Windowsについて詳しく解説します
年末です。 大掃除、満足に出来たかと言われるとちょっと怪しいところですが、まだまだ継続中であります。
大丈夫、まだ慌てる時間じゃない。
そんな年の瀬に、Windows7のIMEの日本語入力がおかしくなってしまいました。 どうおかしくなったかと言うと、通常変換出来るような単語の候補がなぜかまったく表示されなくなってしまう、という現象です。
実は過去にも何度かあったんですよね。 せっかくなので、Windows7、IME10での辞書修復の方法についてまとめておきます。 (大体の方法は他OSでも同様だと思います。)
辞書崩壊 修復前
IMEの辞書ファイルですが、どうやらたまーにファイルが破損してしまい、下記のような感じに変換機能がおかしくなってしまうことがあります。
『面白い』と変換しようとすると、ひらがなかカタカナにしか変換出来なくなったり。
『楽しい』と変換しようとすると、ようわからんことになったり。
これは色々と支障ありまくりです。 勘弁願いたい…。
IMEの辞書を修復する
さて、辞書の修復方法です。 通常、Windows画面内にIMEバーが表示されているものと思います。 場合によっては、タスクバーに格納されていたり、非表示にしている場合もあったりします。
このIMEバーの右からふたつ目のボタンをクリックして、『プロパティ』を選択。
修復するかどうか?の確認画面が表示されるので、「はい」を選択。
※個別に登録したユーザ辞書がある場合は、元に戻せるようにバックアップをとっておきましょう。 辞書ツール→ツール→一覧の出力から、登録したユーザ辞書をテキストファイルにエクスポートできます。
少し時間がかかって、完了メッセージが表示されます。 これで直ってるはず。
辞書崩壊 修復後
もちろんちゃんと直ってるか、試してみましたよ。
総括
とりあえずは、この辞書修復の操作だけでなんとかなりました。 しかしそもそも、デフォルトで登録されているはずの辞書ファイルがなぜ破損するのか? いまいちわからないところですが、結構簡単に直せるので、よしとしましょう。 辞書ファイル破損の頻度も、それほど高くはないですしね。
技術評論社(2012-02-08)