1月末から東南アジア各国を旅行中です。
まずはインドネシア・バリ島に滞在予定なのですが、色々調べてみるとインドネシアでは帰りのチケットがないと入国を拒否される場合があるようです。
更に調べてみるとどうやら諸説あるようで、「念入りにチェックされた」とか「全然聞かれなかった」とか、どうも対応がハッキリしません。
インドネシア政府側の対応なので、タイミングによって厳しかったり、ゆるかったり…というのもあるのかもしれません。
あとは、担当官によって厳しかったりゆるかったり(雑とも言う)するので、その違いの場合もあります。
そんなわけで、2018年1月時点で成田→インドネシア・バリに入国する際に帰りのチケットを要求されたかどうかを確認してみました。
ご参考までにどうぞ!
目次
インドネシア入国の基本情報
インドネシアへの入国について、少し基本的なところをまとめておきますね。
いずれも2018年1月時点での情報です。
観光に必要なビザ
30日以内の観光目的の場合、日本人はビザの取得が不要です。
31日以上滞在する場合は延長の申請(35ドル)が必要ですが、30日間であれば特別な申請や取得は不要になっています。
これは2015年6月からの措置で、インドネシア大使館には下記のように記載されています。
日本国籍の方が30日以内の観光でインドネシアを訪問する場合はビザが免除されます。
日本国内での事前手続きは必要ありません。(滞在期間の延長は不可)
入国にはパスポートの残存有効期間が6ヶ月以上(インドネシア入国時)、連続した査証欄空白ページが1ページ以上、帰路のチケットが必要です。
事前にパスポートをご確認ください。
*31日以上の観光や、商業目的でないスポーツ、視察・短期講座・短期トレーニング、商談、商品の購入、ボランティア等が入国目的の場合は現行通り到着ビザをご利用下さい。
Visa | KBRI Tokyo
「帰路のチケットが必要」としっかり書いてありますね。
ただし、実際には(日本への)帰路だけではなく、出国のチケットがあれば問題ないようです。
事前にチケットを用意のが一番の安全策
もちろん一番の安全策は、帰りのチケットを事前に用意しておくことです。
一般的なバリ島旅行であれば、往復でチケットを取っているはずなので、何も恐れることはありません。
問題となるのは、インドネシアに滞在した後に「そのまま別の国に行こうかな」と思ってチケットを未入手である場合。
バックパッカーやノマドのようなスタイルで旅行する人の場合、とりあえずその国に行ってから、その後の予定を決めていくという人も多くいます。 (ぼくもですが。)
そうした人の場合は、この縛りは少々不便です。
どちらにせよ30日しか滞在できないとはいえ、あらかじめチケットを手配するということは出発日や出発の空港を先に決めてしまう必要があるからです。
旅の状況や気分によって、入国はこの空港にしたけど出国は別の土地から、なんて変更することもありますが、先にチケットを手配してしまうとそういったことをやりづらくなってしまうのですよね。
今回は事前に買っておいた
対応策として、マレーシアなどの国境近くの安いチケットを手配しておくという手もあります。
出国チケットさえあれば良いということは、別にそのチケットを必ずしも使う必要はないということでもあるので、安い適当な出国チケットを予約して確保しておくのでも大丈夫なわけですね。
スカイスキャナーなどで検索すると、インドネシア・メダンからマレーシア・クアラルンプールへの飛行機が2,500円ほどで手配できるので、こういった安いチケットをダミーとして手配しておいて、いざという時に見せる…という感じでも良いかと思います。
とはいえ今回は、素直にインドネシア・バリ島からマレーシア・クアラルンプールへのチケットを手配しておきました。
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日本出国時にチケットを確認されたかどうか
まずは成田空港で帰りのチケットを確認されるかどうかについて。
今回使ったエアアジアでは、チェックイン時にカウンターのお姉さんに「帰国のチケットはありますか?」と確認されました。
やはり、インドネシアへの国際便の場合、事前に確認が入るようです。
とはいえ、ここで入国拒否! …などの強制力はなさそうですが。
お姉さんに「入国時に帰りのチケットがあるかどうか、やっぱり確認されるんですか?」と訪ねたところ「される場合もあるし、されない場合もある」「ランダムに選ばれて確認されるみたい」とのことです。
やはり、ランダムにピックアップされて質問されるというのが現状のようですね、
航空会社はインドネシアへの国際便を運行している手前、その辺のフォローを入れてくれているのだと思います。
インドネシア入国時にチケットを確認されたかどうか
さて、いざインドネシア・バリ島に入国。
イミグレーションのゲートに並びます。 (画像は税関です、あくまでイメージとして。 笑)
イミグレーションで聞かれた内容はこれだけでした。
「How long?」(どれぐらいいるの?)
「2 Weeks」(2週間)
チケットについては一切触れられることなく、すんなりと入国できました。
やはり、エアアジアのお姉さんの言うとおり、全員に聞くわけではないのでしょう。
ぼくの場合は、聞かれなかったパターンなのだと思います。
…とはいえ、いざイミグレーションで帰りのチケットを聞かれてしまうと面倒です。
やはり、ダミーでも良いのでチケットを予約しておくのが安全だと思います。
まとめ
- インドネシアは30日以内の観光ならビザ取得は不要
- ビザ取得は不要だが「出国チケット」の手配は必要
- しかし、入国時に必ず確認されるわけではない
- ダミーでもいいので出国チケットを手配しておくほうが無難!
というわけで、2018年1月時点での実体験をまとめました。
参考までにどうぞ!
それでは!
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