三日目はなんと素晴らしい晴天! 車をレンタルして島内一周の旅に出ました。
屋久島の天気は変わりやすいとは聞いていたが、昨夜はまあまあ雨が降り始めていたのでもしかすると今日も雨かなぁと思ったのですが、良い方向にも天気は変わりやすかったのか素晴らしい青空が迎えてくれました。
レッツドライブ
昨日の帰りの奉行杉ルートが大変だったので足が、というか膝が痛かったのですが…
レンタカー店のおばさんの助言の通り、反時計回りに、島を一周のルートへ向かうことにしました。
実は、免許取ってまだ1年以内、しかも免許取得してから、ちゃんとひとりで運転するのは今回が初めてという結構ムチャした感のある試みだったのですが、安全運転を心がけてなんとか無事に帰ってくることが出来ました。
永田いなか浜
屋久島西海岸、永田いなか浜。
ウミガメの産卵地として有名とのことですが、時期的にもかけ離れた時期なので特に今回はウミガメの産卵鑑賞とか、その辺は特に予定にはなく、今回は通過しただけでしたが、噂の美しいコバルトブルーの海にはどうしても撮影をしたくなる魅力がありました。
この辺のBGMはNick Curly & Markus Fix - 2Years Cecille Records [Cecille Records]の1枚目をチョイス。
そして西部林道へ。
西部林道
屋久島では唯一、世界遺産として指定されているエリアの中を車で通れる場所になります。
このあたりで道は狭くなり、1車線ですれ違いも大変なエリアもありましたが、僕のような初心者でもなんとか完走出来る程度には通りやすい道でした。
時間的に10時ごろで、太陽も結構照ってる感じだったのですが、木々が道路の上まで生い茂っていたので木漏れ日のトンネルを抜けているような感じで非常に気持ちいい空間でありました。
噂どおり、ヤクシカ、ヤクサル、そしてなぜかヤクネコ(?)にも遭遇。
特にヤクサルは集団で道路上でマッタリと寝転がっていて、車で近付いても殆ど反応せず毛づくろいをしあってました。 進路はふさがってなかったので、とりあえず横を素通り。 それでも気にせず気ままに過ごすヤクサル達。
ヤクシカも、車から降りて距離2Mもないぐらいまで近付いても特に警戒せず草を食んでました。 あまり天敵もいないような島なので、その辺結構ルーズなのかなw
このあたりはOnur Ozer & Tobi Neumann - Green & Blue [Cocoon]のOnur OzerのDiscを聴きながら通過しました。
持ってきたCDの選曲にもぴったりマッチしていいかんじです。
壮大な海岸線
西部林道を抜けると視界の開けた海岸線へ。 ここの眺め、そして青空が本当に最高だった。
スピードも出そうと思えば出せそうな直線的な道も増えてきたけども、安全運転で法定速度の60kmは守っていきました。 それでも結構な爽快感。
大川の滝
もう少し先に進むと、大川と書いて「おおこ」と読む、日本の滝100選にも選ばれてた大川の滝へ。
レンタカーのおばさん曰く、「駐車場は小さくて入りづらいので、どっか路上に車を停めてしまって、徒歩で滝まで5分ぐらいで行ったほうが色々と安全(だから、そうしろ!)」とのことでした。
確かに、台数として4,5台も停まれればいい程度の小さい駐車場って感じ。駐車場へ入れるのもあまり得意じゃないので当然助言に従っておきました。
写真で見るとわかり辛いのでありますが、落差88Mと結構大きめの滝で、岩場をちょっと登れば滝つぼの方まで結構近づけました。
前日が雨だったので普段よりも多少は水量が増してるのか…どうかは正直よくわからなかったのですが、やっぱり規模が大きいだけあって水しぶきは結構なもんで滝つぼは終始、虹がかかったような感じになってましたよ。
ここも、天気がいい日は結構気持ちよさそうです。 雨が降ってるときはそのときで、水量が増えて見ごたえありそうな感じですが。
島の南西から東南あたりまで、まぶしい日差しを受けながらとりあえず順調にドライブ。 10月中旬ながらもやっぱり南の島なので半袖で十分なぐらいの暑さでした。
というか、普通にセミが鳴いてたところにビックリ。 10月中旬でもまだまだシーズンなんだなぁ。
BGMはAgoria - Fabric 57 [Fabric]にしました。
千尋の滝(へは、行きませんでした)
千尋の滝はレンタカーのおばさん曰く、「そこまでの道が結構狭いから車どっかにぶつけないでよ!」と脅されたので、チキンな僕は万全を期して諦めました。 代わりに、トローキの滝へ。
トローキの滝
全国でもふたつしかないという、「直接海に落ちる滝」ということで、その珍しい滝のひとつがこのトローキの滝です。
道を走っていてちょっと入り口がわからなかったのですが、一応看板がありました。 この看板のわき道を下っていくと、ほとんど崖のような観覧スペースが。
観覧スペースというよりは、殆ど「トローキの滝がかろうじて見える場所」という感じw
しかも、凄い遠巻きな観覧スペースなので、確かに迫力には欠ける感じだけど後ろの赤い橋とその希少さから、なかなか絵になる感じで、僕は好きです。
とりあえず今回のお目当てのエリアはだいたい見たいところは完遂したので、あとはまったりとドライブを楽しみつつお宿へ戻りました。
ドライブの終わり。
昼過ぎ頃から、すこしずつ空が曇り空になりつつあり、最終的には雨が降り出しちゃいましたがそれでも宿に着くまでなんとか持ちこたえてくれてよかった。
良い天気の日にするドライブは、何物にも変えられない爽快感がありますね。 社会人になってからでも免許をとって、よかった。
翌日は縄文杉へ。 翌日の雨はなかなかすごかったです。 そう、ここからが本当の地獄だ…!