日付を並べてスケジュール表なんかをExcelでつくる場合、土日などの休日は一目でわかりやすいように色で塗りつぶしておきたい場合、ありますよね。
こういう自動化も、条件付き書式と関数から設定可能です。 その方法についてご紹介しますね。
条件付き書式を使う
条件付き書式の機能を使います。 Excelのバージョンにかかわらず、基本的な概念は同じです。 (画面はExcel2010を使用しています。)
先ずは条件付き書式画面を開きましょう。
メイン画面の「ホーム」タブの中央部に「条件付き書式」のアイコンがあるのでクリックし、「ルールの管理」をクリックで設定画面に移動できます。
曜日を数値化する関数
新しい書式ルールの設定画面で「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選びます。
数式の入力項目が表示されるので、下記の数式を入力しましょう。
=weekday(B4)=1
=weekday(B4)=7
上記二つを書式設定すると、こんな感じで土日のセルだけ書式設定が反映されて、色塗りされるようになります。
上の数式は日曜日の日付を指定するもので、下の数式は土曜日の日付を指定するものです。
両方色塗りしたいなら2行分の数式指定が必要だし、どちらか片方だけ色塗りすればいいのであれば、片方の数式だけ指定すればOKですね。
動画
メモ:Weekday関数の返り値
Weekday関数とは指定したシリアル値から曜日を数値にして返す関数です。
今回の設定は要するに、日付から曜日を数値化する関数を使って、曜日が一致しているかどうかを条件付き書式で判断している、ということですね。
Weekday関数では、デフォルトだと戻り値はこんな感じになります。
曜日 | 戻り値 |
---|---|
日 | 1 |
月 | 2 |
火 | 3 |
水 | 4 |
木 | 5 |
金 | 6 |
土 | 7 |
まとめ
- 条件付き書式を使う
- weekday関数を使って曜日を数値化する
- 土曜日の戻り値は1, 日曜日の戻り値は7
ちなみにこの方法ですが、Google Docsのスプレッドシートでも同様の数式で条件付き書式が設定可能なことを確認済みです。
最近、個人的なメモや記録はGoogle Docsを使うようにしてる感じです。 仕事上はやっぱりExcelですけどね。
スポンサードリンク
Excelの日付に関するテクニック記事も一緒にいかがでしょう?
Excelで「今日の日付」と「現在の時刻」を入力するショートカットキー | Tipstour
Excelで日付(〆切)が迫っているセルに、自動的に色を付けて目立たせる方法 | Tipstour
【Excel】日付に曜日を入れて表示する方法 | Tipstour