シンプル・スマートな画面録画ソフト EaseUS RecExperts

Googleについて詳しく解説します

  当記事は2022年に執筆した記事ですが、2024年現在も同様の形で手紙が送られてきており、状況は変わっていませんので、そのままお読みいただければと思います。

  • XXVI HOLDINGSという差出人の手紙が来たのですが、これは何でしょうか…?
  • なんだか怖いのですが、なにかしたほうがいいのですか?
  • 問題ないことを確認する方法も教えて下さい!

この記事では、以上の疑問にお答えします。

  

ということで、こんにちは!

2022年3月、私のもとにもやってきました。

「XXVI HOLDINGS INC」という、聞き慣れない海外企業からの手紙です。

中にはこのように、米国の税務情報の申告書が書かれただけの書類が入っております。

まさかの説明、一切なし。

 

海外から手紙が送られてくる事自体ほとんど無いのに、何も説明されていない税務情報の書類だけが送られてくる…。

これは心配になる方が居ても仕方ない気がします。

この手紙が一体何者なのか、この手紙を受けて何をしないといけないのか、などをまとめました。

ご参考までに、それではどうぞ。

 

この記事のポイント!

  • XXVI HOLDINGSはGoogleの子会社
  • 税務情報を提出済みなら追加の手続きは不要
  • アドセンスの管理画面で税務情報を確認可能

【事実】XXVI HOLDINGSはGoogleの子会社!

さてこのXXVI HOLDINGS、実はGoogleの子会社です。

2015年にGoogleの持株会社として設立されたもののようで、経緯は不明ですが、Googleから送られてきてる手紙であるということは間違いないです。

 

この手紙が届いている方は、「Googleアドセンス」を利用されている方です。

WebサイトのGoogleアドセンスと、YouTube収益化のGoogleアドセンスがありますが、これらどちらかで収益化している方は、登録している自宅にこの手紙と書類が届いてきています。

ということで、ユーチューバーの方々にもこの手紙が送られるようになっています。

 

いや、Googleからの公式な手紙なら一言、「Googleからです」ぐらい書いてくれよ、と(笑)

【結論】米国の税務情報を提出済みであれば問題なし

アドセンスを利用する際に税務情報を提出済みであれば、何もしなくてもOKです。

 

アドセンスのような米国企業の収益化サービスを利用する場合、「私は米国在住ではないので、米国の税金は払わないですよ」という申告が必要になります。

これが税務情報の申告です。

 

この申告をしていない場合、支払わなくてもいいはずの24%もの税金が取られてしまうことになるため、Googleアドセンスを利用する場合は、この税務情報の申告はほぼ必須事項です。

この手紙が送られてきたのも何かの機会と思って、税務情報がしっかり反映されているか、無駄な税金を取られていないか、確認しておきましょう!

【確認】アドセンスの税務情報を提出しているかどうかを確認する方法

ということで、まずは書類上から問題ないことを確認しましょう。

届いた書類の中には色々な項目が書かれていますが、この「Tax Rate」という部分が「0.00」になっていれば、問題なしです。

「アドセンス収益にかかる税率は0%ですよ」ということですね。

複数枚の書類が入っていると思いますので、しっかりと確認しましょう。


 

アドセンスの管理画面から税務情報の申告状況を確認する方法

アドセンスのWebの管理画面から、申告状況を確認することも可能です。

二重チェックしておくと、なお安心ですね。

 

Google管理画面にアクセスして、サイドバーから「お支払い」→「お支払い情報」へと移動して、「新しい税務署類をダウンロードできます」という部分をクリックします。 

 

「税務情報の管理」という項目が出てきますが、ここの「税務フォームと源泉徴収率」という項目を確認しましょう。

ここがいずれも「0%」になっていれば、米国の税金を差し引かれることなく、収益が皆さんの口座に入ってきています!

まとめ

以上、「XXVI HOLDINGS INC」から謎の手紙が届いた場合の対処方法でした。

 

送られてきた書類は税務情報のフォームなので、どこから送られてきているのかがわかれば、それほど心配することではなかったですね。

しかし、Googleから送っていますという一文ぐらい、どこかに入れておいてほしいものです。

 

以上、ご参考までに。

それでは!