こんにちわ、やまぶきです。
元々個人用のモバイルとしてMacBook Airを使ってたんですが、奇しくも仕事用PCでもMacBook Airを使うことになりました。 割と偶然です。
ただ、中身はMacじゃなくてWindows7なんですよね。 Bootcampを使って、WindowsPCのモバイル機として使ってます。
MBAのハードウェアとしては軽さやUIが非常に魅力的で、MacOSの上にWindowsを入れているにも関わらず、カクついたりといったこともないので、大きな不満はないです。
が、ひとつだけ困るのがCtrlキーの場所。 Ctrlキーに相当するキーはMBAの「Controlキー」になっていて、これがAキーの隣にあるんです。
ふつう、Ctrlキーってもうちょっと下部のShiftキーとかWindowsキーとかの近くに置いてあるものなんですが…それに対応すると思われるMBAの「Commandキー」は、Windowsキーに置き換えられてしまっているんですね。
出来ればCommandキーをCtrlキーとして使えればいいんだけど…と思ったので、さっそくMacBook Airで動作しているWindows7のキーマッピング設定を変更してみました。
キーボードのマッピング変更はレジストリ変更で可能
キーボードマッピング、つまりどのキーを押せばどのキーの効果があるかを指定したマッピングの設定ですが、これはWindowsのレジストリの中に値として保存されているもののようです。
レジストリ系の記事の決め文句として、「設定をミスるとWindowsが起動しなくなることもあるので自己責任で!」とよく言われます。 そういう場面に実際に出くわしたことは今まで無いんだけど、やっぱり怖いのでなるべく手動でいじるのはやめておきたいところですね。
参考にしたのはこちらの記事。
そんな中で見つけたのがこれ。 ツールを使ってキーマッピングの変更をする方法です。
Microsoftが配布している、Windows Resource Kit Toolsというプログラム群があって、その中にあるremapkey.exeというプログラムが便利。
XPまでは、Windwos Server 2000向けのリソースキットツールを使っていたけれど、7ではServer 2003向けでないと動作しないっぽい。
Windows7でキーマッピングをするには、Windows Server 2003用のリソースキットをダウンロードしてきて、キーマッピングのツールを使うのが手軽みたいです。
リソースキットをダウンロード
Download Windows Server 2003 Resource Kit Tools from Official Microsoft Download Center
ということで、上記からリソースキットをダウンロード。 英語サイトですが、Downloadをクリックすれば簡単にダウンロードできますよ。
ダウンロードしたexeファイルは、画面の指示通りにインストールしていけば、リソースキット内のremapkey.exeにたどり着けます。
マッピングしてみた
さて、標準のインストールであれば下記フォルダ内にremapkey.exeが格納されているはず。
C:\Program Files\Windows Resource Kits\Tools
ツールを実行したら、ベースキーボードの「Ctrl」をドラッグして、リマップキーボードの「Left Windows」もしくは「Right Windows」へドラッグしましょう。 (文字がめちゃくちゃ小さいですが、それぞれCtrlの右隣、Appの左隣にキーがあります。)
ドラッグしたらファイル→保存して終了へ。 再起動を要求されるのでOKから再起動すると、設定したキーマッピングが有効になってCommandキーでCtrlキーの操作が有効になっているはずです。
まとめ
- 2003Server用のリソースキットをダウンロード
- キーマッピングツールでCtrlを他のキーに設定する
以上です。 これで、Windowsネイティブに近い形でキー操作が出来るようになりました。 逆にMBAのControlキーは、Windowsキーの機能を与えてあげればちょうど良いかな。