iPhone5sが水没故障してしまいました。
iPhoneが水没してまったく動かなくなってしまったので、修理をするのか買い換えるのか、どうしたものかと考えた末、修理をせずにMNPでキャリアごと乗り換えて、別のiPhone本体を購入するという作戦に出ました。
置かれている状況次第では、修理を依頼するよりも安い値段で新しいiPhoneが手に入りますよ。
そのまとめです。
※この記事は2014年6月時点での情報です。 あくまでご参考程度にどうぞ。
目次
iPhoneが水没で壊れたときの対応案
水濡れや水没によるiPhone故障ですが、故障の大きさにもよりますが起動しなくなるとたいていは修理が必要になってしまいます。
もしiPhoneが故障してしまった場合にどうするか、思いつくだけの案を以下に箇条書き。
- Appleで修理を依頼する
- 修理ショップで修理を依頼する
- 後継機種に買い替える
- MNPでiPhoneを安価で買い替える
- 別のスマホへ機種変更
- 時期iPhoneが出るまで待つ
正式なルートは「Appleで修理を依頼する」のが一般的です。
ただし、この場合修理費が27,800円かかります。 更にデータの保障なし。
AppleCare+などの、故障を安価で修理対応してくれる保険サービスのようなものに入っていれば、7,800円で修理対応してくれます。
僕もこれに入っていれば対応はまた違ったんだろうけど、今回は入っていなかったんですよねぇ…。
AppleCare+ - iPhone - Apple(日本)
非正規ですが「修理ショップで修理を依頼する」と、一般的に3分の1の価格で修理をしてくれます。
しかしAppleの保障が効かなくなるのと、水没度合いでは確実に直るわけではないところには注意が必要です。
もし非正規でも修理をお願いしたいということがあれば、下記ページから最寄のお店を探してみてくださいな。
近隣のiPhone修理が可能な店舗を検索できるサイト『iPhone 救急車』 | Tipstour
今回選んだのはMNPによる乗り換え
ということで、そのまま修理してもデータの保障がされないということなので、単純にそのまま修理するだけなのももったいない。
ということで色々考えた結果、思いついたのが「MNPのキャンペーンで実質0円でiPhoneが買えるなら、これで新しい本体を買えばいいね。 ついでにキャリアも変えてしまおう!」ということ。
今までガラケーのJ-Phone時代からキャリアを変えずにVodafone→SoftBankと変遷してきた僕ですが、ここでようやくキャリアをAUに乗り換えることに。
実はAUって、山間部で電波がつながりやすいんですよね。
SoftBankは元々ダメにしても、Docomoも繋がらない場所でも結構つながることがあるんですよ。
山登りやトレッキング好きなので、薄々とキャリアを変えたいなァ、なんて思ってたところなのでした。
MNPでiPhoneが実質0円キャンペーン、まだやってた
ということでMNPによるキャンペーンでのiPhone端末代金実質0円で取り扱ってくれるショップを探すところからスタート。
MNPでの端末代実質0円というと、最近総務省の指導からかこの手のキャンペーンをやるところがだいぶ少なくなってしまっているようです。 (2014年5月時点)
MNPでのキャンペーン値下げがないのであれば、わざわざ乗り換えを行うメリットがないのでそもそもの計画が破綻してしまうのだけど…。
どうやら探してみると、まだキャンペーンを行っているショップはちょこちょこと残っているみたいです。
かかった費用1:SoftBankの解約
SoftBankの契約期間内だったので、MNPすることで解約金は想定の範囲内です。
1番号の契約につき、10,260円とのこと。
ただ、今回はその解約金、2回線分の20,520円が必要になっちゃいました。
自分、どうも2回線の契約になっていたようで、そういえばiPhone4SからiPhone5sに乗り換えたとき、「もともと使ってたiPhoneにも電話番号が付与できますよー」ということで、番号をもうひとつ付けてもらってたのがあったのです。
どうやら、「スマホファミリー割」とか「ファミリーSIM」というものらしく、実際に利用しなければ維持費はほぼ0円で使えるということだったんだけど、解約にはメイン回線と同じ解約費用10260円がダブルでかかってしまうという罠がありました。
…おのれSoftBank!!
