はいこんにちわ!
先日、滞在先のニュージーランドのウェリントンや南島・カイコウラ周辺で大きな地震がありました。
発生当日、ぼくは北島のタウランガという海辺の街のバックパッカーに泊まっていました。 こちらは特に大きな揺れもなかったので、何事もなく無事です。 ありがとうございます。
しかしながら、滞在していた場所で大きな地震や災害が起きたら、いざと言う時に頼りになるのは現地の日本大使館や総領事館ですよね。
よく海外で災害があると日本人の安否確認をしてくれてますが、その確認には「日本人がそこに滞在している」という情報が必要不可欠です。
となると「在留届」を出しておくのは、やはり大事です。 ちょうどぼくも在留届を提出したところなので、在留届の出し方をまとめておいておきますね!
目次
在留届とは
そもそも在留届とは、海外に3ヶ月以上滞在する場合に、その滞在地の管轄する大使館・総領事館に提出するよう義務付けられている書類です。
推奨とか呼びかけとかじゃなくて、義務なんですね。
Q 「在留届」とはどういうものですか。
A 旅券法第16条により、外国に住所又は居所を定めて3か月以上滞在する日本人は、その住所又は居所を管轄する日本の大使館又は総領事館(在外公館)に「在留届」を提出するよう義務付けられております。
在留届をもって、大使館は日本人がその場所に居住しているということを把握できるようになります。
つまり未提出のままの場合、地震などの災害や事件・事故などが起きた場合に安否確認の対象にならないということですね。
ニュージーランドのような治安の良い場所・国であっても、災害はどのように起こるかわからないので、3ヶ月以上滞在する! ということが間違いないのであれば、出しておくべきでしょう。
自分の身を守るためです。
在留届はネットだけで出せますよ!
公式な届け出って、なんだか面倒くさそう…と思うかもしれません。 というかぼくもちょっと面倒に思いました!
が、在留届は思いの外簡単に出せます。 提出はネット上の申請だけでOKです。
日本国内で書類を書いて、それを役所に提出して…なんていう、面倒くさい処理はしなくてOK! これはありがたい。
在留届は国外に出てから出す
ちなみに在留届は、国外の滞在場所が決まってから出すものです。
というのも、在留届には滞在先の住所や緊急連絡先もあわせて記載する必要があるので、滞在場所が決まっていない状態では出しようがないんですね。
既に渡航前に滞在先の住所や電話番号などが全てわかっている場合はよいですが、まだ未定・不確定な部分があるようであれば、実際に渡航して落ち着いてから出しても良いでしょう。
まあ、なんだかんだぼくも落ち着いてから1ヶ月ぐらいかかって、ようやく提出したのですが。 ちょっと落ち着けすぎかな…。
在留届を出すのに必要な情報
さて、在留届を出すのに必要な情報は、下記の通り。
- 氏名・生年月日・性別
- パスポート番号
- 本籍地(住所)
- 到着日と滞在予定日
- 在留地の住所
- 現地での連絡先 (電話番号・携帯番号等)
- 在留地の緊急連絡先 (電話番号かメールアドレスどちらか)
- 日本国内の連絡先 (家族などの住所・電話番号)
- 日本国内の所属先
氏名やパスポートなどは大丈夫でしょう。
おそらく確認が必要になるのは在留地での住所や連絡先ですね。 緊急連絡先も必要になるので、在留先の住民や知り合いの方に、事前に同意しておく必要がありそうです。
いざ、在留届を出してみよう
そういうわけで、在留届を提出してみましょう。 下記ページからどうぞ。
ORRnet - インターネットによる在留届電子届出システム
上記ページの左側メニューから「在留届を提出する方」をクリック。
提出にあたっての注意書きが表示されるので、読み終わったら下にスクロールして「同意する」をクリックしましょう。
管轄の在外公館を探す
次に、自分の在留地の管轄の大使館・総領事館を確認する必要があります。
とりあえずそのまま「準備完了」へ。
世界各国から、提出する地域を選びます。
ぼくの場合はニュージーランドなので、「太平洋地域」から選択して…。
ニュージーランド内での地域を選択します。
どうやらぼくの在留地の管轄は「在オークランド総領事館」になるようですね!
個人の情報を入力
続いて、氏名や生年月日、パスポート番号などの個人情報を入力していきます。
到着日と滞在期間の予定も入力します。
帰国日が決まっていない場合は、仮の予定を入力すればOKのようです。
また、ここで今後の届け出用のパスワードも設定します。
提出→受付通知
必要事項が記入できたら、いざ提出。
ぼくの場合、提出してから1〜2時間で、正式に受け付けた旨のメールを受け取りました。 案外早いですね!
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以上、在留届の提出方法でした!
思った以上に簡単なので、ワーホリや仕事、長期旅行などの場合は念のため出しておくのが、良いと思いますよ!
あ、ちなみに更に引越ししたり帰国した場合などは、その場合も届け出が必要ですので、覚えておきましょう。
それでは!