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  • Windows11のPCで、VPN接続ができるようにしたい
  • VPN接続の方法がたくさんあってわからないので、簡単な方法を教えてほしい
  • VPNサービスで、現在、一番日本でよく使われているサービスを知りたい

この記事では、以上の疑問にお答えします。

 

インターネット通信でのセキュリティを高めるためだったり、日本国内で利用できないサービスを迂回して使えるようにする、などの目的で、VPNというものが使われます。

Windows11でももちろんVPN通信が出来る環境を作ることが可能です。

その方法は意外と数多くありますが、逆に初心者の方には「どの方法を選んだらいいのかわからない」という場合が多くあるはずです。

実際、Windows11でVPN接続方法を調べると、なにやら難しい設定方法などが出てくることが多く、この時点で技術力がない人には厳しい印象を受けてしまいます。

 

今回は、VPNというものを使ったことがない初心者の方でも、難しいことを考えずに簡単にVPN接続する方法について、ご紹介しています。

それではどうぞ。

この記事のポイント!

  • Windows11でVPN接続するにはVPNサービスの専用アプリを使うのがベスト
  • 日本国内で利用者が急増している「NordVPN」を利用するのがオススメ
  • 専用アプリなら、専門知識がなくてもVPNでセキュリティの高い通信が可能
  • 月額483円から、世界中にVPN接続が可能

「とにかくすぐにでもWindow11でVPN接続したい!」という方は、具体的手順をこちらにまとめています。

【前提】VPNに接続するためにはVPNサービスを使う必要がある

まず前提として、VPN通信をするためには、VPNサービスを利用する必要があります。

VPNとは

Virtual Private Networkの略。

インターネット上に専用の通信線をつくることで、その中での通信を外部から不正に傍受されたり、情報を抜き取られたりすることを防ぐ、という技術です。

一般的に、インターネットでのセキュリティを高める通信方法として、非常によく使われています。

 

また、VPN用のサーバ(コンピュータ)は世界各地にあり、そのサーバを経由して「あたかもその場所からアクセスしているようにサービスに接続する」ということも可能です。

例えば「日本にいながら、アメリカのVPNサーバに接続して、アメリカでしか使えないサービスを使う」というようなことも、VPNを使えば可能です。

逆に、海外に滞在中に日本でしか見られない動画サイトなどを見る、ということもできます。

 

現在、VPN接続をするためには、そうしたVPNサーバを用意しているサービスに契約して、VPN接続するという方法が一般的です。

個人が自力でVPN環境を構築することも可能ですが、初期費用・維持費用もかかりますし、何より技術と知識が必要となるため、ほとんどの人はVPNサービスを利用することになります。

Windows11でVPNに接続する2つの主な方法

さて、Windowss11でVPNに接続するには、大きく分けて以下の2つの方法があります。

  1. Windows11の標準機能でVPNサービスに接続する
  2. 専用アプリを使ってVPNサービスに接続する

 

Windows11にはVPN接続用の機能がデフォルトで備わっており、ここからVPNサーバに接続することも可能です。

 設定→ネットワークとインターネット→VPN

この画面からVPN接続を設定することが可能ですが、ご覧の通り、色々な設定項目を入力する必要があるため、正直手間がかかります。

接続先のVPNサーバを切り替える場合も、その分だけこの設定を手動で入力していかないといけないので、これもまた面倒です。

 

それよりも、多くのVPNサービスではそれぞれ自前でVPNアプリを公開しており、これをインストールしてログインするだけで、そのVPNサービスの世界中のサーバに接続することが可能となるため、非常に気軽です。

具体的には、こんな感じの画面のアプリです。

アプリを立ち上げて接続を押すだけで、日本国内にあるVPNサーバに接続され、セキュアな通信が可能となります。

細かい設定などは必要ありません。

 

現在、多くのVPNサービスでは、こうした専用アプリを公開している所がほとんどですので、特に理由がなければ、この②の「専用アプリを使ってVPNサービスに接続する」の方法を使うのが良いでしょう。

NordVPNがオススメ

さて、この②の方法を使ったVPNサービスですが、数多く存在します。

主要な所だけを挙げるだけでも…

などなど。

 

数多くのVPNサービスがあり、比較するだけでも大変ですが、この記事では、現在日本国内で急激にユーザ数を伸ばしている「NordVPN」をご紹介します。

NordVPNは筆者も長年使っており、「シンプル+高機能」であるため、ずっとこのサービスを重用しています。

もともとは北欧発のVPNサービスですが、欧米を中心に利用者がどんどん増えている、世界規模のVPNサービスです。

更には日本国内でも最近、急激に評判となっており、ユーザ数が増加傾向にあります。

 

【関連記事】NordVPNの契約→Windows11での設定方法はこちら

 

