5月も中盤に差し掛かって、ようやく夏フェスの季節です。 テクノ系の大型のフェスが姿を消しつつあるなかで、ここ近年は小型・中型のキャンプ系の夏フェスが増えているような気がしますね。
そうした新進の夏フェスや、ド定番のフジロックフェスティバルなど、今年も沢山フェスに行く機会は沢山ありそうな感じですが、公式サイトやまとめサイトなどには乗ってない「これをもっていくと実は便利だぞ」というアイテムについてまとめてみました。 夏フェス歴7年ほどの経験の中で、これぞ知られざるアイテム、というものを集めました。
今年、夏フェスに行こうと思っている人は是非ご参考くださいませ。
目次
1.ファブリーズ
実はこれがあると便利。 ファブリーズに似たスプレー型の消臭剤でもOKです。
普段から洗濯してればわかりますが、衣類が生乾きになるとイヤな臭いが出るものです。
これはテント内でももちろん同様、狭くて換気性も悪いので宿よりタチが悪いのです。
で、ここで欲しくなるのがファブリーズ(もしくはそれに準じた消臭剤)があると、臭いも幾分軽減され、しかも除菌まで出来るので気持ち清潔にテント内で過ごせますよ。
ただ、あまり散布しすぎるとそれはそれで息苦しくなるので、ほどほどに。
天気がよければ、衣服は外に干してしまっても全然OKです。 むしろ、干しましょう。
2.ハンガー
フジロック期間中はほぼ毎年、必ずといっていいほど雨が降ります。
もはやレインウェアは言うまでもなく必要なアイテムでありますが、それでも雨が降ると中のTシャツやインナー、靴下、タオルなど、何らかの原因で濡れてしまうことは、やっぱりありますよね。
で、それを開催期間中に乾かそうとすると意外と大変、なかなか乾きません。
雨が降り続いたりしている中で乾かそうとすると、結構時間がかかるものです。
下手すりゃ1日目に濡れたズボンがまだ3日目にも湿っていたりして…そんな状況であったら良かったのにと思うのが、ハンガーです。
宿には結構ハンガーが置いてあったりするものですが、テントだと吊るせる場所はあっても、吊るすそのハンガーは自分から用意をしてあげないといけませんね。
ハンガー自体は軽いので多めに持っていってもそれほど支障ないですが、形の問題で色々とかさばるので、そこは工夫のし甲斐があるのかなと。
3.小銭入れ
夏フェスの期間中、移動しながら飲み食いをするためにメインの財布とは別に小銭入れがあると便利です。
メインの財布はリュックの中に入れておいて、飲み食いするための1万~5000円ほどのお札と小銭をすぐに取り出せるようにしておくとベスト。
もちろん、メインの財布の管理もしっかりとして無くさないようにしましょう。
ただ、無用な飲み食いを防ぐために、逆に小銭入れを用意しない…という選択肢も…アリですかね!?
4.気持ち多めの着替え
フェスの期間が長くて、かつ雨が降ったりすると、着るための衣服が厳しくなってきます。
下着やTシャツなどは「こんなにいらないかもなあ?」と思うぐらいの量は用意しておいた方が何かと安心です。
ちなみに衣服類がかさばって持ち運びが大変な場合は、綺麗に丸めて大きめのジップロックに入れて空気抜きすると、最小の大きさでコンパクトに出来ますよ。
山登りやトレッキングなどでは定番の方法ですが、お試しあれ。
5.ジップロック
上でも書いたとおり、ジップロックが便利です。
色んな小物をまとめたり、折りたためる服をコンパクトにしたり、食べ物を保管したり…大いなる可能性を秘めているのがジップロックです。
空気を抜いて色んなモノをコンパクトに収納出来るということから、これも山登りなどでは基本アイテムです。
ジップロックは、一応商品名なので、似たような密閉出来るチャック式の袋であればどれでもOKです。
6.保冷・保温効果のある水筒
夏フェスは暑い! 天候にも寄りますが、昼間はやはり暑い日の方が多いです。
そうした天候だと、冷たいドリンクを頼んでもすぐにぬるくなってしまうのが常。
それを防ぐために、500mlかそれ以上のサイズの、保冷・保温効果のある水筒があると便利です。
僕は、Klean KanteenのInsulatedのボトルや象印のボトルを使っています。
職場での飲料水やコーヒーなど、日常にも使えることも多いので、質の良いモノを購入してみると、フェスでも捗りますよ。
ちなみにフジロックでは、毎年象印が出展しており、そのブースにて水筒に無料でお茶をいれてくれるサービスを行っています。
つめたく冷えたお茶をついでもらえるので、結構ありがたい存在です。
7.スマホの防水ケース
なんだかんだでいじってしまうスマートフォン。 最近は、スマホ用の防水ケースも多彩に発売されてますね。
こうしたケース、夏フェスでも役立ちます。 フジロックのように、雨が降り続く可能性のあるフェスなんかでは生身でスマートフォンを操作するよりも、防水ケースにいつでも入れられるように用意しておくと安心です。
値段は500円程度のものから数千円するものがありますが、僕は500円ぐらいの防水ケースでも問題ないんじゃないかなと思ってます。
当然ながらお高いものの方が丈夫さや機能性に優れているものなのですが、防水という点に関してはある程度の安いものでもカバーされてますからね。
たまーに使うぐらいなら、安物でもいいかなっと。
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8.ウェットティッシュ
テント泊や歩いている途中、待ち時間など、何かと便利なのがウェットティッシュ。
跳ねた泥をぬぐったり、顔や体を拭いたり…とにかく色んなことに使えます。
無くてもいいけど、あると非常に便利。 それがウェットティッシュです。
乾いたティッシュでもいいけど、ウェットティッシュの方が野外では汎用性が高いです。
ただし、使い終わったウェットティッシュをそのまま捨ててしまわないように。 ゴミはちゃんとゴミ箱へ!
