ボーカルリムーバーオンライン無料
Excel最新版が使える「Microsoft 365」を最安で購入するなら

2024/10/14時点のExcelの最新バージョン2409 18025.20104はMicrosoft 365にて利用可能です。

Microsoft 365は、現在『Amazonのオンラインコード版』が最安購入値となっています。
(Microsoft公式より1,490円お得)

Excelについて詳しく解説します



データの集計を行う際、入力されているセルだけでなく、空白や未入力のセル数を数える必要が出てくることがあります。

数値や文字列などの通常のデータをカウントするには、COUNT関数やCOUNTA関数を使用します。

では、空白データの数をカウントするにはどうすれば良いのでしょうか?

…ということで、今回は空白データのセル数をカウントする方法をご紹介します!

入力されていないセルの数をカウントするには

目視で入力忘れをチェックするのは大変で、データに変更があった場合、その都度空白セルの数が変わってしまうため、ほとんど実用的ではありません。

そこで、入力忘れで空白のままのセルを簡単にチェックできる「COUNTBLANK関数」を活用しましょう。

空白セルをカウントする関数COUNTBLANKとは

COUNTBLANK関数の使用例はこちらです。

=COUNTBLANK(範囲)

セル範囲を指定すると、データが入力されていない空白セルをカウントしてくれる関数です。

使ってみる:未入力セルをカウントして入力忘れチェック

実際に使ってみましょう。

下記は、日付ごとに販売数を入力している表です。

カウント範囲をD3:J9と指定すると、空白セル数がカウントされ、セルに表示されます。

=COUNTBLANK(D3:J9)



アンケートの未回答者数の集計や、売上が発生しなかった日の集計などに役立ちます。

応用! 空白セルをカウントし、それを除いた平均値を求める

平均値を求める際に、空白データを含めると正確な値が得られない場合があります。

例えば、テストの平均点数を求める際などです。

通常のAVERAGE関数では、空白データ、つまり数値がゼロもデータの一つとして平均を計算してしまうため、正しい平均値が算出されない場合があります。

欠席者を除いた平均点数を導き出したい場合に、COUNTBLANK関数が役立ちます。

欠席者をカウントするためにCOUNTBLANKを使用し、総生徒数からマイナスすることで出席者数を算出します。

具体的には、総得点数を実際の出席者数で割ることで、出席者のみの平均点を算出できます。

=SUM(総得点数)/(実際の出席者数)



COUNTA関数を使う方法もアリ

COUNTBLANK関数は欠席者の数を数えるのに使用しましたが、出席者の数をカウントしたい場合は、COUNTA関数を使用する方法もあります。

COUNTA関数はデータが入力されているセルをカウントする、COUNTBLANKと逆の関数です。



  • COUNTA:文字列を含めた、データ入力済みのセル数をカウント
  • COUNTBLANK:データが空白のセル数をカウント

目的に応じて使い分けると良いでしょう。

COUNTBLANKの利用方法

応用として空白セルを除いた平均値の求め方をご紹介しましたが、主な利用方法は空白データの有無チェックや、ゼロ(未入力)のカウントです。

膨大なデータの入力漏れチェックや防止、入力漏れ率の算出、売上がない日や欠席者のカウントなどに活用してみてください。

それでは!