ずっと前から登りたかった名峰!
はいどうもこんにちわ。 田舎が鹿児島県頴娃町(現・南九州市)で時折田舎に帰っていたものだから、ずっと登ってみたかった山があるのです。
それがこの開聞岳(かいもんだけ)です。 その見事な円錐形の形をした山のフォルムと、海沿いにそびえる風景の妙味が人気のある、鹿児島県が誇る百名山。
田舎と言いつつも育ちはほぼ都内だったので、今まで登れる機会がまったく無かったのですよねー。 今回の鹿児島ノマドツアーでようやく初登頂!
開聞岳
開聞岳は鹿児島県・指宿市に位置する、標高924mの火山。
これだけ見事な円錐形で、かつ海にも面しているという見事な山はとても珍しいと思います。 地元民の贔屓目を抜きにしても、見事な山ですよ。
アクセスは車が便利ですが、電車だけでもアクセスできちゃいます。 指宿枕崎線の「開聞駅」から徒歩で登山口となる「かいもん山麓ふれあい公園」までだいたい25分程度。 鹿児島市内からでもいけちゃう。
登山者用駐車場
というわけで今回僕は車でアクセス。 ふれあい公園には十分なぐらいの駐車場スペースがあるので、満杯で停められないということはないんじゃないかな。
管理事務所にはコインロッカーも設置されてます。 が、こちらは4台ぐらいしかないので、あまりこのコインロッカーありきで荷物を持っていくことはしない方がよさそうです。
また、こんなレンタルステッキもあるようです。 1本200円。 道中では木の枝を持って登っている人もいましたが…。
トイレもここにあります。 開聞岳の登山ルート上にはトイレがないので、ちゃんと済ましてから登ろう。
登山口へ
朝9時の時点。 頂上部分だけがガスっていたけど、全体的には良い天気だったこの日。 気候も涼しすぎず、暑すぎず。
さて、登山口はこんな感じ。 割と暗い気がするけど、実は開聞岳、要所要所の見晴らしは良いのだけど登山道の90%はほぼ眺望なしなのです。 基本、木に囲まれた暗いルートばかり。
ちなみに登山〜下山までの時間の目安はこんな感じ。
- 成 人:登山3時間 下山2時間半
- 子 供:登山3時間半 下山2時間半
- 高齢者:登山3時間半 下山3時間
実際、僕も9時に登り始めて降りてきたのが14時半頃だったので、実質5時間半ぐらいですね。 休憩も入れて。
登ってくる
頂上だけガスっていたのが気になるけれど、この後晴れる可能性もあるので、大丈夫だろう。 きっと。
序盤はこんな雰囲気の森の山道が続きます。 地面が火山のザラザラした材質の砂利っぽくなってて歩きづらい箇所もあり。
5合目以降は、こんな感じの岩場が続きます。 これが結構キツイ!
開聞岳、手足を使って登る岩場が多いので思った以上に疲れます。
ストックもあると便利ですが、それ以上に手袋が必須かも。 手を使って登るところは、思った以上に多いです。 岩も傾いたモノも多いので、足だけを使って登ろうとすると滑りそうで至難の技な気がする。
ちなみに、岩場の下山はさらに注意が必要です。 特に湿っている場合は、特に。
頂上の素晴らしい眺めを御覧ください
そうして苦労した3時間、ついにたどり着いた開聞岳山頂の美しい眺めを御覧ください!
うーん、残念。 頂上のガスが消えてくれずに、そのまま残ってしまったのですな。
頂上付近にはこんな鳥居も。 今は荒廃してほぼ封鎖状態なようなのだけど、頂上付近を一周できる小道もあったみたい。
まあ、こういうこと(ガス)はよくあることですしね…。 過去に屋久島で宮之浦岳に登った時も景観に優れたエリアを登ってるときもずっとこんな感じ(プラス雨)でしたからね。
それをクヨクヨ言ってても仕方ないので、こちらは比較的視界が開けてガスも控えめだった、第2レスキューポイントの眺め。 こちらからの展望が微かでも望めただけでも良かったとしておきます。
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まとめ
今回の開聞岳は往復で5時間半ほどでした。
頂上がイマイチな天候だったので、またチャンスがあれば挑戦したいなあ…と思う反面、結構ヘビーな登りと下りになったので、この12月中旬までのノマドツアー時に改めて登るかは、ちょっと考え中。 他にも登りたい山々が沢山ありますからね…。
今回の山登りはこんな結果だったけど、外観はやはり素晴らしい山ですよ。 屋久島のような迫り来る山岳とは違って、唯一の美しさがあるように思う。
あ、そういえば11月中旬という時期だったけれど、紅葉っぽさはほとんど感じられませんでした。 あまり紅葉を目当てに登る山では、ないのかもしれません。