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Excelについて詳しく解説します

Excelで、2つの条件を満たすデータのみを合計したい!

…という方向けにこの記事を書きました。

 

以前、1つの条件を満たす数値を合計する関数としてSUMIF関数を紹介しました。

 

では、もし条件が2つ以上あった場合は、どうすればいいでしょうか。

この記事では、Excelで2つの条件を満たすデータのみを合計するSUMIFS関数について解説しています。

  当記事の内容は、Microsoft 365のExcel最新版(2405 17628.20144)にて動作を確認しています。

2つの条件を満たすデータのみを合計するにはSUMIFS関数を使う

2つの条件を満たすデータを合計するにはSUMIFS関数を使います。

SUMIFS関数は、複数の条件下にある数値の合計を表すのに使います。

書き方は、以下のとおりです。

=SUMIFS(合計範囲,検索する範囲1,検索したい条件1,検索する範囲2,検索したい条件2…)

 

注意点は、SUMIF関数では合計範囲を最後に書くのに対し、SUMIFS関数では合計範囲を最初に書く点です。

今回は条件を2つまでとしましたが、検索条件は最大127個まで作成できます(あまり無いとは思いますが)。

では、以下のシンプルな表を使って実際にSUMIFS関数を入力してみましょう。

excel_sumifs_table

まずは7月の光熱費ですが、条件は以下のようになります。

  • 合計範囲:D列
  • 月:B列の7
  • 費目:C列の光熱費

上記の条件をSUMIFS関数にあてはめると、下記になります。

=SUMIFS(D4:D15,B4:B15,7,C4:C15,"光熱費")

入力してみましょう。

excel_sumifs_july

7月の光熱費の合計が算出できました。

あとは8月ですが、1つ目の条件を8に変更するだけですね。

excel_sumifs_august

8月の光熱費の合計が算出できました。

これで、2つの条件を満たすデータのみ合計できました!!

まとめ

以上、Excelで2つの条件を満たすデータのみを合計するSUMIFS関数について解説しました。

ぜひ1度試してみてください。