Macについて詳しく解説します
古くて使えなくなったMacを処分したいんだけど、カンタンな方法はないでしょうか…
という方に向けて、一番簡単かつ安全にMacを回収・データ削除・廃棄する方法をまとめました。
ぼく自身も業務用としてMacBookをかれこれ7〜8年以上使い続けており、何度か買い替えを行っている関係で、もう古くなって使えないMacも出てきました。
単純にMacやパソコンを捨てるにしても、データを完全に削除しないといけないだとか、自治体によって廃棄方法がバラバラで、調べるのがめんどくさかったりと…色々なハードルがありますよね。
今回は、それらを気にせず、無料&簡単に不要Macを回収してくれるサービスを紹介します。
- 古くてスペック的にも使えなくなったMacを廃棄したい
- 壊れてしまって動かなくなったMacを廃棄したい
- でも、しっかりとデータは消去してから廃棄したい!
という方は、ぜひこの方法をご覧ください!
下取りに出す場合、破損していないこと、データを完全に消去して、工場出荷状態に戻していることなどが条件になります。
これが意外とハードルが高く、そこを踏み切れずに自宅に使われなくなったMacが放置されてしまっているのであれば…いっそのこと、無料の回収・廃棄サービスを利用することをオススメします。
目次
【方法】リネットジャパンを使う
ということで、その一番カンタンな方法は、リネットジャパンを使うことです。
リネットジャパンは、環境省・経済産業省が認定した、無料のパソコン回収サービスです。
もちろんMacBookやiMacも回収対象で、無料で発送・回収・廃棄をしてくれます。
リネットジャパンのページ上で回収できる品目を質問できるようになっており、MacBookやiMacも、問題なく無料回収してくれることがわかります。
自治体でも利用されており、信頼できる
リネットジャパンは、政令指定都市や地方自治体などの機関でも利用されているため、安心して利用可能です。
実際に提携している自治体は以下の通り。
みなさんがお住まいの場所の自治体も、リネットジャパンのサービスを利用しているかもしれません。
- 江戸川区
- 中野区
- 墨田区
- 京都市
- 横浜市
- さいたま市
- 千葉市
- 札幌市
- 浜松市
- 神戸市
- 川崎市
- 福岡市
- 静岡市
リネットジャパンは、受け取ったMacやパソコンを回収・リサイクルし、最終的に金・銀・銅などの金属にまで分解して、それらの資源を再利用することを目的としています。
回収してもらったMacが、中古品として市場に出回ることはありません。
古くても、壊れていても回収可能なのは、電子機器の金属部品を回収するのが目的だから、ですね!
町中で巡回している回収車など、実際には環境省・経済産業省の認可を受けていない業者も多いです。
中には、Macやパソコン内のデータを盗み取ることを目的とした、悪質な業者も存在するため、Macやパソコンの回収は、万全を期しておいた方が無難です!
【特徴①】どんなに古いMacや壊れたMacも回収可能
ということで、どんなに古いMacや壊れたMacでも回収・廃棄してくれます。
アップル製品でHDDだけ取り外しているということはほとんどないでしょうが、古くて最新のMacOSが入らないとか、スペック上、もう使い物にならないとか、水没などの理由で破損してしまい、動かなくなったMacなどは結構あると思います。
リネットジャパンは、これらのMacも無料で回収可能です。
【特徴②】データの完全消去も依頼可能
リネットジャパンではリサイクルすることが前提ですが、それでも事前にデータの削除(完全消去)をしてから発送するよう、呼びかけています。
リネットジャパン自体は信頼のおけるサービスだと考えて良いのですが、それでも、個人データや機密データなどが含まれる場合、基本的にはデータを消去してから回収サービスに依頼するのが一般的です。
このご時世、何らかの理由でデータが漏れる可能性は大いにあります。
やはり、万全を期しておいた方がいいでしょう。
リネットジャパンでは、以下の2パターンに対応しています。
- 自分でデータを消去する (無料)
- リネットジャパンが回収後、データを消去する (有料)
リネットジャパンに発送後、向こうで最適な方法でデータの完全消去をやってくれるよ、という「おまかせ安全消去サービス」ですね。
- データ消去ソフトによるデータの完全消去
- 物理的にHDDだけを破壊する専用機器によるデータ完全消去
- 強力な磁気を発生させる専用機器によるデータ完全消去
上記、3つの方式に対応しています。
そもそも、Macが故障していると起動もできないわけですから、データの消去ソフトを使うこともできませんよね。
そうした場合も、専用の機器を使って物理的に破壊するなど、3段階の方式でデータ削除をしてくれるというわけです。
データ消去ソフトも、世界各国の政府機関が採用・認定している「blancco」を利用します。
物理破壊・磁気破壊も専用の機器を利用するので、かなり本格的&確実にデータを抹消してくれると考えて良いでしょう。
費用はかかりますが、データ消去の方法がそもそもよくわからないとか、作業が面倒だとか、そもそも破損していてデータ消去が自分たちでは出来ないだとか、そうした場合は、このサービスを依頼してしまうのがベストだと思います。
リネットジャパンの場合、ちゃんとデータを完全に消去しましたよ、ということを証明する「データ消去完了証明書」をオンラインで発行してくれます。
この証明書を持っておけば、万が一の場合にも自分を守ることにも使えます。
そう考えると、業務用のデータなどが含まれているMacを廃棄したい場合は、「おまかせ安全消去サービス」を利用することをオススメします。
【手順】発送までの手順まとめ
リネットジャパンを使った回収・発送の流れは以下の通り。
- 回収の申込み
- 段ボール箱に梱包
- 指定した日時に佐川急便が回収
- 回収の処理が完了した旨の連絡を受ける
- (おまかせ安全消去サービスを利用した場合は、データ消去証明書を確認)
回収の際の段ボール箱は何でもOKです。
ただし、サイズと重量に上限があるので、これを超えていないことを確認しましょう。
- 縦+横+高さの合計:140cm以内
- 重量:20kg以下
回収は日時指定が可能で、佐川急便が集荷しにきてくれます。
最短では翌日での回収が可能で、
時間指定は午前中、12-14時、14-16時、16-18時、18-21時でそれぞれ指定可能です。
このあたりは、一般的な集荷サービスと同じですね!
Mac回収後、2週間ぐらいしてから、リサイクル完了・データ消去完了のお知らせがメールで届きます。
「おまかせ安全消去サービス」を利用した場合は、データ消去証明書が発行されているので、マイページにログインすることで、証明書を確認・ダウンロードできるようになりますよ!
まとめ
以上、不要・壊れたMacを無料で回収・廃棄する方法まとめでした。
これまで以上に、パソコンのデータ流出の被害と、それを防ぐことは大事になっています。
業務データはもちろんのこと…個人データも、可能な限り流出することがないよう、しっかりと安心・安全な回収サービスに依頼をするべきです。
廃棄後、短期間だけでもMacを利用したいのであればMacBookのレンタルを活用する手もあります。
以上、ご参考までに!
それでは!