色んな人から質問されたので、ちょっとまとめてみます。
しつこいようですが、10月12日からニュージーランドにワーキングホリデーで渡航予定です。
というか、もう10月過ぎてますね。 (記事を書いている時点では、まだ国内から書いています。)
【NZ】ワーキングホリデー! 10月12日から行ってきます | Tipstour
ニュージーランドのワーホリビザの申請が承認されました! 10月から行ってきます | Tipstour
渡航前に色んな人とワーホリの話をしていると、だいたい出てくるのが「現地では働かないといけないんじゃないの?」という質問。
というのもぼくが「特に働かずに国中をゆっくりと旅行するつもりだよ」という話をしているのが原因だと思うのだけど、"ワーキング"ホリデーという制度なのに働かないでOKなのか?という疑問が出てくるみたいですね。
特に家族からやけに聞かれるので、ワーキングホリデー制度についてもう少しまとめてみます。
ワーキングホリデーは別に「働かなくてもいい」制度です。
目次
ワーキングホリデー制度
ワーキングホリデー制度についての説明は過去に別記事にて書いているので省くとして、もともとワーキングホリデー制度の目的は、下記のようになっています。
ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。
各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。
ワーホリ制度についてもうちょっと詳しく解説している記事はこちら
「ワーキングホリデー」とは何か、何ができるのかまとめ | Tipstour
つまり趣旨としてはこう
「休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度」と書いてあるとおり、もともとは休暇が目的の制度なのですね。
ざっくり言えば「休暇中の生活費の足しとして、現地で働いてもいい制度」ということです。
「長期間の旅行の足しに働ることができる」と考えるとわかりやすい
基本忙しい日本人にはあまり馴染みがないのかもしれないけれど、海外諸国では長期の休みを取って、1ヶ月〜3ヶ月やそれ以上かけて海外に旅行しに行くというのはわりかし珍しいことじゃありません。
海外をバックパッキングしていると、ワーホリ制度を利用している・していないにかかわらず、長期間かけて旅をしている人たちを山ほど見かけます。
平気で数ヶ月、たまに「期間はどれぐらいになるかわからない」というようなすごいバックパッカーまで。
そうした人達が休暇としての旅をしやすいように、現地での勤労を認めるよう国同士で結んでいる協定なのだ…と考えるほうが自然ですね。
ぼくが質問を受けた「働かなくていいの?」というのも、多くの日本人にそうした長期の旅行の風習がないから、自然と出てきたものなのかもしれない。
日本人は真面目なので「海外に長期で滞在するなんて、働かないといけないんじゃ?!」という意識が出てきてしまうのかも。
個人的にはもっと気軽に、「長期の休暇を海外で過ごせる便利な制度」ぐらいで考えてますよ。
資金さえあれば現地で働く必要はない
つまり、現地で滞在する期間中、生活費が充分足りるのであれば働かなくとも良いということです。
ワーキングホリデー期間は1年間ですが、これも別に1年間必ずいないといけないわけではなく、途中で帰国してしまっても良いわけです。
そう考えると、たとえば半年とか、3ヶ月とかだけ現地に滞在する、旅行するということでもいいんですよね。
3ヶ月であれば、無理に働かなくても貯金だけで過ごすことも可能でしょう。 まあちょっと厳しいかもしれないけど…!
現地で働かなくても収入がある場合
ぼくの場合、現在はブログ諸々の収入が月25〜30万円ほどあります。
収入は日本国内の口座への入金になるので、現地で使えるようにするには多少の手数料とタイムラグがかかってしまうのだけど、余裕を持って生活しておけば全然大丈夫そうです。
日本国内から送金して生活費が充足できるのであれば、わざわざ無理に現地で働く必要はありませんから。
そうなると、日本での副収入をワーキングホリデーの生活費用にするということも可能なんですよね。
ワーキングホリデーをする人達の中ではおそらくレアパターンだとは思いますが、そうやって安定収入を得ながら旅を続けるという人も、国内にも世界にも少なからず存在します。
ここまで言うけど、働いても構わない
もちろん、現地で絶対に働かないということはなくて、経験のためにファームワークしてもいいし、生活資金の足しとして働いてもいいかなとは思っています。
ただ、安定収入があるおかげで、現地での旅行はある程度、自由度が高くなっていると思います。 ありがたいことですよね。
そういった働くのか? 働かないのか? も含めて、ほとんど白紙の1年間なのです。
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ぼくはもともと海外旅行・滞在しながらでも働ける仕事をしたいという目標があったので、ようやくその生活を実践するまで漕ぎつけた…というところでしょうか。
既に今年の2月〜3月で、1ヶ月ぐらい東南アジアを周りながら仕事をしたりするなど、事前練習(?)も行ってましたしね。
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それでは!