取り急ぎ、GA4を使えるようにする方法を教えて下さい!
…という方のために、その手順をまとめました。
ということで、こんにちは!
2022年3月17日、突然、Googleよりこんな通知が表示され、Web業界では戦慄が走っています。
それまでに Google アナリティクス 4 プロパティに切り替えて設定を進めておきましょう。
このように2023年7月から、従来のユニバーサルアナリティクス(UA)の方式ではデータ集計が出来なくなるという通知が、Google公式から発表されました。
ユニバーサル アナリティクスのサポートは終了します
Google アナリティクス 4 は、ユニバーサル アナリティクスに代わる次世代の測定ソリューションです。
2023年7月1日をもって、標準のユニバーサル アナリティクス プロパティにおける新しいヒットの処理は停止されます。
現在ユニバーサル アナリティクスをご利用のお客様には、Google アナリティクス 4 を使用するための準備をしていただくことをおすすめします。
Googleアナリティクスには、従来から使われてきたユニバーサルアナリティクス(UA)という計測方法の他に、GoogleAnalytics4(GA4)という計測方法が2019年に追加されました。
今回アナウンスされたのは、2023年7月にはこのGA4に乗り換えないと、アクセス解析が出来なくなるよ、という通知です。
つまり、「従来のユニバーサルアナリティクスは2023年7月移行使えなくなる」「今後もアクセス解析を計測する場合GA4に移行が必要」ということですね。
そんなこと急に言われても困るよ!
…って感じですが(ぼくもそう思います)、いずれは対応しないといけなくなります。
影響度が大きすぎるため、もしかすると今後、少し猶予期間が伸びるかもしれませんが、いずれはGA4への移行を迫られることになりそうです。
この記事では取り急ぎ、ユニバーサルアナリティクス(UA)のみ設定しているアカウントで、GA4のプロパティを作成する方法(GA4を使えるようにする方法)についてまとめました。
ご参考までに、それではどうぞ。
【パターン】GA4プロパティを新規作成しないといけない場合
Googleアナリティクスのプロパティは、現在以下の2種類の状態に分けられます。
- ①UAとGA4の両方のプロパティが作成されている状態
(2019年以降に作った場合) - ②UAのみのプロパティが作成されている状態
(2019年より前に作った場合)
①のパターンの場合は、すでにGA4のプロパティが作成&登録されているため、今作業は不要です。
多くの人は②のパターンに当てはまるかと思います。
その場合、GA4プロパティを新規作成し、登録するという作業が必要になってきます。
この記事では、そのGA4プロパティの新規作成手順をまとめています。
【手順】GA4プロパティを新規作成する方法
ということで、その手順について。
まずはGoogleアナリティクスの画面を開き、左側のメインメニューの一番下「管理」を開きます。
アカウントやプロパティの画面が開くので、ここで真ん中のプロパティが、今回の作業対象となっていることを確認して、「GA4設定アシスタント」を開きましょう。
まだGA4プロパティが作成されていないと、このように「新しいGoogleアナリティクス4プロパティを作成する」という表示が出てくるかと思います。
ここの「はじめに」をクリックです。
GA4プロパティの作成確認画面が表示されます。
GA4プロパティを作っても、タグの差し替えなどを行わなければ、データ計測や過去のデータには影響ありません。
…ということで、ここで「プロパティを作成」をクリックします。
GA4のプロパティが作成完了しました!
同時にアカウントへの登録も完了されており、現在のサイトと同じドメインが対象となっています。
アカウント一覧を見てみると、このように「**** - GA4」という名前で、新しいプロパティが作られていることがわかります。
GA4プロパティを開いてみるとこんな感じ。
まだ計測をそもそも実行していないため、データはゼロのまっさらな状態です。
ここからタグの挿入、もしくはタグマネージャーを使って計測設定をすることで、GA4の方にもアクセス解析データが貯まっていく、という形です。
(もちろん、従来のUAのアクセス解析も並行して計測できます。)
まとめ
以上、GoogleアナリティクスでGA4プロパティを新規作成する方法でした。
今後、この一連の対応はWebサイトを持つ個人・企業関わらず必須担ってくると思いますので、はやめに対応していきましょう。
Tipstourでも、最新の情報や手順等、またシェアしていきたいと思います。
以上、ご参考までに!