Evernoteへ保存した情報は、いつでも必要になったときに取り出したいものですよね。
いかにしてすばやく情報を取り出せるか、そしてもうひとつ、いかにして簡単に情報を保存するか。 このふたつをどんどん突き詰めていくと、Evernoteを使うのが面白くなってきますよ。
僕が実践してるそれぞれ3つの方法をまとめてみました。 参考にしてみてくださいな。
目次
一瞬で情報を放り込む方法
まずは、情報を取り込む方法です。
メール取り込み機能を使う
iPhoneやアンドロイド等のスマートフォンのような環境の場合、Evernoteへのデータの転送はメール取り込み機能を使うのがベターです。
というのも、画面内での操作が限られるスマートフォンでは限られてしまうので、Evernoteにデータを保存しようとするとEvernoteのクライアント画面へ切り替えないといけない、という操作が必要になってしまうからです。
データを放り込むためだけにいちいちアプリを切り替えるのは面倒くさいので、Evernoteのメール取り込み機能を使って、今使用しているアプリからメールを送るという操作だけで情報の保存をできるようにしましょう。
だいたいのアプリであれば、メール送信機能ぐらいはついているはず。
Web Clipperを使う
Web上の情報は、Web Clipperを使うのが簡単かつ手っ取り早いです。
以前に比べてクリッパーの使いやすさが落ちたのが気になりますが、やはりなければないで結構面倒くさいのがこの機能。 わざわざクライアントを立ち上げなくてもページ上の情報を取り込めるので、やはり手軽さでは群を抜いてます。
EvernoteにWebページをクリップするChromeアドオン「Evernote Web Clipper」 | Tipstour
IFTTT自動連携を使う
そもそも手動で取り込むというのが面倒くさいものなので、それならば自動で情報は取り飲まれるようにするのがいいんじゃないでしょうか。
ということで、僕がかなり重用してるのはIFTTTの自動連携です。 まあ何ができるのかというと、こんな事が可能です。
- Foursquareでチェックインした場所の情報を自動的に保存
- RSSフィードの内容を自動的に保存
- Pocketに保存したページを自動的に保存
- Feedlyで「後で読む」マークを付けた記事を自動的に保存
- 連絡先が追加されたら自動的に保存
これが無いと生きていけないIFTTT 5つの連携レシピ(2014年5月版) | Tipstour
要するに、「別のWebサービスでアクションしたら、自動的にEvernote情報が放り込まれる」ということです。 一瞬で情報を放り込むというどころが、もはや放り込む手間すらありません。 これ、便利です。
一瞬で情報を取り出す方法
続いて、必要な情報を取り出したいときに取り出す方法です。
iPhoneなら「Clever」を使う
どうやらAndroidでの提供がなさそうなのが残念なところですが、このアプリはかなり使えます。
iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 Clever - できる大人のEvernoteクライアント
Evernoteにも公式アプリはありますが、残念ながら使い勝手が悪すぎます。 取り出したい情報を取り出したいときに使うには、起動や初期段階の読み込みに時間がかかりすぎます。
Cleverは、公式アプリの不満点をほとんどクリアーした、完全に上位機種といえるような作りのEvernoteアプリです。
検索が起動後にすぐさま出来るのが利点ですね。 他にもっと早いアプリもありそうだけど、その他の操作性などのクオリティも素晴らしいので僕はこれを推しておきます。
Evernoteクライアントを自動起動しておく
Evernoteのデスクトップクライアントも起動遅いですよね。 先日、データベースの最適化なんかを試してみたりしたんですが、それでもノート数が多いとどうしても完全に起動するのにに2,3分かかったりして。
それならば、Windows起動時に自動起動しておく設定にしておけばいいのです。 見たい情報が出る瞬間に起動しきっていればそれでOKな訳です。
「Cloud Sticky」を使ってデスクトップに情報を表示する
情報によってはいつでも目に触れるところに表示出来るのが好ましい場合もありますよね。
Evernoteの情報を付箋にしてデスクトップに貼り付けられるソフト「Cloud Sticky」というものがあります。
CloudSticky: Evernote用デスクトップ常駐付箋紙 (クラウドスティッキー) プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JP
残課題などの一覧は、常に目が届くデスクトップなんかに保存しておくといいかもしれないですね。
まとめ
- サードパーティのアプリやツールを使って、面倒くさい作業を軽減しよう
- 自動化で情報の取り込み自体も更に簡素化
- 公式クライアントもまだまだ使い道がありそう
日常の諸動作というのは、簡素化できるならどんどんしていきましょう。 細かいことではあるけれど、こういう諸動作が面倒くさいと、もんどんやる気が薄れてきてしまうのは世の常です。
情報を取り込むという動作自体は、やめてしまうことなく続けていって欲しいですね。 こういう情報の多さが、後々になって助かってくるものです。
EvernoteのWebクリップ機能をどんどん使った方が良い15の理由 | Tipstour