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Excelについて詳しく解説します

先日のExcel記事で、条件で分岐して計算するIF文のつくりかたについてご紹介しました。

【Excel】最低額が決まっている手数料を計算する式 条件で分岐する計算式の簡単なつくりかた | Tipstour

 

こうした判定式を作っていると、「一旦Excelシート上に判定がTRUEなのかFALSEなのか表示したい!」と思うことがあったりします。

複数の条件にわたった判定式を作る場合などに重用するはず。

 

そんなわけで、判定式の結果を分岐としてではなく、単純にTRUEとFALSEを表示する関数について、まとめてみました。

 

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AND関数を使ってTRUEかFALSEかを表示する

さて、判定式で分岐を行うのがIF関数ですが、IF関数はTRUEの場合とFALSEの場合の2種類の動作をかならず書いてあげる必要があります。

そうではなく、単純に判定式の結果を見たい! 表示したい! という場合はAND関数を使うと簡単です。

=AND(判定式)

判定式の例

下記は、価格が5万円以上ならTRUEを、5万円以下ならFALSEを返す判定式の関数をE列に追加したものです。

価格が1万〜4万のセルではFALSEを、そして5万円以上からはTRUEを返しています。

 

具体的な記述はこんな感じ。

=AND(B3>=50000)

 

この関数ではあくまでTRUEかFALSEという文字列を表示しているだけなので、条件分岐で計算式を変えたい場合は、やはりIF文を組む必要があります。

IF文については前回のこちらの記事を参照のこと…。

【Excel】最低額が決まっている手数料を計算する式 条件で分岐する計算式の簡単なつくりかた | Tipstour

「AND関数」は複数条件の判定にも使える

AND…という名前からお察しかと思いますが、この関数はもともと複数条件の判定に使うものです。

=AND(判定式1,判定式2,判定式3...)

というような形で判定式を重ねていって、全てに一致するものにTRUEを、一致しないものにFALSEを返す!

…という関数で、判定式1だけを使った、ということですね。 (判定式1つが"すべて"一致しているので、TRUEを返します。)

いずれかが一致した場合の判定は「OR関数」

複数の判定式のうち、1つでも一致していたらTRUEを返すのがOR関数です。

=OR(判定式1,判定式2,判定式3...)

判定式を1つだけで使った場合、出力される結果はAND関数と同じです。 (判定式1つが"1つでも"一致しているので、TRUEを返します。)

 

実際のところは、どちらを使ってもOKです。

条件がFALSEであることを判定する「NOT関数」というものも

ちなみに、判定NGだった場合にTRUEを返すNOT関数というものもあります。

=NOT(判定式)

この場合、判定式の結果がTRUEならFALSEを、FALSEならTRUEを返すという、逆の判定に使う関数です。

プログラミングなどの場合はこのNOT計算式を使うこともよくあるのだけど、Excelでこの計算式を利用することは…あまり無いような気がします。

が、念のため。 こういう関数もありますよ! ということで。

 

  • AND関数: 複数条件にすべて一致していたらTRUEを返す
  • OR関数:  複数条件でひとつでも一致していたらTRUEを返す
  • NOT関数: 条件に一致していたらFALSEを返す

以上、判定式にまつわるExcel Tipsでした。

それでは!