ボーカルリムーバーオンライン無料

その他について詳しく解説します

ここ最近、「PCの性能が低下しています」「お使いのPCからスパイウェアが検出されました」「Download」と表示されている広告を目にすることが多くなりました。

こういった広告はネット黎明期から結構存在していたものなんですけど、どうやら天下のGoogle Adsenseでもこの手の広告が掲載されるようになってきて、露出が増えてきたように思われます。

こういった広告、実はほとんど詐欺まがいの代物で、自分のサイトに掲載されているものを放置しておくと利用者にも、管理者側にもデメリットがあって非常に危険です。 すごい鬱陶しいんですが、ブロックした方がいいですよ!!

 

(2015/08/21 追記:Adsense画面のスクリーンショット掲載を避けるために、現在は画像を剥がしています。)

放置しておくと怖い目にあう4つの理由

1.閲覧者が間違えて意図しないページに飛んでしまう

どうやらこうした「Download系」の広告は、フリーのツールなどを紹介しているページなどを目がけて表示されるようになっているみたいです。 それ考えると、Tipstourってまさしくドンピシャな気が…。

一般的な利用者の心理として、フリーソフトをダウンロードしに来た時にこういった広告を見てしまうと、そこがダウンロードリンクと思い、ついクリックしてしまうようです。 しかし、そのダウンロードリンクはまったく別のソフトウェアのリンクであり、意図しないソフトウェアをダウンロード、インストールしてしまうことに繋がります。

この広告掲載主は、そういった心理を突いてくるわけですねぇ。

2.インストールするとマルウェアや不要なツールを仕込まれる

こういったリンクからダウンロードされるソフトウェア、実はインストール時にこっそり、記載している内容とは関係のない不要なツールや、マルウェアを同時にインストールしてくることが多いです。

これが一番の罠で、アクセスした人が何も知らずにインストールしてしまい、「Internet Explorerのトップページが知らないページに飛ばされるようになった」なんて状況が発生するわけです。 もちろん、中には気付かないうちにスパイウェアやマルウェアが仕込まれて動き続けるパターンも。

でも掲載しているサイト側には別にデメリット無いのでは? と思われがちですが、こうした利用者、口が悪いけどいわゆる『情弱』の人は本当に悪い人間が誰かなんてわかる術もないので、そこにリンクを貼っていたサイトに、怒りの矛先が向くわけですね。

3.Adsenseの広告単価が下がる

ここもかなり大きなデメリット。 Google Adsenseの機能として、広告単価の低いサイトには同じような広告単価の広告を掲載しようとする動きがあります。 Download系広告は、おそらく1クリック1円にも満たないような超低単価広告です。

こうした広告が掲載されていると広告単価、いわゆるCPCが下がってしまい、自分のサイトの収益低下に繋がるというわけですね。 いいことなんて、ひとつもないんですよ…。

4.単純に、見た目がうざい。

広告によっては、チカチカと点滅して目立たせるタイプの広告もあります。 Adsenseではあまり見ない気がするけど。

こうした広告のせいで、サイトを閲覧するうえで鬱陶しくなる場合もあります。 Download広告も、見栄えがいいとは言い難いですしね。

広告をブロックする!

ということで、こういった詐欺まがいの広告はことごとくブロックしましょう。

Adsenseでの広告ブロックは、「広告の許可とブロック」→「広告(レビューセンター)」から、該当する広告を選択してブロックできます。

ただこれだけだと不十分で、その広告自体のURLもブロックしておく必要があります。 URLをブロックする場合は「広告主のURL」から。

ブロックしてもブロックしても復活してくる理由

URL単位でブロックすれば通常はもう表示されなくなるはずなのに、また似たような広告が掲載されている場合があります。

それが再発生する理由。 それは、微妙にURLを変えて掲載してくるから。

詳しく見てみるとわかるのだけど、同じ広告なのに微妙にURLのドメインが違うことがあります。

たとえばwww.fileopenerapp.comfree-file-opener.com という具合。

こうしたURLをちょこちょこ変えてくることで、広告ブロックから逃れようとしているみたいですね。 すさまじく鬱陶しい!!

とはいえ、定期的にブロックを繰り返すと、それなりに効果アリとみえる

まるでイタチゴッコのように発見してはブロックし、発見してはブロックしを繰り返してみました。 その数、50を超えてブロックしたことに。

微妙にURLを変えて、どうにか掲載させようとしてくる迷惑なDownload広告ですが、さすがに50ブロックを超えると表示される回数がグンと減ってきました。 たまーに掲載されてますが、発見次第これもブロックです。

今後はどうなるかわかりませんが、とりあえずひたすらブロックを繰り返せば、掲載は止められるということは間違いなさそうです。 みなさんも、こういった詐欺まがいな広告があったら即ブロックしていきましょう。

関連記事


「性能が低下しています」「Download」などの悪質な広告、やっぱり中国が関わっていた模様。 | Tipstour