今月配信された2014年8月分のWindows Updateにて、なんということかWindows自体がブルースクリーン(BSOD)になって起動しなくなるという恐ろしい現象が発生しているみたいです。
どのKBが悪さしてるのか、まとめてみました。
現象
公式ブログで復旧方法を公開:Windows UpdateでPCが起動不能になるトラブル発生――2014年8月13日の更新プログラムが原因【追記】 - ITmedia PC USER
2014年8月13日にMicrosoftが公開したWindowsの更新プログラムを適用すると、OSが異常終了したり、再起動に失敗するトラブルが発生している。
Microsoftが運営するTechNet Blogsの「日本のセキュリティチーム(JSECTEAM)」は、特定の更新プログラムをインストールすることで、「Stop 0x50」というエラーが発生する場合があり、このエラーがWindowsの異常終了や再起動の失敗を引き起こすことを明らかにした。
早見表
この件については色々なサイトで現象について解説されてるんですが、どのOSがどのKBに対応して、どれを注意しないといけないのかちょっとわかり辛いんですよね。
ということで、早見表を作ってみました。
OS | KB2982791 | KB2970228 | KB2975719 | KB2975331 |
---|---|---|---|---|
Windows 7 | ○ | ○ | ||
Windows 8 | ○ |
|||
Windows 8.1 | ○ | |||
Windows Server 2012 | ○ |
|||
Windows Server 2012 R2 | ○ |
対象となってしまっているOSに○を付けています。 この対象のKBのアップデートが対象に入ってしまっていないか、アップデート前に確認しましょう。
現象が発生してしまった場合の対応方法
万一、現象に引っかかってOSが起動しなくなってしまった場合の対応方法については、MicrosoftのTechNetにて公開されてます。 こちらを参照ください。
【リリース後に確認された問題】2014 年 8 月 13 日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合がある - 日本のセキュリティチーム - Site Home - TechNet Blogs
ちなみに、現象はまだ発生していないけども対象のKBを入れてしまった場合は、早急にアンインストールすることで回避できるみたいです。 もしすでにWindows Updateを実行してしまった人は、取り急ぎチェックしときましょう。
まとめ
- 対象KBをインストールすると、BSODになって起動しなくなる可能性がある
- 対象はWindows7, 8, 8.1, 2012, 2012 R2の5つ
- 早見表をチェックして、対象KBはインストールの対象から外そう
- 現象が発生してしまったら、TechNetを参照して復旧
- Updateしてしまったら、対象KBがインストールされていないか確認
以上です。