こちらは、それぞれのVPNサービスの、日本国内での過去5年間の検索数の推移を比較してみたものです。

青色がNordVPNです。

2021年頃までは他の主要VPNサービスと大きな差はなかったものが、ここ1〜2年で急激に検索される頻度が増え、利用者が増えているということがわかりますね。

2022年、日本人に最も選択されているVPNサービスだと言えます。

NordVPNの特徴

NordVPNの特徴、およびサービス内容は以下の通りです。

  • 59カ国のVPNサーバに接続可能
  • 全世界、5419台のサーバを配備
  • アプリがWindows11に対応済み
  • その他、Mac、Linux、iPhone、Andoridなど、多種多様なOSに対応
  • Chrome、Edge、Firefoxなどのブラウザ用拡張機能も提供
  • 1アカウントで6端末まで利用可能

 

NordVPNのオプションや、技術的な特性についてもまとめました。

  • AES 256bitの暗号化を使用
  • 「IKEv2/IPsec」「OpenVPN」「NordLynx」の3種類のVPNプロトコルに対応
  • ノーログポリシー (通信・接続履歴などを記録しない)
  • キルスイッチ機能 (VPNサーバと接続が切れた場合にNWを自動停止する)
  • 固定IPが取得可能
  • 追跡困難な「難読化サーバ」が利用可能
  • 「Onion Over VPN」が利用可能
  • コマンドラインからのVPN接続の制御

 

他のサービスと比較したメリット・デメリットは後ほど詳しくご紹介しますが、VPN初心者にも優しく、PC上級者もしっかり活用できる機能が備わっている点が、NordVPNの魅力です。

単純にVPN接続をしたいだけの方であれば「サービスに登録→ソフトをインストール→接続」だけのステップでOKです。

よりセキュリティの高い暗号化や保護をしたい方は「キルスイッチ機能」「難読化サーバ」「Onion over VPN」なども利用できます。

コマンドラインでのVPN接続なども対応しているので、プログラミングなどに詳しい方は、バッチスクリプトやPowershell、Pythonなどのプログラミングツールと組み合わせての運用自動化や暗号化通信なども可能、といった具合です。

NordVPNの料金形態

シンプル+高機能なのは良いとしても、やはり気になるのは価格帯です。

NordVPNの料金形態は以下の通りです。

NordVPNのWebサイトに掲載されている料金は税抜き価格で表示されているため、こちらでは、税込み価格での料金をまとめています。

 金額(税込)1ヶ月あたり(税込)
2年プラン
(前払い)
¥11,583¥483
1年プラン
(前払い)
¥9,570¥798
1ヶ月プラン
(単月契約)
¥1,705¥1,705

 

見ていただくとわかる通り、「2年プラン」「1年プラン」「1ヶ月プラン」の3種類から選択可能です。

「2年プラン」「1年プラン」は前払い制の料金プランとなり、購入時にこの期間の料金を支払って、その後期間中はずっと使い続けられるという割引プランです。

「1ヶ月プラン」というのは単月契約の料金プランで、契約したその月から1ヶ月間、VPN接続が可能という方式です。

その後も使い続ける場合は、また新たに同じ料金を支払う必要がある…ということですね。

 

基本的に、長期間のプランのほうが毎月の料金が安くなります。

2年プランが最も安く、消費税を入れても1ヶ月500円以下で利用できるのは、かなり魅力的です。

 

  ※上記は、初回契約時の費用となります。

次の更新タイミングからは、年間プランだと14,124円となり、月額1,177円となる計算です。

 金額(税込)1ヶ月あたり(税込)
次回更新後の
年間プラン
¥14,124¥1,177
  また、NordVPNでは30日間の返金に対応しています。

公式サイトのQ&Aでは、以下のように記載されています。

『返金を希望される場合は、当社サービスの購入後30日以内であれば、返金が可能です。』

 

使ったことがないVPNサービスなので、ちゃんと満足に使えるかどうかが不安…という方でも、契約後に返金申請をすることで、前払いで支払った金額が戻ってきます。

返金ポリシーについての詳細はこちら

NordVPNのメリット

他VPNサービスと比較して、NordVPNが優れているメリット部分は以下の通りです。

  • アプリがシンプルでわかりやすい
  • 全世界59カ国で利用可能
  • 料金形態がシンプル
  • 運用企業が北欧系であり、セキュリティ意識が高い
  • 幅広いプラットフォームに対応している
  • コマンドラインでの操作に対応している

