何かやらないといけないことがあるのに、YouTubeで動画を見てたら時間が過ぎ去っていた…! なんて経験、あります? 割とみんなそういう経験あるんじゃないかしら。
しかしそういう経験はあったとしても自分がどれぐらい生産的に活動できていのるか、どれぐらい時間を浪費しているのかということは漠然としかわからないものですよね。 そういう時間の浪費を自動的に計測してくれるツールがなければ、生産性の可視化ってなかなかできないもんです。
で、今回まさしく生産性の可視化をしてくれるサービスを見つけたので、紹介しておきたいと思います。
「RescueTime」というサービスで、ツールをコンピュータにインストールしたら後は勝手に計測。 いったい何に自分は時間を浪費しているのか、サマリーを出してくれます。
目次
RescueTime
RescueTime : Time management software for staying productive and happy in the modern workplace
RescueTimeで何ができるのか?
前述の通り、RescueTimeではコンピュータにインストールしたツールから、自分がPCで「どのプログラムを開いて」「どのサイトを」「どれぐらい見ていたか」を自動的に計測し、サマリーとして表示してくれるツールです。
プレミアム版も用意されていて、PCから離れている時間の計測(着席時に離れていた理由を選択できる)ができたり、目標の生産性に到達したら通知してくれるというような機能があるようです。
が、基本的には無料版でも十分そうな気がします。 無料版でも十分、生産性の確認に一役買ってくれます。
使ってみた
というわけで使ってみよう。 トップページの「Sign Up」からユーザ登録。
ユーザ登録が済んだら、PC/MacへRescueTimeのツールをインストールします。
インストールしてみると、こんな感じで常駐アプリとして稼働します。 この状態でバックグラウンドから、どんな作業をしていたのかを計測してくれるという動きですね。
とりあえずインストールしてみて、そこから数日間稼働させて計測する必要があるので、入れたら普段通り生活しましょう。
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1週間使ってみた結果!
さて、計測結果を見てみようかな。 1日単位で見てみるとRescueTimeではこんな感じで表示されます。
この日は朝起きてから昼飯頃まで、Tipstourのブログ記事を3つほど書いていた(今もだけど)ので非常にProductive、効率的な時間を送れているようです。
真ん中の「productivity pulse」に、この日の評価が100点満点で表示されます。
ただ、これは日によって作業してなかったりダラダラ過ごしていたりする日もあるでしょうから、必ずしもトータルの評価とは言いづらいでしょう。 1週間単位や1ヶ月単位で見ていかなければ。
日曜日はテレビみながらTwitter(実況)ばかりやってるからか、それがめちゃくちゃ足を引っ張って真っ赤になってるのがよくわかる。(笑) それでも記事執筆もがんばっていたので、ギリギリ50点は越えてますよ。 褒めて!
カテゴリごとの内訳も確認可能
BusinessやEntertainmentなどのカテゴリに自動的に分けてくれていて、それぞれの内訳(どんなページを開いていたか)も確認できます。
Businessの場合はブログ記事を執筆するための「Marsedit」がやっぱりダントツに時間が長いです。 僕にとってブログ記事を書くことは趣味であるうえに、ビジネスでもあります。
Entertainmentは、「ニコニコ動画」を見ている時間が多かった。 確かに、これは時間の浪費かもしれん…。
カテゴリは変更可能
ただ、Entertainmentなどの「時間浪費」のカテゴリも、人によっては仕事の一環に含まれるかもしれない。 例えば、YouTubeの動画収益で生計を立てている人なんかは、YouTubeを開いている時間は浪費じゃないですよね。
趣味の範囲でも、「動画を見ている」だけなのと「動画を制作している」のでは生産性には違いがあります。
そういう場合は、カテゴリを変更可能です。 項目ごとに、EntertainmentだったものをBusinessに変更するということも設定画面から可能になってます。
また、同じ音楽のカテゴリ内でも「これは生産的」「これは時間の浪費」といった具合に、さじ加減を調整可能です。
こういうカスタマイズができるの、結構ありがたいです。 その行動が生産的じゃないかどうかって、結局人それぞれですからね。
まとめ
今回は自宅用のMacBookでしか計測をしていないので、本来は実際に仕事で日常的に利用しているPCに導入して、生産性を確認するのがよいでしょう。
こういったツールは、企業のオフィスで使うというよりも個人事業主、フリーランスで活動するような人にこそ有意義ですね。
だって、企業のオフィス内だとそんなにおおっぴらにサボれないじゃないですか。 ちょっとずつブラウザでネット記事を読んだりはするけれど、基本的にはメールソフトやExcelなんかを開いて仕事をしている(フリをしている)ので、RescueTimeによる評価は思っているより良い評価が表示されそうな気がする。
自分自身を管理しないといけない立場の人こそ、このツールを使って自分が生産的に活動できているのかを可視化してみるのがベストウェイなんじゃないでしょうか。
そのうち僕が無職 フリーランスになったら、このツールで生産性を監視することにしてみようかな。
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