Microsoft Edgeが登場してから、Internet ExplorerはWindows標準のブラウザではなくなりましたが、まだまだIEをつかった業務用のシステムやツールは数多く存在しています。
そのため、特定のWindowsバージョンのOSで、特定のバージョンのIEを稼働させてテストしたいという需要はまだ、あります。
マイクロソフトでは、そのための仮想マシンを公式で提供しています。
そのため、公式な方法で、検証用の環境を無料で手に入れられるようになっているのですね。
そのダウンロード方法について、ご紹介しますね。
目次
仮想マシンのダウンロードページ
ダウンロードはこちらよりどうぞ。
Free Virtual Machines from IE8 to MS Edge - Microsoft Edge Development
制限:仮想マシンが利用できる期間
これらの仮想マシンは、無料でダウンロード可能です。
しかし、起動してから90日間しか動作しないという制限があります。
あくまで検証用だということを把握したうえで、使う必要がありますね。
対象となっているIEとWindowsの組み合わせ
上記ページからダウンロードできるIEとWindowsバージョンの組み合わせは以下の通り。 (2018年4月時点)
- IE8 on Windows7 (x86)
- IE9 on WIndows7 (x86)
- IE10 on WIndows7 (x86)
- IE11 on WIndows7 (x86)
- IE11 on WIndows8.1 (x86)
- MSEdge on Windows10 (x64) Stable (16.16299)
- MSEdge on Windows10 (x64) Preview (17.1727)
対象となっている仮想マシンのプラットフォーム
仮想マシンが利用可能なプラットフォームも複数用意されています。
- VirtualBox
- Vagrant
- VMware
- HyperV
- Parallels
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仮想マシンをダウンロードしてみる
それでは、実際にダウンロードしてみましょうか。
こちらがダウンロードページ。 英語です。
「Virtual machine」から、検証したいIEとWindowsバージョンの組み合わせを選びます。
つづいて「Select Platform」から、仮想マシンのプラットフォーム(仮想マシンのファイルの種類)を選びます。
あとは、「DOWNLOAD .ZIP」をクリック。
これでダウンロードが開始されました!
ファイルサイズは相応に大きいので、ダウンロード時間も少々かかります。
関連記事:Windowsのインストールメディアを公式の方法でダウンロードする方法
Windows10以降では、新規インストール用のISOファイルも公式からダウンロード可能となっています。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
【Windows10】インストール用ISOファイルをダウンロードする公式の方法(2018年版) | Tipstour