1つずつ、見ていきましょう。

アプリがシンプルでわかりやすい

上でもご紹介したとおり、アプリは基本的にシンプルです。

  • アプリを起動
  • 自動接続開始
  • 最寄りの地域のVPNサーバに接続される

他にもオプション機能はありますが、基本的には上記の操作だけでVPN接続が可能な、シンプルなつくりとなっています。

他の国・地域のVPNサーバに接続したいという場合も、マップ上からその場所をクリックするだけと、直感的にわかりやすいつくりです。

全世界59カ国で利用可能

NordVPNは日本を含めた先進国を中心に、基本的に主要な民主主義系の国家のほとんどの国に接続が可能です。

逆に言えば、検閲したり規制が強い国以外のであれば、自由にNordVPNが利用でき、現地からの通信が可能です。

2022年時点では59ヶ国にVPNサーバが設置されています。

NordVPNで接続できる59カ国 (2022年時点)

  • アメリカ (United States)
  • カナダ (Canada)
  • ブラジル (Brazil)
  • アルゼンチン (Argentina)
  • メキシコ (Mexico)
  • コスタリカ (Costa Rica)
  • チリ (Chile)
  • イギリス (United Kingdom)
  • ドイツ (Germany)
  • オランダ (Netherland)
  • フランス (France)
  • スウェーデン (Sweden)
  • スイス (Switzerland)
  • ベルギー (Belgium)
  • デンマーク (Denmark)
  • ノルウェー (Norway)
  • ポーランド (Poland)
  • アイルランド (Ireland)
  • チェコ (Czech Republic)
  • イタリア (Italy)
  • スペイン (Spain)
  • フィンランド (Finalnd)
  • セルビア (Serbia)
  • オーストリア (Austria)
  • スロバキア (Slovakia)
  • スロベニア (Slovenia)
  • ブルガリア (Bulgaria)
  • ハンガリー (Hungary)
  • ラトビア (Latvia)
  • ルーマニア (Romania)
  • ポルトガル (Portugal)
  • ルクセンブルク (Luxembourg)
  • ウクライナ (Ukraine)
  • ギリシャ (Greece)
  • エストニア (Estonia)
  • ボスニア・ヘルツェゴビナ (Bosnia and Herzegovina)
  • アイスランド (Iceland)
  • アルバニア (Albania)
  • キプロス (Cyprus)
  • クロアチア (Croatia)
  • モルドバ (Moldova)
  • グルジア (Georgia)
  • 北マケドニア (North Macedonia)
  • リトアニア (Lithuania)
  • オーストラリア (Australia)
  • シンガポール (Singapore)
  • 日本 (Japan)
  • 香港 (Hong Kong)
  • ニュージーランド (New Zealand)
  • 台湾 (Taiwan)
  • ベトナム (Vietnam)
  • インドネシア (Indonesia)
  • マレーシア (Malaysia)
  • 韓国 (South Korea)
  • タイ (Thailand)
  • 南アフリカ (South Africa)
  • イスラエル (Israel)
  • トルコ (Turkey)

料金形態がシンプル

上の料金形態の解説でもご紹介したとおり、NordVPNの料金形態はシンプルです。

NordVPNのサービスとしては基本的に1つのプランしかなく、契約期間の長さを選択するのみ、です。

  • 2年プラン
  • 1年プラン
  • 1ヶ月プラン

 

固定IPなど、いくつかオプションを追加することが可能ですが、基本的にはこの3つの、契約期間のみでの料金形態となります。

つまり「長く契約して安くするか」「高いけど単月で契約するか」の2択という感じですね。

運用企業が北欧系であり、セキュリティ意識が高い

どの国の企業が運営しているのか。

このあたりも、昨今は気にされる方も多いのではないでしょうか。

 

NordVPNは、運用企業について、以下の通り記載しています。

  • 現在の本社:パナマ🇵🇦
  • CEOの出身地:リトアニア🇱🇹
  • サービス開始:2012年
  • 開始時のサーバ設置国:ドイツ🇩🇪
  • サービス開始時のユーザ数:1000人 (2013年)
  • 現在のユーザ数:1400万人 (2022年)

 

NordVPNは、北欧出身のCEOが2012年に立ち上げた欧州向けのVPNサーバサービスが元となっています。

Nord、という単語も、もともとは北欧の民族を示す「ノルド」から来ていることからも、北欧系のサービスであるということがうかがえます。

CEOのトム・オクマンの出身地であるリトアニアはバルト三国と呼ばれる小国の1つです。

このリトアニア、人口280万人ほどの小国ながら、IT先進国として有名で、NordVPNのようなインターネットサービスや企業が数多く生まれています。

 

NordVPN、以前はロシア国内でもサービスを提供していたものの、2019年にロシア国内での検閲への協力を要請され、検閲を拒否し、ロシア国内でのサーバを停止したという背景もあります。

これらのことから見ても、ユーザのセキュリティやプライバシーを重視する姿勢があり、検閲や情報流出などの危険性は低いサービスであると考えて良いでしょう。

NordVPNの本社は中米のパナマに設置されていますが、これも「ノーログポリシーを実現するために、データ保持法が制定されていないパナマに本社機能を設置している」という理由によるものです。

