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Pixiv FANBOXというものを使ってみたいんだけど、そもそもどんなサービスなの?

何を発信できるのか?手数料は?メリットは?

…と、FANBOXについて興味がある方に向けて、知っておきたいことをすべてまとめました。

 

ということでこんにちは、20代怠け者(@20sInvest)です!

以前、Patreonというクリエイター支援サービスをご紹介したのですが、日本国内にもそうしたクリエイター支援サービスが存在します。

それが、イラスト投稿SNS「Pixiv」の運営する「FANBOX」です。

 

FANBOXの特徴、どんなジャンルで利用されているか、手数料がどれぐらいかかるのか、などなど…。

この記事では、FANBOXをクリエイターが使うにあたって知っておきたいことすべてをまとめました。

早速見ていきましょう!

 

【概要】FANBOXとはこんなサービス

さてさて、FANBOXの特徴をざっくりまとめると、こんなサービスです。

  • クリエイターを「月額課金」で支援するためのサービス
  • クリエイターは自由に金額を設定できる
  • 支援してくれているファンに向けて「限定コンテンツ」を発信できる
  • アダルト含めてどんなコンテンツでも掲載可能だが、イラスト関係が多い
  • 手数料は支援金額の10%

 

これまで、クリエイター(アーティスト)はある限られた方法でしか収益化、お金を稼ぐことができませんでした。

イラストレーターなら絵を描いて小説の挿絵に使ってもらうとか、漫画家なら漫画を描いて売る、ミュージシャンならCDを売ったりライブをしたり…などですね。

固定ファンがいるにも関わらず、収益化の方法がないために金銭的には厳しい状態が続いてるクリエイター、というのも少なからず存在しています。

そうした「クリエイターをファンが直接支援する」というのかこうした支援系サービスであり、FANBOXです。

 

FANBOX 公式ページはこちらから

 

FANBOXの支援は月額課金です。

YouTubeのスーパーチャットのような、単発の「投げ銭」とは違い、月額課金でクリエイターを支援する、という体系です。

Amazonプライムビデオやネットフリックスなど、月額課金のサービスに契約して課金するのと同じですね。

 

例えばこちらの方のFANBOXでは、このような支援を募っています。

  • 月額支援額:200円
  • コンテンツ:Twitterに載せない詳細な制作過程、PSDファイル等

 

こうした支援金額は、クリエイターが自由に設定可能です。

また、支援金額は1パターンだけでなく、複数段階で設定することが出来ます。

例えば段階的に「イラストのリクエストに応える」「ここでしか見れない限定コンテンツ」「メイキングコンテンツ」「オリジナルグッズをプレゼント」「プライベートなオフ会の開催」などの特典を、支援金額に応じて特典にしているクリエイターが多いようですね。

 

  ちなみに、似たようなサービスでSkebというのがあります。

こちらは月額課金ではなく単発で、クリエイターに対してイラストなどのリクエストを送れる、というサービスです。

「この人の絵柄で自分の推しの絵が見たい!」

…というような場合に、このSkebを使って単発でリクエストを送る、などの使われ方がされているようですね。

Skeb - Request Box

【利点】FANBOXのメリット

FANBOXを使うメリットとしては、このようなものが挙げられます。

  • クリエイター自身がコンテンツの配信元になれる
  • クリエイターに直接支援できる
  • クリエイターとファンの距離が近いコミュニティがつくれる
  • 継続課金でクリエイターの収入源になる

 

ファンが直接クリエイターを支援でき、クリエイターとファンの距離がかなり近くなるというのが大きなメリットですね。

YouTubeでもそうですが、ファンのコメントや支援(投げ銭)が直接クリエイターに届き、そのクリエイターがそれに対してリアルタイムに近い形で反応してくれるようになっています。

クリエイターとファンの間で、距離の近いコミュニティを、各クリエイターが自由に作れるようになってきました。

 

