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フリーソフトについて詳しく解説します

  • DropboxのキャッシュファイルがPCのデータ容量を圧迫してしまっているのでなんとかしたい
  • キャッシュをクリアしたが、それでも圧迫しているデータが残っているようだ
  • 「old_files」というフォルダに入っているデータは消してもいいのか?

この記事では、以上の疑問にお答えします。

 

Dropboxは定期的にキャッシュファイルが保存されるようになっており、それらのファイルがPCやMacの残り容量を圧迫することが多々あります。

Dropboxのキャッシュファイルの削除方法自体については公式から提供されており、当ブログ、Tipstour(チップスツアー)でも、その手順を以下の記事に紹介しています。

 

しかし!

これをやってもまだ、削除されないデータが残ってしまうという現象もあります。

ぼくのMacBookでは、長年消されることなく残ってしまっていたキャッシュのデータが、なんと30GB近くもディスクの中に残っておりました。

この記事では、この削除されないデータの対処方法について解説します。

【原因】「old_files」フォルダに大容量のデータが残ってしまう現象

さて、その謎のデータですが、Dropboxのプログラムファイル内の「old_files」というフォルダに保存されています。

 

Windows、Macでのフォルダパスは以下の通り。

Dropboxのデータの保存先を変更している場合、上記のパスとは異なる場所にフォルダがある場合もありますので、その際は設定を確認ください!

Windows版のフォルダパス

C:¥Users¥ユーザ名¥Dropbox¥.dropbox.cache¥old_files

Mac版のフォルダパス

/Users/ユーザ名/Dropbox/.dropbox.cache/old_files

 

このフォルダを開いてみると、このようなランダムな文字列のファイル名のデータが多数入っていました。

 

中には、7GB、8GBも占めているデータもあります。

こんなものがこっそりとディスク内に残っているのであれば、そりゃディスク全体を少しずつ圧迫していっても仕方ない話です。

ぼくのMacBookのディスクは512GBあるのでまだ良いですが…128GBなどの小さな容量のPCやMacを使っている場合は、これだけのデータ圧迫は致命傷ですよね。

【現象】これらのファイルは自動的に消されるが、消えない場合もある

Dropbox公式によると、これらのファイルは数日で自動的に消去されるはずだ、とのことです。

キャッシュフォルダーは、アカウント間でファイルを同期するための一時的なファイル置き場として利用されます。

このフォルダーのデータは数日ごと(3〜7日)に自動的に消去されますが、手動でキャッシュフォルダーを空にすることも可能です。

Dropboxの回答はこちら(英語)

 

しかしながら、これらのデータの更新日時を見てみると、1年以上、削除されずに残っているものが多数あります。

この記事を書いているのが2022年10月ですので、何と2年前の数GBものキャッシュデータが、削除されずにディスク内に残っていることになります。

このMacBookでもDropboxのキャッシュクリアは何度か行っているはずなので、キャッシュクリアでも削除されずに残ってしまっている古いデータがディスク容量を圧迫していたということになります。

【結論】「old_files」フォルダのデータを削除する方法

さて、このファイル類ですが…

このまま削除してしまってOKです。

 

Windowsの場合はエクスプローラー、Macの場合はFinderで該当する「old_files」フォルダを開いて、データを直接削除しましょう。

ファイルを削除したあと、ゴミ箱に残っているままだとディスク内にデータが残り続ける状態となるので、ゴミ箱を空にすることを忘れないようにしましょう。

 

ファイル削除が完了したら、ディスクの残り容量を確認してみましょう!

これで、かなりの空き容量が増えているはずです。

 

Dropboxのアプリは再起動しなくてもOKです。

おそらくはDropboxの管理化からも忘れされているデータですので、そのまま単純な削除で、問題ないと思われます。

 

ぼくの環境では2年前のファイルが残っていたので、1年おきぐらいにはこのフォルダを確認してみて、データが溜まっていないか確認してみてもいいと思います。

場合によっては、自動的に削除するようなスクリプトを組んでおいてもいいですね。

まとめ

以上、「old_files」に残っているデータが容量を圧迫する場合の対処方法でした。

 

  • 通常、キャッシュデータは3〜7日で自動削除される
  • しかし一部、削除されずに残ってしまうデータがある
  • それらがディスク容量を圧迫している可能性がある
  • 「old_files」の古いデータは直接削除してしまってOK

 

こうしたアプリは、必ずキャッシュが溜まってきてディスクを圧迫するのが世の常ですから、ディスクの空き容量が少なくなってきた際は、疑わしいアプリのキャッシュサイズを確認してみましょう。

キャッシュ類を削除するだけでも、当面のディスク容量の圧迫問題が解決する場合が多いです。

 

以上、ご参考までに!

それでは!