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Excelについて詳しく解説します

今回は指定した特定の月であるデータのみを計算して、合計値を出してくれる計算式の作り方についてご紹介します。

 

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まずは判断データ行を作る

まず、日付の隣の列などでいいので一列追加します。 この列は判断用の月番号のデータを記載するために使います。

今回は例として、こんな感じの表を作りました。 追加するのはこのE列のような感じの列です。
2015-0516-112101

 

この列に、下記の関数を記述しましょう。

=MONTH([日付セルの番号])

MONTH関数は指定したセルの月番号を単純に返すだけの関数です。 月で計算式を指定したい場合は、この関数を使うのが一番簡単で分かりやすいのでおススメです。

上記の関数を設定すると、こう。 5月のセルは「5」と、10月のセルは「10」という数値が表示されます。
2015-0516-112149

このデータを判断に使うわけですね。

判断データ列の数値をキーにSUMIF関数を使う

E列の判断データ列が用意できれば、後はSUMIF関数を使って計算するだけ。

引き続きこんな感じの表を用意しました。
2015-0516-112250

C行の「月合計」の列には、下記の数式を入力します。

=SUMIF([判断データ列],[月],[Sumで求めるデータ列])

実際に入力してみたの図

今回の表の場合、実際に入力する場合はこんな感じの数式になります。

=SUMIF($E$3:$E$10,B15,$C$3:$C$10)

そして実行結果がこう。 ちゃんと月が一致する値のみが合計され、表示されるようになってますね。
2015-0516-112317

一応付け加えておくと、この「月」列のデータは「5月」という文字列ではなく「5」という数値の書式フォーマットに「月」という文字列を追加して表示しているものです。 ただの数値だけだと視覚的にわかりづらいですからね。
2015-0516-112411

今回は以上です。

SUMIF関数を使ううえで、判断用の列や行を用意することは結構重要です。 これは他の関数でも、同じ着想で利用可能なはず。 ぜひ、活用してみてくださいね。