9.耳栓
なんで音楽を聴きに行ってるのに耳栓…?
そう思われそうですが、快適に休憩を取るために、結構役立ちます。
会場内でなく、会場外での使用、特にテント内での休憩時の使用がメイン。
夏フェスのキャンプサイトって、意外と酒盛りやらで盛り上がっている団体客などでうるさかったりするんですよ。
夜はじっくり休みたいのに、周りがうるさくて眠れないという状況はけっこう辛いので、僕は耳栓をかならず持って行くようにしてます。
下で紹介しているMOLDEX耳栓は米軍仕様のものなので、かなりの雑音をシャットアウトしてくれます。 オススメ。
キャンプサイトは基本的に暗いので、アイマスク等はお好みにて。
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10.ライブ用耳栓
また耳栓ですが、これは別の用途。
フジロックなどのメジャーな夏フェスは基本サウンドのPAがしっかりしているのであまり気にならないのですが、たまーに野外フェスのPA次第で音が割れて耳が痛くなるようなブースやステージがあったりします。
そんなことで耳を痛くしたり、聴力に悪影響を出すのもバカバカしいので、自衛手段としてライブ用の耳栓というものも持っていくのも良い事です。
ライブを楽しむために開発された耳栓は、音を遮断する目的の通常の耳栓とは違って、聞こえる音質を劣化させずに、人間に不必要な中高音域の音をカットしてくれます。
2013年の夏フェスでは、いくつか見たライブでちょっと音が割れ気味で痛々しかったものもあったので、耳を大事にしたい方は念のため持っていってもいいかもしれないですよ。
クラブ等での使用にもオススメです。
11.日焼け止め
天気のいい日は天気のいい日で気持ちいいものですが、なんだかんだで日焼けしがちです。
フェスの必需品というよりは野外で行動する場合の必需品ですが、日焼けしたくない人は日焼け止めを用意しておきましょう。
というか、日焼けする分には構わないんだけど、日焼けして首回りなどがヒリヒリして擦れて痛いのが嫌なんですよね。
擦れやすい部位だけでも、つけておきたいところ。
12.ドライヤー(宿の場合)
宿に宿泊出来る場合は、コンセントを用意出来るのでドライヤーがあると何かと便利です。
髪を乾かすというだけでなく、雨で濡れてしまった衣服やタオルを乾かすのにも役立ちます。
テント泊の場合は、ドライヤーはあきらめましょう…。
衣服を乾かしたい場合は、上で紹介していたハンガーを用意して、風通しをよくして干すしかありません。
天気が良ければ外の木などヒモを吊るして、干してみるのもよいかも。
13.自転車(フジロック)
フジロックって、宿やキャンプサイトから場内まで意外と距離があり、結構歩くんです。
往復が多いと、これが意外と面倒くさい。 人も多いし、場内に入ってからもまだまだ歩くし。
実は、場内の入り口近くには自転車を停められるエリアがあります。
実は無料で駐輪場が使えるのは自転車とオートバイのみ。(自動車は駐車場券が必要なうえ、駐車出来る場所も抽選。)
もし宿の宿泊で、かつ車の移動などで荷物に余裕があったりする場合は、小型の折りたたみ自転車なんかを持っていくと面倒な歩きが無くなっていいかもしれないですね。
これ、たまーにやってる人を見かけます。
14.移動中のCD、音楽
複数人数で車で現地まで移動する場合、音楽好きの集まりだし車内中でも音楽を流したいですよね。
出演する予定のバンドやDJなどのCDをあらかじめ用意しておいて、予習という形で聴きながら移動するのもなかなか楽しいものです。
イベントの規模や運の良さ次第では、本人にサインを貰うということも可能かも?
各アーティストの曲ごとに、CDをオリジナルで焼いてくるという手もありますね。
自作コンピというような形で楽しんでみるのもいいかもです。
15.本、電子書籍
フェスって意外と待ち時間多いんです。
会場前、バンドのセッティング中、お目当てのバンドがいない時間帯、等々…。
そういうときのために、ちょっとした時間をつぶすための本や小説を用意しておくとこっそりと捗ります。
スマホでもいいけど、電池は消費されるし電波が圏外だったりする場合もありますし。
しかしながら逆に雨にはめっぽう弱く、また、かさばるところもちょっと難点ですかね…。
場合によっては、Kindleなどの電子書籍を持ち歩くという手もアリです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
野外行動での必需品もあれば、そうでないものもありますね。
僕自身、夏フェス自体はかれこれ6~7年くらいは毎年のように行っている中で、実経験上でこれがあれば使えるなというものをまとめているので、信頼度は結構高いんじゃないかと思ってます。 手前味噌ですが。
ただ、2008年から6年連続で行き続けていたフジロックへ、今年は行かないことで僕自身はフェスに行く回数が少なくなりそうです。
皆さんは、夏フェス、楽しんでくださいね。(涙)
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