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Excelについて詳しく解説します

  • セルに色塗りする時、いちいちキーボードから手を離してマウス操作をするのが面倒だ
  • セルに色塗りするショートカット操作を教えて欲しい!

この記事では、以上の疑問にお答えします。

 

Excelで資料を作る上でよく行う操作がセルの色塗りです。

あまりにも頻繁に、それぞれのセルに色塗りを行う場合は、ショートカットキーでサクッと色塗りをしたくなりますよね。

 

残念なことにExcel自体には「セルに色を塗りつぶす」というショートカットキーそのものは存在しません。

色塗りを行うショートカット操作自体はあることにはあるのですが、細かいキー操作を行う必要があり、正直な所あまり気楽に「1セルずつ色を塗っていく」という操作には向いていません。

 

ただし、別の操作のショートカットキーを使うことで、セルへの色塗りをショートカット操作することが可能です。

筆者はExcelをかれこれ14年近く仕事で使い続けていますが、色塗り操作はこのショートカットキーを使い続けています。

この記事では、その方法をご紹介します。

 

  当記事の内容は、Microsoft 365のExcel最新版(2405 17628.20144)にて動作を確認しています。

この記事のポイント!

  • セルに色を塗るショートカットキーは公式には存在しない
  • 繰り返し操作を利用して色塗りが可能
  • 「F4」または「Ctrl + Y」で色塗り操作が可能

【操作】「繰り返し操作」で色塗りを行うショートカットキー

さて、その色塗りショートカットキー操作は以下の通りです。

「繰り返し操作」をするショートカットキー

F4

もしくは

Ctrl + Y

 

 

上記の操作ですが、純粋には色を塗るショートカットキーではなく「直前にの操作を繰り返す」ショートカットキーとなります。

例えば「セルに色を塗る」「文字に色を塗る」「罫線を引く」などの操作を行った後にこのショートカットキーを入力すると、全く同じ操作を、別のセルに実行することができます。

この機能を使って、簡単に色塗りを行っていく、というわけですね!

繰り返し操作でセルに色塗りする具体的方法

ではその手順を、実際に見ていきましょう。

まずは、まっさらなExcelシートを用意しました。

このシートのセルに対して、ショートカットキーで色を塗っていきます。

 

まずは下準備として、塗りつぶししたい色をメニューのボタンから選択し、適当なセルに色を塗りましょう。

今回はテストなので、緑色をセルに塗ってみます。

 

通常通り、セルに色が塗れました。

ここから、他の操作を何もせずに、色塗りしたいセルを選択して「F4キー」もしくは「Ctrl + Y」を押していきます!

 

繰り返し操作が実行され、セルに色が塗られました!

この操作は、セルを単体で選択した場合でも、複数選択した場合でも、問題なく色塗りされます。

セルごとに単体で色を塗っていきたい場合にも使えますし、例えば列や行ごとに同じ色を塗っていきたい、という場合にも使えますね。

おすすめはF4キー

「F4」と「Ctrl + Y」というふたつのショートカットキーがありますが、基本的には「F4キー」を使うのが簡単です。

F4キーであれば指一本だけで押すことが出来るので、右手で上下左右キーでセルを選択しながら、左手でF4キーを押していく…という感じで、どんどん色塗りをしていくことが出来ると思います。

 

色を変えたい場合は、単純に別の色を画面から塗りつぶして、このショートカットキーを改めて使っていけばOKです。

 

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【動画】実際に色塗りしてみるとこんな感じ

実際に今回のショートカットキーを使ってみた際のイメージをよりわかりやすくするために、動画も撮影してみました。

セルに色を塗って、F4キーを押して繰り返し操作で各セルに色を塗っています。

こちらも動画も、参考にどうぞ。

【参考】Mac版Excelでのショートカットキー

Mac版Excelでも、同様の繰り返し操作、セルの塗りつぶしショートカット操作が可能です。

ただ、キー配置がWindowsと少し異なるため、念のため、ご紹介しておきます。

ショートカットキー

F4

または

Command + Y

 

 

見ていただければ分かる通りMac版Excelでは、Ctrlキーではなく、Commandキーを使用します。

一般的なその他のショートカットキーでも、CtrlではなくCommandを使うことが多いので、Macユーザの皆さんは特に違和感なく、使ってもらえるかと思います。

 

…が、WindowsでもMacでも「F4キーで繰り返し操作が可能」ですので、ここでもF4キーを使うことをオススメします。

「Command + Y」を使う状況としては…F4キーがファンクションキーを押しながらでないと利用できない設定にしている場合ぐらい、でしょうか。

 

  ちなみにですが、これらの操作はExcel for Mac 2016以降でのショートカットキー操作となります。

Excel for Mac 2011以前は画面構成やショートカットキーが大きく異なるため、ショートカット操作も大きく異なります。

正直、2011は画面のUIが異なりすぎて非効率的ですので、もし、現在も2011を利用されている方は、最新のバージョンに乗り換えることをオススメします。

セキュリティ面でもそうですし、何より、Windows版とほぼ同じ操作感・機能性になるため、作業効率が一気に上がります。

まとめ

以上、Excelで簡単にセルに色を塗る2つのショートカットキーでした。

この記事のポイント!

  • セルに色を塗るショートカットキーは公式には存在しない
  • 繰り返し操作を利用して色塗りが可能
  • 「F4」または「Ctrl + Y」で色塗り操作が可能

 

冒頭でもお話した通り、複雑なキー操作を行うよりも、この方法を用いる方が断然簡単です。

なにより、1つのキーだけでポチッと色塗り出来る気軽さが良いですね。

ぜひ、この方法を活用してみてください。

 

以上、ご参考までに!

それでは!