Excelについて詳しく解説します
Excelで、2つの条件を満たすデータのみを合計したい!
…という方向けにこの記事を書きました。
以前、1つの条件を満たす数値を合計する関数としてSUMIF関数を紹介しました。
「SUMIF関数」についてはこちら
では、もし条件が2つ以上あった場合は、どうすればいいでしょうか。
この記事では、Excelで2つの条件を満たすデータのみを合計するSUMIFS関数について解説しています。
2つの条件を満たすデータのみを合計するにはSUMIFS関数を使う
2つの条件を満たすデータを合計するにはSUMIFS関数を使います。
SUMIFS関数は、複数の条件下にある数値の合計を表すのに使います。
書き方は、以下のとおりです。
=SUMIFS(合計範囲,検索する範囲1,検索したい条件1,検索する範囲2,検索したい条件2…)
注意点は、SUMIF関数では合計範囲を最後に書くのに対し、SUMIFS関数では合計範囲を最初に書く点です。
今回は条件を2つまでとしましたが、検索条件は最大127個まで作成できます(あまり無いとは思いますが)。
では、以下のシンプルな表を使って実際にSUMIFS関数を入力してみましょう。
まずは7月の光熱費ですが、条件は以下のようになります。
- 合計範囲:D列
- 月:B列の7
- 費目:C列の光熱費
上記の条件をSUMIFS関数にあてはめると、下記になります。
=SUMIFS(D4:D15,B4:B15,7,C4:C15,"光熱費")
入力してみましょう。
7月の光熱費の合計が算出できました。
あとは8月ですが、1つ目の条件を8に変更するだけですね。
8月の光熱費の合計が算出できました。
これで、2つの条件を満たすデータのみ合計できました!!
まとめ
以上、Excelで2つの条件を満たすデータのみを合計するSUMIFS関数について解説しました。
ぜひ1度試してみてください。