サマソニ行ってきました。
こういう音楽レポート系記事は久しぶりです。 当分は音楽イベントらしいイベントには行けなくなるので、どうせなら今、レポートを書いておこう。
そんなわけで今回ははじめて、サマーソニック2016の両日に参加してきました。 片方参加は今までにもあったのだけど、ちゃんと両日フル参加ははじめて。
1日目は温帯低気圧の影響で、なかなかにゲリラ豪雨との戦いのような1日でした。 レインウェア着て、靴が泥だらけになると、なんだか野外フェスって感じがしますね。
サマソニDay2のレポートはこちらです。
【サマソニ2016】Day2レポート(動画あり) | Tipstour
2013年のサマソニに行った時のレポートはこちら
熱中症寸前! 猛暑のSummer Sonic 2013(8/11)に遊びに行ってきたお話 | Tipstour
目次
ゲスの極み乙女。
とりあえず、12時頃に海浜幕張に到着。
出掛けようとしていた時は既にけっこうな雨が降っていてウムム。 という感じだったのだけど、海浜幕張についたらこんな感じに晴れ間が見えてきたのでよかった! それはいいけど、既に蒸し暑い。
チケット交換はマリンフィールドの方だったので、海浜幕張駅から結構歩く。 どうも同方向に歩く人の話によると、例年の交換場所とは違うらしい。 そうなんか…。
しかし本当に暑い!
太陽カンカン照りで暑いというよりは実に蒸し暑い感じ。 マリンスタジアム内に入るとちょうど「ゲスの極み乙女」というバンドがスタートするところだったので、スタンド席から眺めてみることに。
Digitalism
涼を求めてメッセへ移動。 やはり屋内+地面コンクリートということもあって、ヒンヤリ涼しいですね。
全部土の上の野外というだけじゃなくて、こうした避難場所にもなり得る場所が沢山あるのがサマソニのメリット。
Digitalism自体は「名前は聞いたことがあるけども」という典型的パターンで、楽曲自体はあまり詳しく聴いたことがないユニット。 そんなわけで代表曲のPogoぐらいしか知らなかった。 でもエレクトリックダンス系のユニットだし一応見ておこうということでマウンテンステージへ。
…どうやら一曲目がそのPogoだったらしく、到着する頃には終わっていたのか、見逃していたらしい。 マジかぁ。 その後にプレイしていた音楽は、個人的にはイマイチ。
LiSA
移動してると、アイドル(?)がライブをしているブースもあったりして。 洋楽とかバンドとか、そういうのに拘らずに広く浅くラインナップするのは「まさにサマソニ」という感じですね。
アイドルのライブは、初めてみました。 なんというユニット名だったのかは、わからなかったけどw
LiSA。 この人もアニメの主題歌などでよく名前を聞く人で、ぼくも過去に見たアニメで歌を聴いたことがあった…ような気がする!
残念ながらぼくの知っている曲は演奏されなかったけど、このサマソニで見たアクトの中で、一番声がガッツリ出てたと感じた。 よく動くし、ライブ映えすることは間違いない。
あと、ちょっと千秋に似てるよね。
そういえば、LiSAのライブをデッドプールが眺めてたよ。
雨雲、急襲。
改めてマリンスタジアムへ移動。 東京アメッシュを眺めてみると…怪しい雨雲が東から会場へと向かっている様子。 あ、これは降るな…。
やっぱアメッシュ便利です。 サマソニは関東圏内なので、リアルタイムで雨雲チェックできますしね。
もちろん朝方も雨は降っていたので、レインウェアの用意は万全です。 まあサマソニだし、レインウェアのズボンまで用意しなくても大丈夫だろ! という謎の余裕でレインウェアのジャケットのみ、リュックに準備してました。
来週から再び屋久島に行くということもあって、どうせなら雨降ってもらって、ギアの具合をチェックしてみてもいいかなというプラス思考で考えたりもしました。
まあ、降らないでくれた方がいいのは間違いないんだけど。
…などと考えているうちに、ザーッと雨が降ってきた。
ゲリラ豪雨というほどでないので、レインウェアを準備していればぜんぜん耐えられるレベルかな、よかった。
ガーデンステージに到着、クランベリーモヒートを入手して準備万端!
Jaga Jazzist
ガーデンステージにて、今日の目当てであるJaga Jazzist. (ヤガ・ヤシストと読むのが正しい、らしいです。)
ガーデンステージは普通の土の広場にあるステージなので、地面はドロドロだし雨はガンガン降るし、みんな色とりどりのレインウェアを着ているし、これ実質的にフジロックだな!
フジロック自体は2013年に行ったきり最後になっていて、その間はレインウェアを着るとなるとトレッキングがほとんどだったのですよね。
Jaga Jazzistもフジロックで、雨霧の中での幻想的なライブを見たことがあるということもあり、さらに実質フジロック感の高まりを感じますね…。
そういうこともあって、足元が不安定な中で音楽を聴きながら身体を揺らすのが結構久しぶりだったりもして、なんだか懐かしい気持ちに浸るなど。
さすがに豪雨の中では聞きたくないけど、雨の中で聞くのは雰囲気がある、というバンドですね。
Underworld
この日のヘッドライナーはマリンスタジアムにて、アンダーワールド。
新アルバムの新曲をいくつか含めながら、旧来の盛り上がる曲もしっかりプレイするという感じ。 セットリストはこちらのサイトにあがってました。
サマソニ2016「Underworld」セトリ(東京&大阪) | やわろっく
- If Rah
- Two Months Off
- Scribble
- Ova Nova
- Nylon Strung
- King Of Snake
- Jumbo
- Low Burn
- Rez
- Cowgirl
- Born Slippy
ちなみにマニアックな話をすると、今回のRezのBPMを計測してみると128で、かなりゆっくりなバージョンだということがわかった。
UnderworldのライブDVD「Everything, Everything」などのRezはBPMが135ぐらいとかなり速いのに対して、今年のRezは128ほど。 かなりゆっくりだよね!
Rez原曲を聞き直してみたら128ぐらいだったので、そういう意味では原曲に近いスピードだったといえますね。
ライブなんだし、もっと早くてもいいかなという気もするのだけれど、メンバーもなんだかんだでもう60歳近いわけだし、ゆったりしたテンポの方がいいのかもしれない。w
Underworldのライブを見るのは今回でたしか4回目ぐらいだったはず。 はじめて見たのはフジロックだったかな、それともOblivion Ballだったかな。
もちろんその度にボーン・スリッピーは必ずプレイされていたのだけど、今回のは、今までみたボンスリのなかで一番楽しいボンスリだった! なぜだろう。
これはおそらく「最高のタイミングでの花火+光るボール」の効果だと思う。
サウンド自体は言ってしまえば別に何も変わりないわけなのだけど、今までみたライブ以上に、会場の一体感を高める仕組みが出来上がってたということもが理由としてあるのだと思う。
光るボールがライブ会場に放たれるというという、それだけのことでみんながこんなに盛り上がれるのならば、感無量だよね。
スポンサードリンク
まあ、後は個人的に昔よりも「アタマを空っぽにして楽しめる」ようになったのも楽しかった理由のひとつかもしれない。
昔は変な意味で凝り固まってたので、夏フェス参加に固執しなくなった今の方が、自由に音楽を楽しめてるのかもしれないなあ。
…と、そんなわけで2日目のサマソニレポートに続きます。 それでは!
【サマソニ2016】Day2レポート(動画あり) | Tipstour