無料Web会議ツールを紹介しました。
その他にも「Microsoft Teams」や「Google Meet」といったサービスも利用可能ですが、MicrosoftもしくはG Suiteのどちらかを使っているかによって使い勝手が異なるようです。
セキュリティについて心配なく、使いやすいWeb会議ツールをお探しの方にとって参考になると幸いです。