先日、Google Adsenseのダッシュボードでスコアカードなるものが表示されるようになっていて、
その中でGoogle先生から「ページ読み込みのパフォーマンスを上げた方がいいよ!」
という有難い忠告を頂いてしまったので、サイトのページの表示速度について調べてみました。
その中で、ページ読み込み高速化系のプラグインを入れて
導入前と導入後でどれぐらい変わるのかトライしてみました。
その結果、簡単な導入で思ったよりも結構な効果が…!
GT Metrix
先ずは読み込み速度の計測ですが、下記サイトが使いやすい感じでした。
GTmetrix | Website Speed and Performance Optimization
使い方もシンプルで、「Analyze Performance of:」にURLを入力して
「Go!」をクリックするだけ。
後は自動的に解析してくれて、
現在のページの読み込み速度をサマリー表示してくれます。
ページスピードがCランク、
YSlowとはこういった読み込み速度の計測ツールを使った計測結果のようですが、
それが今回はDランクという評価に。
ページロード時間は4.1秒、ページサイズは1.38MBということで
これを削減出来ればページ読み込み速度が向上してランクも上がるという
認識でよさそうですね。
W3 Total Cache
ということで、Wordpressのキャッシュ・高速化プラグインとして名高い
『W3 Total Cache』というプラグインを導入してみました。
WordPress › W3 Total Cache WordPress Plugins
このプラグインをインストールしてある程度オプションを有効にするだけで
もうある程度の高速化が実現出来るという話みたいです。 本当だろうか!?
先ずは、インストールしてPage Cacheを有効にしてみました。
Page Cache
先ずはPage Cacheを有効にします。
設定項目は、
Performance→General Settings→Page Cache
にあります。
Enableにチェックをいれて、Save all settingsをクリック。
この状態で、早速GTMerixで速度がどうなってるかどうかチェックしてみます。
Page Speed Grade: C(73%) -> B(80%)
YSlow Grade: D(65%) -> C (71%)
おお…これだけでも結構効果があるものですね、
ページのロード時間も4.1秒から3.7秒に軽減されてました。
よし、他のもキャッシュ化しようぞ!!
ということで次はBrowser Cacheを変えてみます。
Browser Cache
こちらの項目ですがデフォルトで有効でした。
そのため、オプションをいくつか追加してみます。
設定項目は、
Performance→Browser Cache→Page Cache
から。
下記のオプションにチェックを入れてみました。
・Set expires header
・Set cache control header
・Enable HTTP (gzip) compression
・Prevent caching of objects after settings change
その後、もう一度GTMetrixで速度を確認してみる。
…結果。
おおお!
ランクは変わっていないけど更に向上している!!
Page Speed Grade: B(81%) -> B(89%)
YSlow Grade: C(71%) -> C (71%)
サマリーで見てみると、「プラグイン導入→オプション追加」
だけで結構向上するもんなんですねー、とりあえずでやってみて正解でした。
総括
まだサマリーを見た感じだとYSlowがCランクのままなので
まだまだ改善の余地がありそうなところですが、
プラグインの導入だけでこれだけ改善されるのであれば
入れておかない手はないかな! と感じました。
勿論本格的にやろうとするとCCSやPHPの記述の話にまで発展してくるんでしょうね、
そこまでの知識はまだちょっとおぼつかない感じなので
少しずつこの辺もトライアンドエラーで試せたらいいなと思ってはいます。
ところで、W3 Total Cacheですが、
色々と調べてみるとサーバのスペックによってはオプションを有効にしすぎると
逆効果となって余計に読込が遅くなってしまったりすることもあるようで、
その辺の注意喚起が色んなサイトでなされていました。
対案として『Quick Cache』というプラグインも良いぞ、ということで紹介されていました。
その辺も、今後ちょっと試してみようかな。