幅広いプラットフォームに対応している

NordVPNですが、18個のプラットフォームに対応しています。

対応しているプラットフォーム、OSは以下の通り。

  • Windows (Windows11対応済み) ☆
  • Mac ☆
  • Linux ☆
  • Android ☆
  • iOS (iPhone/iPad) ☆
  • Chrome ☆
  • Firefox ☆
  • Microsoft Edge ☆
  • Android TV ☆
  • Fire TV Stick
  • Xbox
  • Playstation
  • Oculus Quest
  • Raspberry Pi
  • Chromebook
  • Chromecast
  • Kindle Fire
  • Nintendo Switch

 

☆マークがついているものは、NordVPNの専用アプリが用意されているプラットフォームです。

マークがついていないものは、VPN機能を備えたルータを使って、そのルータに接続することでVPN通信を実現できる、といいうものです。

コマンドラインでの操作に対応している

少し技術的な利用となりますが、コマンドプロンプトから、NordVPNへの接続や切断、サーバの変更などが可能です。

Windows11では標準で以下の2つのスクリプトが実行可能ですので、これらを使ってNordVPNの接続を操作・制御するということも可能となっています。

  • バッチスクリプト
  • Powershell

 

こうしたコマンドプロンプトでの操作が可能ということは、プログラミングやツールを使った通信にも、NordVPNを使ったVPN接続が可能ということですね。

例えば具体的に、Pythonなどで作ったスクリプト・ツールを動かす際に自動的にVPN接続したり切断したり、という制御ができます。

プログラミング上でセキュアな通信や、プロキシー的な通信を使いたい場合にも、NordVPNは活用できるわけですね。

NordVPNのデメリット

NordVPNを使う場合のデメリットについても、まとめておきます。

  • 通常より通信速度が遅くなる
  • 中国・ロシアなどには接続できない

通常より通信速度が遅くなる

VPN接続をする場合、「WindowsPC→VPNサーバ→通信先」という通信経路になるため、通常よりも通信速度が遅くなります。

これはどうしてもVPNという通信の特性上、仕方のないです。

 

ただし、VPNサービス同士での速度の違い、VPNサーバの性能の差などでの速度の違いはあります。

こちらはあくまでNordVPN調べですが、VPNサーバ間との通信速度についても、他のVPNサービスと比べて高速で通信が可能、ともうたっています。

中国・ロシアなどには接続できない

NordVPNは中国・ロシア・イランなどの国家にはVPNサーバを設置していないので、これらの国のインターネットに接続することはできません。

上でもご紹介したとおり、NordVPNはそうした国々のインターネットの監視・規制に反対する立場を表明していますので、この辺りは当然のことながら仕方ない部分であるといえます。

 

ただし、中国国内へは接続できませんが、2022年現在、中国から海外サーバに接続することは可能なようです。

中国国内で利用できない多数のWebサービスを利用したい場合、こうした海外VPNサービスを利用することが多く、NordVPNはそのうちの手段の1つとして、中国に滞在・在住する多くの外国人から利用されています。

インターネットの自由が少ない国ではVPN接続の需要は高まっており、それらの国々の国民のVPNサービスの利用者は、年々増加しているという傾向もあります。

実際にWindows11でNordVPNに接続する方法

さて、ここまで長々とNordVPNについてご紹介してきましたが、結論としては「NordVPNに契約して、アプリ経由で接続するのがもっとも簡単」ということになります。

Windows11環境でNordVPNに接続する方法ですが、以下の記事に、その具体的手順を掲載しています。

スクリーンショット付きでわかりやすく解説していますので、こちらも合わせてご覧ください!

まとめ

以上、Window11でVPN接続環境をつくる最適な方法でした。

 

繰り返しとなりますが、この記事のポイントを改めてまとめておきます。

  • Windows11でVPN接続するにはVPNサービスの専用アプリを使うのがベスト
  • 日本国内で利用者が急増している「NordVPN」を利用するのがオススメ
  • 専用アプリなら、専門知識がなくてもVPNでセキュリティの高い通信が可能
  • 月額483円から、世界中にVPN接続が可能

 

昨今、日本でもインターネットセキュリティが重視されるようになってきました。

それはやはり、国をあげてハッキングを仕掛けてくるような国に地理的に囲まれている、という点もあると思います。

戦争の危機が高まっているということは、こうしたハッキングや情報流出などの危機も同時に高まっているということでもあります。

 

日本では今後ますます、個人データや企業データを守るために、VPN接続したうえでの作業というのが必須になってくると思われます。

今のうちに、あらかじめVPNサービスに契約して、通信とデータを保護するようにしていきましょう。

 

以上、ご参考までに。

それでは!