もちろん、金銭的に安定収入を得られるようになる…というのもメリットですよね。

これまでかなり限定されていた、クリエイターが収益を得る方法が、こうしたサービスが普及することで、かなり幅広くなります。

個人的にも、もっともっと流行ってほしいタイプのサービスです。

【利用者】FANBOXで収益化できるアーティスト・ジャンル

ということで、FANBOXで収益化できるジャンル類は、ざっくりまとめるとこんな感じです。

  • イラストレーター
  • 漫画家
  • コスプレイヤー
  • カメラマン
  • ミュージシャン
  • 小説家
  • バーチャルYouTuber

 

これ以外にも、画像・動画・音楽・文字を使うクリエイターであればどんなものでも基本的には利用可能です。

物理的な小物や商品の作成であっても、物理的な商品を販売できるBOOTHもありますので、ほぼすべてのクリエイターはFANBOXで登録・活動可能と考えて良いでしょう。

 

ただ、2020年5月の現時点では、イラストレーターの利用者が最も多いです。

動画や音楽コンテンツの投稿も可能になってはいますが、やはりPixivが運営するサービスという性格上、イラストレーターのクリエイターがもっとも数多く利用しています。

そんなこともあって、現時点では「FANBOX = イラストレーターの支援サービス」という捉え方をされている…というのも、事実ですね。

 

  ちなみに、FANBOXではアダルトコンテンツであっても発信・支援を受け付けることが可能です。

「R-18」「R-18G」の2つの設定でゾーニング可能となっています。

少なくとも、アダルトコンテンツで収益を稼ぐ方法はかなり限られており、FANBOXはそうしたコンテンツで収益を上げる少ない方法の1つですね。

 

ゾーニングの詳細については、こちらのページを確認ください。

[pixiv] ガイドライン

【費用】FANBOX利用に関する手数料

最後に、FANBOXを利用する上での手数料の形態についてお伝えしておきますね。

FANBOXでクリエイターが支払う手数料は、以下の2つです。

  • 支援額にかかる手数料:支援総額の10%
  • 銀行の振込手数料:200円 / 300円

 

ざっくりまとめると、支援金の10%が手数料としてFANBOXに引かれます。

支援額が1万円だった場合、差し引かれる金額は10%の1000円で、最終的に9000円受け取れる、という計算になります。

支援総額10,000円 - 手数料1,000円 = 手取り9,000円

 

この支援金は銀行振込・PayPalのどちらかで受取可能となっています。

銀行振込の場合、以下の振込手数料がかかるため、PayPal受け取りにした方がオトクです。

  • 振込金額が3万円未満:200円
  • 振込金額が3万円以上:300円

まとめ

ということで、冒頭のざっくり概要をもう一度掲載しておきますね。

  • クリエイターを「月額課金」で支援するためのサービス
  • クリエイターは自由に金額を設定できる
  • 支援してくれているファンに向けて「限定コンテンツ」を発信できる
  • アダルト含めてどんなコンテンツでも掲載可能だが、イラスト関係が多い
  • 手数料は支援金額の10%

 

特に現在、コロナウイルスの影響で、ライブなどの活動ができないクリエイターが増えていますよね。

こうしたクリエイターが金銭的に困窮して、活動を止めてしまうのはとても残念な話です。

そうしたクリエイターが少しでも収益化の方法として、幅広くこうしたクリエイター支援サービスを使ってくれるようになったらいいなあ、なんて思っています。

ぼくは割と投げ銭好きな人間なので、もっともっとこういう仕組みが一般化して、自分の好きなことで稼げるようになったらいいなあ、といっつも考えているのです。

自分の創作スキルを活かして収入を稼ぐための場所として、興味があればFANBOX、登録してみてください!

FANBOX 公式ページはこちらから

 

ということで以上、ご参考までに!

それでは!

 

【参考記事】近年は、YouTubeでクリエイターが発信して稼ぐという方法もあります