世界各国を歩けるストリートビュー。 すごい機能です。 ですが、中華人民共和国ではストリートビューはほとんど利用出来ません。
Googleと中国といえば、「中国のハッカー部隊に攻撃を受けた!」としてGoogle怒りの中国撤退をしたのが2010年の出来事です。 そういう経緯もあって当然ながら中国国内ではストリートビューは利用出来ないままです。 (まあ、中国で撤退していなくても色んな意味で利用できない可能性の方が高いですが。 あの国の体制を考えると…)
ただし、中国と、その特別行政区という扱いの香港はまた別で、ストリートビューが利用可能になってるみたいです。 ちょっとその国境(国境じゃないが)を覗いてみたら、結構面白いことになってました。
香港のストリートビュー
こんな感じ。 青色の■のポツポツは、その場所で撮影された写真が公開されているものですが…ストリートビューとはまた違うものです。 青色で塗りつぶされている部分は、ストリートビューが有効になっている地域。
こうしてみると、香港は割りと結構ストリートビューで閲覧出来るものの、中国国内は完全にNGになってるのがよくわかります。 いや、ここまで綺麗に境界線でOKとNGが分かれるのもなかなか面白い。
ストリートビューで、香港からがんばって中国本土に近づいてみました。 が、ここで限界。
なんの変哲も無いただの道でしたが…なんでここで終わりなのか。 単純にGoogleカーが引き返しただけなのか。 遠くに都市は見えるのに。
境界線付近をアップにしてみるとこんな感じです。 ちょろちょろ伸びている道も、関門で切れているという訳でもなく、なんというか途中で引き返したというような田舎道ばかりでした。
マカオも同じような感じに
ちなみに、同じ特別行政区のマカオも同じようなストリートビューになってました。
マカオと本土の境界を見てみると…ああ…、有刺鉄線が張ってあるなあ。
中国全土
中国全土も見てみました。 当然ながら、全土に渡ってストリートビューはNG。
うーん、この絵面はちょっと気持ち悪いかな…w
ちなみに僕が今年6月頃にお仕事で行った台湾は、結構全土に渡ってストリートビューが見られるようになってましたよ。 おかげで、翌日止まる宿の場所なんかも調べられたので非常に役立ちました。 3,4日滞在しただけですが、良い国でしたよ。 下記、その際のレポートまとめてますのでよろしければ、どうぞ。
もうひたすら暑かった、2013年6月、台湾を台中→台北と観光(お仕事)してきた際のお話 | Tipstour
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