シンプル・スマートな画面録画ソフト EaseUS RecExperts

とりあえず、自分のパソコンでもランサムウェア対策をしておきたいのだけど、無料でやれる良い方法はありますか!?

…という方に向けて、無料で簡単に実行できるランサムウェアの手順をまとめました。

 

ということでこんにちは、20代怠け者(@20sInvest)です!

スパイウェアやマルウェアによる攻撃や脅迫なども高度化してきており、近年はランサムウェアと呼ばれる驚異も登場してきました。

企業のコンピュータだけでなく、会社員のコンピュータがターゲットにされることも多く、個人PCでも対策をする必要が出てきました。

 

今回は、Windows10で、無料でランサムウェア対策をする方法をお伝えします。

無料なので、もちろん今日から実行可能です。

早速見ていきましょう!

【そもそも】ランサムウェアとは

ランサムウェアとは、感染したパソコンのファイルにパスワードなどの暗号化をかけて利用できなくし、それと引き換えに身代金を要求する悪意のあるマルウェアのことです。

英語で身代金のことをランサム(Ransom)といいますので、まさしくそのままの名前です。

脅迫者はこうしたランサムウェアをなんらかの方法で感染させ、そのパソコンの利用者にメッセージを送り、仮想通貨などで身代金の支払いを要求します。

 

日本国内でも企業を対象にランサムウェアの攻撃対象として狙われることが増えており、対策が必須な状況になってきました。

なお、企業が攻撃・脅迫対象だとしても、狙われるのはテレワーク中の個人であることが多いです。

個人のPCは社内のPCよりもセキュリティ面で脆弱な端末も多く、ここに保存された企業の機密文書などを狙って攻撃を仕掛ける、という場合が多いです。

となるとこのテレワークの時代、やはり各個人のPCの防御も固めるのが重要になっている、というのが実情です。

 

  具体的な防御方法としては、重要なデータにランサムウェアからのガード機能を設定して、悪意の攻撃者からファイルが勝手に操作されることを防ぐ、という対策をしてあげる必要があります。

そしてもちろん、そのためのソフトウェアも必要です。

【対応策】無料アンチウイルス「Avast!」が便利

じゃあ、一体何のソフトを入れればよいの?

というところですが、無料で導入できるアンチウイルスツール「Avast!」「ランサムウェアシールド」機能を使うのがオススメです。

Avast!は無料アンチウイルスツールとしてかなり長い歴史を誇っており、世界中で利用されています。

ぼくもかれこれ10年以上Avast!を使っていて、基本的にはこのソフトだけでセキュリティ面は問題なくカバーできています。

【機能】ランサムウェアシールドの機能

Avast!のランサムウェアシールドはもともと有料版の機能でしたが、2020年7月のアップデートにより、無料版でもこのランサムウェアシールドが利用可能になりました。

そのため、ランサムウェア対策ということであれば、有料版を使わなくとも無料版でOKです。

この機能では、ドキュメントや写真、デスクトップなどの個人ファイルや文書ファイルが格納されるフォルダをターゲットに、自動的にランサムウェアから守ってくれるフィルターの役割をします。

「シールド」という名前の通り、これらの対象のフォルダ内のファイルがランサムウェアによって不正に暗号化されそうになったり、信頼できないソフトウェアやアプリなどが動作した際に、この動作を自動的にブロックするというものです。

【設定①】Avast!をインストールして、ランサムウェアシールドを有効化する

この機能を使うためには、当然ながらAvastのインストールが必要です。

Avastはアンチウイルスソフトですので、ランサムウェアに限らず、インストールしておくと便利ですよ!

Avast!無料版のインストールはこちら

 

Avast!のトップ画面はこんな感じです。

まずは実際に、ランサムウェアシールドの画面を見てみましょう。

「プロテクション」をクリックです。

 

続いて出てくるメニューから「ランサムウェアシールド」をクリック!

 

ランサムウェアシールドの設定画面が表示されました。

ここのボタンを押して緑色にすることで、ランサムウェアシールドが有効化されます。

対象フォルダは自動的に追加されており、全ユーザのドキュメントや写真フォルダ、デスクトップなどが保護対象になっています。

【設定②】特定のフォルダをランサムウェアから保護する設定方法

とはいえ、標準フォルダ以外にもデータを置いている場合もあるでしょう。

例えば、Dropboxなどのストレージサービスなどのフォルダは、これらとは別のフォルダに置いてあることがほとんどです。

ということで、新たなフォルダをランサムウェアから保護する設定を見てきましょう。

 

先程の画面から「新しいフォルダーを保護」をクリック。

 

ここでフォルダーを選択できるので、保護したいフォルダを選んでOKをクリックします。

ここでは試しに、Dropbox内の全ファイルを保護する設定にしてみました。

 

すると、ランサムウェアシールド画面の一番下に、Dropboxフォルダが追加されていることが確認できます。

フォルダ単体でしか保護ができないのが少々面倒ですが、このように保護したいフォルダを選択して、設定していきましょう。

まとめ

以上、Windows10で無料でランサムウェア対策をする方法でした!

 

テレワークが一般的になってきた昨今、自宅のPCでも、しっかりと驚異から防御していく必要があります。

本来であれば、企業からセキュリティソフトや、ランサムウェア対策のソフトを提供してもらうのが筋ですが、それが難しい場合は、最低限でも無料で出来るランサムウェア対策をしておきましょう!


 

以上、ご参考までに!

それでは!