(まあでも、故障後の1~2週はそのふたつめの回線を有効活用出来たので、良しとします。)
かかった費用2:SoftBank→AUへのMNP手数料
MNPを利用することの手数料もかかりました。
こちらは2,160円。
かかった費用3:SoftBankの端末代
iPhone5sは昨年9月の発売直後に購入したもので、当然ながら割賦金がまだまだ残ってました。
月々3675円が残り18ヶ月。
合計で66,150円をSoftBankに支払わないといけないことになります。
ぐへー、これが地味にかなり辛い。
この残金は、解約する時期によって当然ながら変動します。
僕の場合は18ヶ月残ってましたが、人によって残り月数はそれぞれなのでショップで確認をしておく必要があります。
SoftBankショップのお姉さんによると、解約時に一括で残金を支払うという選択肢を選ぶことも可能みたいです。
かかった費用4:AUの利用料金と端末代
AU側でのiPhoneの購入。
16GBのモデルだと端末代が実質0円になるキャンペーンだったんだけど、今まで使っていたのが64GBモデルだったので、ちょっとプラスで端末の費用はかかるけども64GBモデルにしました。
64GBモデルの本体価格は90720円。
ここにMNPの値下げが68040円入って、端末代がトータル22680円。
月々割賦で945円*24回です。
実際、このMNP値下げの68,040円が大きいところで、正直故障による乗換+買換とするのはMNP値下げが無いと旨味はほぼゼロになっちゃいますね。
値下げが無いのなら、現行キャリアのまま修理費2万強を支払うほうがお手ごろかと思います。
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まとめ:MNPで買い換えた場合の総額
ということで、今回のMNPで乗り換えてiPhone5s 64GBモデルを買い替えた場合の総額は、111,250円になりました。
- SoftBank2回線の解約金:20,260円
- MNP手数料:2,160円
- SoftBank iPhone端末代金(残金):66,150円
- AU iPhone端末代金:22,680円
うーん、こうして値段をみてみると、得をしてないように見えるどころか、大損なようにも見えるんだけど…?(笑)
僕の場合、解約金がダブルでかかっちゃったところと、故障した本体の残額がかなり残ってるので結構お高い感じになってしまってます。
(キャリア変更出来たことを抜かしてしまうと、修理よりもお高い費用がかかってるかも。)
ただし、「薄々キャリア乗り換えを考えていたときに、不運にもiPhoneが壊れてしまった」という状況であれば、キャリア変更ついでに本体もお安く買える…というメリットは大きいです。
また、故障した本体の割賦金の残りが少ないのであればかなり旨味もありますね。
この方法での乗り換えなら、条件が整えば、最安でMNP手数料だけでiPhone本体が手に入ることになります。
まとめると、「キャリアを変えたい気持ちがある」「2年縛りの解約金がかからない」「故障したiPhoneの割賦金が残り少ない」場合は、この方法がおススメであるという結論になります。
おすすめMNPサービス
MNPをすることでキャッシュバックもしてくれるサービスなども存在します。
たとえばソフトバンクへの乗り換えを検討している方は、こちらがオススメです。
壊れたiPhoneが手元に残ったら
iPhoneをMNPで乗り換えることにした場合、破損したiPhoneは手元に残ることになります。
このまま飾りとして眠らせておくのはもったいないので、本体をジャンク品として買い取りに出すことも可能ですよ。
僕の故・iPhone5sはを買い取りに出してみたところ、破損品にもかかわらず1万円以上で買い取ってくれました。
詳しくはこちらの記事もどうぞ。
水没故障したiPhoneを買取に出してみたら1万円以上で買い取ってくれた件 | Tipstour
以上です!
結構長くなりましたが…もし同じように壊れちゃった方は是非ご参考くださいませ。
それでは!