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Excelについて詳しく解説します

例えば購入代金の手数料が1%かかる場合などを計算する場合は、単純に「代金*1%」するだけで手数料が求められますよね。

しかし、単純な1%ではなく「最低手数料が○円から〜」「○円以下は最低手数料がかかる」というような条件が決まっている変則的な場合もあります。

 

こうした場合、どんな計算式を書けば良いのでしょう?

条件によって計算式が異なる場合は、IF文を使って、条件分岐させてあげるのが簡単です。

具体例を挙げてみたので、どうぞご参考までに。

 

  当記事の内容は、Microsoft 365のExcel最新版(2408 17928.20156)にて動作を確認しています。

例:手数料の条件

例えば、このような場合。

  • 購入代金の1%が手数料としてかかる
  • 最低手数料は500円

 

最低手数料が500円ということは、5万円以上の購入の場合にこの「購入代金の1%」が反映されることになります。

しかし逆に5万円以下の購入の場合、一律500円かかることになります。

例えば1万円の1%は100円ですが、最低手数料が500円です。 1万円でも2万円でも、一律500円の手数料になるわけですね。

そうなるとちょっと面倒くさいので、まず条件をわかりやすく整理してみるところからはじめます。

条件を簡単にすることで、Excelでの判定式と計算式も書きやすくなるので、オススメです。

☑ まずは条件分岐を整理しよう

整理すると、条件はこうなる

今回の場合、整理すると条件式としてはこうなります。

  • 5万円以上の場合は購入代金の1%かかる
  • 5万円未満の場合は一律500円かかる

IF文で条件分岐して計算式を分ける!

こうして条件がハッキリしたら、Excel関数のIF文で条件を分岐させて計算させるのが簡単です。

IF関数の書式は、以下の通りですね。

=IF(判定式,判定OKの場合の計算式,判定NGの場合の計算式)

カンマ区切りで、判定式、OKの場合の計算式、続いてNGの場合の計算式と並べて書いていくことになります。

TRUEとFALSE

ちなみに判定式では一般的に、判定OKの場合をTRUE(トゥルー)、判定NGの場合をFALSE(フォルス)と呼びます。

Excelで条件分岐を行う場合は「TRUEの場合は〜」「FALSEの場合は〜」というような書き方をすることもあるので、これは覚えておくとよいでしょう。

Excel以外での、プログラミングでもTRUE、FALSEという書き方を良くします。

TRUE:  判定OK
FALSE: 判定NG

計算例

ということで具体的には、下記のような関数と計算式を入力します。

=IF(B8>=50000,B8*1%,500)

 

これは、B8セルの購入代金が5万円以上かどうかを判定式としています。

判定OKの場合(5万円以上)の計算式と、判定NG(5万円未満)の場合の計算式を続けて入力して、条件分岐しているわけですね。

  • 5万円以上の場合(判定OK): 購入代金の1%を計算
  • 5万円未満の場合(判定NG): 一律500円を表示

 

具体的に1万円〜10万円の範囲で並べてみると、自動的に5万円以上の場合は手数料1%の計算になっているのがわかります。

(5万円ちょうどの場合は1%計算でも500円です。)

まとめ

  • 手数料などの条件がある場合は、条件をまず整理してみる
  • 条件に応じてIF文で条件分岐した計算式をつくる

今回は条件がOKかNGの2種類だけだったのでシンプルですが、条件が3種類にわかれたりすると、IF文が複雑になってきます。

Excelに限った話ではないですが、こうした条件によって計算が変わってくる場合は、簡単なフローチャートをつくって、整理してからIF文をつくることをオススメします。

 

シンプルなフローチャートがつくれたら、あとはそれにそってIF文などで条件分岐を作っていくことができますよ!

基本的な考えですが、頭の中を整理してから関数式や判定式を書いていく方が、かえって面倒くさくならなくて良いと思います。

以上、参考までに! それでは。